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横須賀でしか味わえない「よこすか海軍カレー」ってどんなもの!?

ココがキニナル!

横須賀のいたるところで味わえる「よこすか海軍カレー」って、どういうカレー? どこでも食べられるものなの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

「よこすか海軍カレー」は、明治時代の日本海軍の軍隊食だった当時のレシピに基づいて作られたもの。公式なものは横須賀市内でしか味わえない。

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ライター:橘 アリー

カレー関連商品がいっぱい!?



「よこすか海軍カレー」を提供しているお店は、主に、京浜急行線の横須賀中央駅と汐入駅の間にある。
 


ガイドブックにはカレーマップが載っている(『よこすか海軍カレー ガイドマップ』より)

 
まずは、「横須賀の玄関口」とも言われる京急横須賀中央駅周辺に向かう。
 


横須賀中央駅の東口を出ると
 

駅の観光案内所横に、マスコット人形が置かれている

 
このマスコットは、「スカレー」という名前で、「カレーの街よこすか」の公式マスコットキャラクターである。
 


「よこすか海軍カレー」のアンテナショップへ
 

駅から程なく、アンテナショップ「YYポート横須賀」に到着

 
「YYポート横須賀」は、1階にはカレー関連のお土産を扱うお店やカフェ、観光案内所があり、2階は「横須賀海軍カレー本舗」というレストランになっている。
 


ここにも「スカレー」がいる
 

店内は明るく、とても良い雰囲気である
  

棚には、レトルトカレーやお菓子などのカレー関連の商品が数多く並んでいる
 

レトルトの「よこすか海軍カレー」は全部で12種類あり
  

人気上位3位はこの商品

 
人気順に左から、横須賀カレー本舗(463円)、株式会社ヤチヨ(381円)、株式会社調味商事(2食入:972円)のレトルト「よこすか海軍カレー」。
 


自宅で手軽に「よこすか海軍カレー」を作れる「C&B カレーパウダー(1491円)」
 

カレーパウダーの解説
 

そして、こんなものも・・・
 

「よこすか海軍カレーラムネ」(183円)なるものを発見!

 
はたして、爽やかなイメージのラムネと刺激的なイメージのカレーは合うものなのか・・・。
あまりのインパクトに思わず買ってしまったが、飲む勇気が出なかったので、取材の帰りに“はまれぽ編集部”へ寄って置いて帰ろうとしたが、編集部・宮城氏に「せっかくだから飲みましょう!」と勧められ、何度も断ったが、結局飲むことに・・・。

結果、一言でいうと、炭酸水にカレーパウダーを溶かしたような味。
とても衝撃的な飲み物である。
個人の意見としては、ラムネとカレーは別々の方が嬉しいが、この組み合わせが好きな方も居られることでしょう・・・たぶん。

話を戻して・・・
ラムネ以外にも、カレー関連商品には、カレーカステラやクッキーやポテトチップなどもある。
カレーとのコラボは意外性があって面白く、お土産には良いのではないだろうか。
 


カレー関連商品を見た後、店内の階段を上っていくと「横須賀海軍カレー本舗」へ行ける

 
お客さんがいっぱいだったので撮影できなかったが、店内はこんな感じ。
 


落ちついた雰囲気の店内(写真提供:カレーの街よこすか事業者部会)
 

「よこすか海軍カレー(1200円)」(写真提供:カレーの街よこすか事業者部会)
 

明治末期のカレーシチューを再現した「よこすか海軍カレー」が食べられる

 
続いて、「YYポート横須賀」すぐ近くには、カレーハウスCoCo壱番屋横須賀中央駅前店がある。
 


左のオレンジ色のシェードが「YYポート横須賀」で右がCoCo壱番屋
 

横須賀中央店店長の渡辺さん

 
ここは、良く知られているカレーのチェーン店だが、この横須賀中央店・本町店・追浜店の3店舗で、CoCo壱番屋オリジナルの“ココイチ海軍カレー”を販売しているそうだ。
 


ショーケースの中には、カレーのサンプルと一緒に「スカレー」がいた!
 

「ココイチオリジナルよこすか海軍カレー・チキン(700円)」
(写真提供:カレーの街よこすか事業者部会)

 
次は、横須賀で有名な商店街である「ドブ板通り商店街」にあるお店を見に行くことに。
 


ドブ板通り商店街の様子
 

横須賀に縁深い有名人の手形レリーフが設置している場所を記した「手形マップ」

 
この商店街には、「よこすか海軍カレー」を提供しているお店が3店舗あるが、そのうちの2店舗がTSUNAMI(つなみ)というお店で、2軒並んでいる。
 


左が「TSUNAMI カレー&グリル」で、右が「レストラン TSUNAMI」

 
「レストラン TSUNAMI」は、もともとご当地バーガー「ヨコスカネイビーバーガー」を提供するお店として人気だったが、2013(平成25)年にカレーをメインとした2号店「TSUNAMI カレー&グリル」をオープンしたそう。
 


どちらのお店でも「よこすか海軍カレー」が食べられるようだ
 

「TSUNAMI」に掲げられているメニュー

 
オーナーの飯田さんによると、カレー作りに2年の構想期間を経て「よこすか海軍カレー」の販売を始めたそうだ。
 


TSUNAMIカレー&グリルのよこすか海軍カレー(1000円)
(写真提供:カレーの街よこすか事業者部会)
 

レストランTSUNAMIのよこすか海軍カレー(1000円)
(写真提供:カレーの街よこすか事業者部会)

 
辛口のカレーであるとのこと。

このように「よこすか海軍カレー」は、『海軍割烹術参考書』のレシピを元にして、それぞれのお店が隠し味などを加えて、それぞれの特徴を出して提供している。

そんな中、『海軍割烹術参考書』のレシピを忠実に再現しているお店がある。
最後に、そのお店、「よこすか海軍カレー館(魚籃亭〈ぎょらんてい〉)」をご紹介。
同店は、「よこすか海軍カレー事業者部会」の登録1号店である。