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交通局のビッグイベント「はまりんフェスタin新羽2014」の様子をレポート!

ココがキニナル!

市営地下鉄のお祭り、はまりんフェスタが気になります。どんなイベント?(おまさん、rin_kaさん)

はまれぽ調査結果!

開場前から多くの人が詰めかけた「はまりんフェスタ」!普段は見られない車両や、普段はできない体験に来場者はニコニコ笑顔!

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ライター:田中 大輔

交通局以外からも応援がたくさん



今回のはまりんフェスタでは、交通局以外からの出展が多かったのも以前までとは違うところ。
電車やバスのファンだけに限らず多くの人に楽しんでもらおうと、横浜市の別の局や民間の協力企業などが軒を連ね、民間鉄道会社のイベントとはちょっと違う雰囲気ができ上がったと担当者は胸を張る。

その言葉通り、資源循環局からはイーオとミーオの描かれた可愛らしい収集車が派遣され、会場の一角には真っ赤な消防車も姿を見せた。
 


 

横浜市の仲間たちも応援に駆け付けた

 
根岸にある「馬の博物館」からは “野間馬(のまうま)”のミカンが来場。
 


2010(平成22)年生まれのオス、ミカン

 
野間馬は日本固有の在来馬だそうで、現在は50頭ほどが飼養されているのみなんだそうだ。ミカンは来場者になでられたり、記念写真に写ったりと大忙しの様子だった。

また、会場内のイベントステージには市のキャラクターたちにまじって福島県いわき市のゆるキャラ「フラおじさん」も登場。いわき市からは「スパリゾートハワイアンズ」のフラダンサーたちも駆け付け、パフォーマンスを披露してくれた。
 


いわき市から遠路はるばるやって来たフラおじさん

 
これは、スパリゾートハワイアンズの宿泊客向けの貸切バスを交通局が出していることでできた縁。遠く福島から応援に来てくれたというわけだ。

同じ福島県いわき市からは「アクアマリンふくしま」の移動水族館も。
 


 

まさか車両基地で水族館が見られるとは!

 
色鮮やかな魚の泳ぐ水槽や、エビやヒトデの入ったプールが展示されていて、こちらも長い行列ができるほどのにぎわいを見せていた。



来場者と交通局の声は



今回のはまりんフェスタにはたくさんの来場者が訪れた。数字は集計中だが、担当者の印象では過去の交通局のイベントと比較しても最高の動員数となったようだ。

会場内をぐるぐる回った印象だと、いちばん多かったのは家族連れ。
インターネットでイベントを知ったという鈴木さんご一家は、「子どもが電車が好きで、こういうのが分かる年齢になってきたので」と新羽に足を運んだそうだ。
 


市内から訪れた鈴木さんファミリー

 
5歳のお兄ちゃんは「電車の運転席に入れて楽しかった」とニコニコ。
「日ごろ入れないところに入れるのは大人でも楽しい」と言うお父さんは、「面白かったのでほかのイベントにも行ってみたい」と満足げに話してくれた。

ほかにも、午前中に市電保存館を訪れ、そこでたまたまイベントを知って急遽来場したという家族や、筋金入りの電車ファンなどの姿もあり、会場はまっすぐ歩くのも大変なほどの盛況ぶりだった。

交通局の竹内さんは、「みなさん楽しそうで笑顔が多く見られました。我々の力にもなります。いただいたパワーを返していきたい」とうれしそうに話す。
 


はまりんフェスタは局内から募った有志が運営(写真右が竹内さん、左は新人の松井さん)

 
開会閉会セレモニーなどで司会を務めた松井さんは、今年入局したばかりで今回が初めてのはまりんフェスタ。「司会は緊張しましたが、やりがいを感じました」とホッとした様子。
家族連れが多かったことに触れ、「家族の思い出になってくれればうれしいです」とコメントしてくれた。



取材を終えて



はまりんフェスタは手作りのイベントだ。
現場で働いている人も、よそからきた出展者以外は交通局の人ばかり。
普段は接点の少ない職員同士の交流を深める目的も隠されているんだそうだ。

彼らはイベント運営のプロではないから、イベントは自然と手作り感が強まる。
例えば・・・
 


こんな看板も、裏側から見ると
 

こんな感じだったり

 
1000系の車内に展示されたポスターも、職員やその家族が書いたものだそうだ。

見た目の完成度は高くないのかもしれない。
でも、この雰囲気が市営交通の身近さを感じさせる。
そんなアットホームな雰囲気と、存在感のある電車やバスという大きな主役。それがないまぜになった独特な雰囲気がはまりんフェスタの魅力。
だから、みんな楽しそうにイベントを楽しんでいたのかもしれない。今回行けなかった人は、次回以降をぜひお楽しみに。


―終わり―
 

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  • 「1000系(けい)」ではなく「1000形(がた)」ではないでしょうか?

  • ミカンちゃんと(一緒に居た)マロンちゃんに癒されました。鉄道のイベントというより、文化祭といった感覚だったかな。今後も、このイベント毎年開催されると良いですね。

  • フラダンスではないが、フラおやじと聞くと以前にハマっていたことのある漫画&アニメ「魔方陣グルグル」の、キタキタおやじ?かと思ったら、新しいゆるキャラだったんですね。…だけど失礼ですがどちらも微妙です。横浜交通博物館でも古い車両なら見れるけれど、現役車両はこういう機会にしかじっくり見れないので、これからもやって欲しいイベントですね。

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