続投決定の中畑清監督が来季に誓う優勝! 2014年、横浜DeNAベイスターズの本拠地最終戦をレポート!
ココがキニナル!
2014年横浜ベイスターズ最終戦セレモニーの様子がキニナル(enjunさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
クライマックスシリーズは逃したものの、中畑清監督の続投が決定! 自身とチームの悲願である優勝を目指すと宣言!
ライター:田中 大輔
ハマスタを彩る光と花火
スピーチが終わると選手たちはいったんベンチへ。
照明と花火を組み合わせ、ハマスタを幻想的に演出する「エレクトリカル・ファイヤーショーTHE FINAL」の始まりだ。
スタンドを彩るケータイの光。あの独特の雰囲気が再び
スタジアム中の照明が落とされ、光るのはファンたちが持つ携帯電話の光のみ。
そんないつもとは違うハマスタでライトと花火の閃光が、今シーズンを締めくくるように飛び交った。
花火とライトを使った演出。diana も花を添える
花火が終わると、照明が落ちたままの薄暗いフィールドにスポットライトを浴びた選手たちが再び登場。
ファンの声に応えながら、一塁側からぐるりとスタジアムを一周した。
スポットライトの中、選手たちが再びグラウンドへ
この日は登板のなかった番長・三浦大輔投手も
最後までフィールドに残ったのは監督。スタンドに声をかけ続けた
これで、今シーズンの横浜スタジアムは全部おしまい。
いいシーズンだったと振り返るか、こんなんじゃダメだと思うシーズンだったか。ファンの声を聞いてみよう。
今季を振り返ったファンの声は!?
試合後のスタジアム周辺でファンに今季の感想と来季への期待をインタビューした。
まずはこちらの大所帯。
フェイスブックを通じて知り合ったDeNAベイスターズファン仲間というグループだ。
撮影の掛け声はもちろん「I☆YOKOHAMA(アイ・ラブ・ヨコハマ)」
みなさん口々に「スタートの失敗が」と開幕直後の不振を嘆いたが、「それでも去年より良かった」と続ける。
「同じ負けでも、あと一本出てれば逆の結果だったというような負けも多かった」、「ピッチャーは安定してきた」とチームの成長にも手応えを感じているようだ。
来季は「生え抜き選手をもっと育てて、優勝を!」とエールを送ってくれた。
こちらは、お父さんたちもベイスターズファンというサラブレッドな「ハマっ娘」たち。
ベイスターズ愛は若い世代にも
「悔しかったけど、楽しい1年だった」と振り返った彼女たち。
梶谷選手と交錯した筒香選手が救急車で搬送されたシーンや、桑原将志(まさゆき)選手が頭に死球を受けたシーンなど、ハラハラした場面では「泣きそうだった」と話した「ハマっ娘」たちに来季の目標を聞くと、「CSに行きたい! あ、やっぱり優勝!」。
自らインタビューに立候補してくれた3人組は、「満足のいくシーズンだった」と話す。
冷静かつ情熱的に話をしてくれた3人
もちろん来季には「優勝。CS狙いじゃなくて1位を」と期待。
中畑監督の続投には大賛成とのことで、「最下位でもいいから長期政権を担ってほしい」と長い目でのチーム強化にも注目しているそうだ。
来季躍進のカギのひとつとして、「ジーモ(モスコーソ投手)やグリエルの残留」と外国人選手の去就を挙げてくれた。
取材を終えて
まだ、DeNAベイスターズの2014年シーズンは続いている。
4位になるか5位になるかはまだ分からないが、残念ながらCS出場はできなかった。
口々に「悔しい」とファンが話すが、その後に「でも、楽しかった」が続く。
ファンは手応えを感じているのだ。
たぶん選手や首脳陣も同じなんじゃないだろうか。
最下位が定位置だったあのチームが、ちょっとずつ強くなってる。もうちょっとでAクラスに入ることができる。優勝だって狙えるかもしれない。
数年前までの闇雲な「来季こそ」とは全然違う「来季こそ」。
試合後に話を聞いたファンのひとりが、「最後のセレモニーはすごくキレイだった。来年はあの中をペナントを持って歩いてほしい」と言っていた。
実現すれば、なんて素敵な光景だろう。
そのシーンを夢見ながら、まずは今シーズンの残り試合を戦い抜こう。そして持ち越された夢を叶えに2015年に向かおう。
―終わり―
今宵月男さん
2014年10月06日 14時39分
「ダグアウトの向こう」は今年も発売されるそうなので、ぜひ見てほしいです。中畑さんはテレビで明るく騒いでるだけじゃなくて、裏では真剣にベイスターズを強くしようとして頑張っているんです。「ダグアウトの向こう」を見たらますますベイスターズを応援したくなります。
かにゃさん
2014年10月06日 12時41分
今年は巨人に唯一勝ち越した球団という意味では評価できるかな。来年こそは頼みます。
ばんどさん
2014年10月04日 23時04分
2005年以来、9年ぶりのAクラス、21世紀最初の年以来の勝率5割以上は達成できませんでしたが監督就任4年目を迎えられれば球団史上3番目の長期政権となります。