電気自動車のカーシェアリング実験“チョイモビ”に1台だけ“青”がある! レアな「ラッキーモビちゃん」を探せ!
ココがキニナル!
チョイモビのサービスは現在1台だけ青いチョイモビが稼働し、レアなため見つけたり乗れたりしたらラッキーということで「ラッキーモビちゃん」と呼ばれているよう。狙って利用する術は?(ノダヒロさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
「ラッキーモビちゃん」の予約は、車体のナンバーから可能。ただし、実験の目的であるカーシェアリングという文化を、いま一度考えてみよう
ライター:河野 哲弥
いよいよ、ナンバーを確認するウラ技を紹介
では、最後になってしまったが、青いチョイモビの話題へ移ることにしよう。
もともと「ラッキーモビちゃん」は、「何かおもしろいことをしてみたい」という発想の元、誕生したそうだ。ほかにも、利用者から寄せられた声を車体横に貼ったチョイモビが、合計20台走っているという。
システムの利用方法としては、まず公式サイトにアクセスし、会員登録を行う。その後、講習会を受けると、鍵のかわりとなるカードが発行される。
日産ギャラリーで行われた講習会に、参加してみました
ビデオを見ながら、操作方法や注意点を学ぶ
第2期の利用料金は、会員登録料が1000円必要なほか、月会費1000円で50分間無料(51分以降は1分20円)の「サポータープラン」と、月会費なしで走行1分あたり30円の「基本プラン」が選べる。
予約時には、公式サイトから「使用可能なチョイモビが止まっているステーション」を選び、同時に返却用の「空いているステーション」を選択する。ここで、出発するステーションを選ぶ際に、使用可能な車両のナンバーが分かる。
ということは、「ラッキーモビちゃん」のナンバーを知っていれば、あらかじめ青いチョイモビかどうかが把握できることになる。めんどうくさいが、使用可能な車両の中から「ラッキーモビちゃん」のナンバーにたどり着くまでステーションの検索を繰り返せば、意図的に絞り込むことも可能(利用中、充電中の場合は表示されない)。
ということで、「ラッキーモビちゃん」のナンバーを堂々公開
会員カードを読み取り機にかざせば、すぐに乗車可能
ただし、予約から30分以内にカードをかざさないと、キャンセル扱いになってしまうので要注意。「ラッキーモビちゃん」が遠い場所に止めてある場合、30分以内に行ける場所まで移動してから、スマホなどで予約する方がいいだろう。
もちろん、発見してから移動している間に誰かが利用し、駐車場所が変わってしまう可能性もある。しかし、この方法が唯一、青いチョイモビの乗車確率を高める方法だ。
うまくいけば、このような姿も夢ではない
しかし、乗ってしまうと、逆に実感が伴わない
押野さんは、「カーシェアサービスの中にいる特別な子であることも忘れないでくださいね」と話す。遭遇する確率が計算上2パーセントであるからこそ、「ラッキーモビちゃん」なのかもしれない。
これからのチョイモビ、これからの日産
こう見てくるとチョイモビは、単に電気自動車という枠を越えた、都市や交通の在り方を問う「生きた存在」であることが分かる。なぜなら、同社には日々、「生きた声」が届いているからだ。押野さんも、「賛否両論、声を寄せてもらうのが一番の支援」という。
仮に第1期が「新しいことにチャレンジする創生期」だとすれば、これから迎える第2期は「会員や地元企業、行政から集められた声や実験結果を標準化する育成期」といえるだろう。
その意味で、今はまだ、「日産ニューモビリティコンセプト」なのかもしれない。それを今後、どのようにして日本に根付かせ、どのようなビジネススキームにしていくのか。同社の今後に注目が集まる。
―終わり―
◆「チョイモビ ヨコハマ」公式サイト
http://www.choi-mobi.com/
◆「チョイモビ ヨコハマ」公式FaceBook
https://ja-jp.facebook.com/choimobi
浜のNEKOさん
2014年12月03日 01時35分
ラッキーモビちゃん、1度だけ利用したことがあります。初めて見たので、新型車かラッキーと思ってしまいました。この記事もっと前に読んでいれば嬉しさ倍増だったろうな。
じぇいさん
2014年12月02日 21時59分
日本でも早く市販化して欲しいですね(^-^)
Shokaiさん
2014年12月02日 11時39分
エリアを拡大して欲しいですね。横浜市内全域にしてもらえると、本当に利用したくなるし、皆も使いやすいと思いますよ。今はみなとみらいを中心にエリアが決められているような印象がありますが、そうすると、そこがスタート地点になるので、実際に住んでいる町にまで広がれば、スタート地点が近くなって、便利になるかと。