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誕生から25年を迎えた「横浜ベイブリッジ」、保守点検の現場を密着取材!

ココがキニナル!

横浜ベイブリッジも開通から早25年になるはず、日々のメンテナンスや補修はどうなっていますか?(イカスミさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

メンテナンスの内容は「日常点検」「定期点検」「臨時点検」に分かれ、毎日行われている項目も。現在、約10年をかけた塗装工事が行われていた

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ライター:河野 哲弥

点検内容は、大きく分けて3種類



さて、いよいよもって雨風が強くなってきたので、ひとまず同社へ撤収。今度は、基本構造の管理を担う菅野寬政(すがのひろまさ)さんに、詳しい話を伺うことになった。改めてベイブリッジの概要から振り返ってみよう。

 

25年前の開通式の様子(画像提供・首都高速道路)
 

「横浜ベイブリッジ」の全長は860メートル、主塔の高さは海面から175メートル、構造形式は「斜張橋(しゃちょうきょう)」というそうだ。
「斜張橋」? この聞き慣れない単語について質問してみると、「レインボーブリッジと比較すると、分かりやすいですよ」とのこと。

 

ベイブリッジは、ケーブルの向きが斜め(画像提供・首都高速道路)
 

レインボーブリッジは、ケーブルの向きが垂直(画像提供・首都高速道路)
 

このように「斜張橋」とは、主塔から斜めに張り渡されたケーブルで橋を支える形式のことを指すらしい。

対してレインボーブリッジは「つり橋」に分類され、弓形に張り渡された2本のメーンケーブルに強い張力をかけ、それが橋を「つるして」いる。

では、いよいよ投稿にあった、メンテナンスと補修の話題に移ろう。
菅野さんによると、同社では「保全情報管理システム」による、一元的な管理体制を運用しているとのこと。先ほどの巡回点検で得られた結果をデータベース化し、優先度の高いものから補修を行っていると話す。

 

「保全情報管理システム」の概念図
 

また、点検内容は大きく3種類に分かれ、それぞれに頻度や条件などが決まっているという。
その一部を抜粋すると、以下のようになる。

【日常点検】
・巡回点検
 「高速上巡回」:パトロールカーによる車上目視点検(2から3回/週)
 「交通パトロール」:交通管理員による巡回監視(毎日)
・徒歩点検
 「高速上徒歩」:高速上からの目視点検(1回/5年をかけて全体)

【定期点検】
・概略点検
 「主桁・主塔・ケーブル・支承、伸縮装置」:目視点検(1回/2年)
・詳細点検
 「主塔の倒れ量」「ケーブル張力」「塗装の膜厚」など合計9項目:測定や近接点検(1回/5年をかけて全体)

【臨時点検】
・地震時点検:震度5弱以上の場合随時
・暴風時点検:目安として平均風速15メートル以上の場合随時
・異常時点検:大型タンクローリーの転倒事故など、ケースごとに判断

 

それぞれの様子、一例
 

こうした各種点検作業のほかにも、耐震性強化のように、必要に応じて補修が行われる場合がある。

 

矢印の先にある四角形をしたパーツが補強部材
 

「安全性と快適性の両立が私たちのモットー」と菅野さん。補修はもちろんだが、工事渋滞を極力少なくするよう工事時間を考慮したり作業を時間通りに終わらせたりすることも、重要な課題だ。

では、「横浜ベイブリッジ」ならではの、苦労するポイントはあるのだろうか。
これについては、「斜張橋の特徴は、斜めに張るケーブルが、縦と横双方のバランスを取っていることです。したがって、一本の異常が全体に影響することもあり、その点が難しいですね」と話す。
例えば、ケーブルが垂直に走るつり橋であれば、縦方向のベクトルだけを考えていればいい。これは確かに複雑そうだ。

 

現場から帰る車内、改めて保守作業の重要性を感じる
 

また、一番嫌なことについて伺ってみたところ「鳥と雪」なのだとか。フン害がネックとなる鳥は、追い払ってもすぐに戻ってきて次々と巣を作る。一方、その重さが無視できない雪は、寒い中での除雪作業が待っている。そして両者には、決して人の思いが届かない。



ベイブリッジ25周年を迎えて



最後に、広報室の二瓶裕(にへいゆたか)さんから、トリビアをいくつか紹介いただいた。
「横浜ベイブリッジ」では、今年から来年の年始にかけて、特別なライトアップを行っているそうだ。

 

いつもはブルーに光るベイブリッジが、ピンクの照明を身にまとう(画像提供・首都高速道路)
 

期間:来年1月4日(日)までの毎日
時刻:日没から深夜0時まで

ただし、毎時20分からの10分間と、50分からの10分間となっているので要注意。また、12月21日(日)、24日(水)、25日(木)、31日(水)の各日については時間を延長し、日の出時刻までピンク色をしたベイブリッジが楽しめる(毎時20分からの10分間と50分からの10分間は同じ)。

また、来年3月に開通することになった「中央環状品川線」も見逃せない。完成すれば、横浜から東名高速・中央高速・関越自動車などへのアプローチが、格段に便利になる。

 

赤い部分が「中央環状品川線」
 

こうした利便性を影で支えているのが、首都高速道路の皆さん。2005(平成17)年までは公団であり、正直堅苦しいイメージを持っていたが、皆さん気さくに応じてくれたのが印象的だった。

 

隣接する「鶴見つばさ橋」も20周年、ともに海に映れば「YH(YokoHama)」
 

本牧と大黒エリアを直接結び、横浜市街地の渋滞緩和を目指した「横浜ベイブリッジ」。現在では、1日平均で約10万台が行き交うという。
耐用年数があるのかたずねてみたところ、「使えなくなる日が来ないようにするのが、私たちの仕事」との回答。地域のシンボルとして、また、重要な交通路として、大切に受け継いでいきたい財産といえるだろう。


―終わり―


◆首都高速道路株式会社
http://www.shutoko.co.jp/

◆同社ドライバーズサイト
http://www.shutoko.jp

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  • スカイウォーク(歩道部分)、復活して欲しいなあ。

  • 横浜市内郊外から30分程度で羽田にいけるのは紛れもなくベイブリッジのお陰で、東京23区西半分より高い羽田への利便性が企業誘致にも奏功していると思う。願わくば今後増加するトランシップ対応として二層目の国道357線を4車線化させてほしい。南本牧埠頭を利用している世界最大手のコンテナ船社マースク・ライン社はトリプルEクラスと呼ばれる超メガコンテナ船を就航させつつあり、コンテナ輸送は経済物流の中心であるなか、記事にある中央環状で一旦都心に出てU字型に中央道にいくのではコストや環境面で負担が大きい。はやく横浜環状道路や圏央道開通でベイブリッジから横横、国一、東名、第二東名、中央道まで貫通させ横浜港や横浜市内のモービリティーが拡充することで今の経済力を維持するだけでなく、マースクのような世界大手の海運会社の寄港数も増やせるだろう。自然災害対策としての緊急輸送経路としても重要だと思う。

  • 日本人の気質、外人はマニュアルを馬鹿にする傾向がある、だが是こそ、経験と尊い犠牲の上で制定されたものが多々ある、その伝統を引き継いだ日常点検、きめ細かく実施する点検マン私は敬意を表します、点検マン頑張ってと。

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