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弘明寺に「大岡川の桜の花びらを使った地ビール」があるって本当?

ココがキニナル!

「弘明寺に桜ビールがあるよ」と持ってきた人がいて、飲んでみたら結構美味しい地ビールでした。地元の桜を使った酵母やシーズン物なのか気になります。そもそもビールメーカーあったっけ?(bjさん)

はまれぽ調査結果!

弘明寺の桜の花びらから酵母を抽出して作られた地ビール「弘明寺桜ビール」。新潟県の地ビールメーカーと協力して開発。

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ライター:すがた もえ子

桜ビールや桜咲いだーのほかにも


 


桜の花が封じ込められたリキュール「さくらさらさら」(756円)


花が封入されているお酒は珍しいようで、特に外国の方に人気があるという。
留学生が自分の国に帰るときなど、お土産に複数購入していく人気商品。
 


国税庁が特許を持っている赤色酵母を使用した「ぐみょうじ桜色にごり」(648円)
 

ノンアルコールの「桜あまさけ」(535円)


ほまれや酒舗さんの店内には桜に関するお酒が数多く並んでいる。
何度も足を運んでくれるリピーターのお客さんを飽きさせないようにと考えているうちに、どんどん増えたそうだ。

ほまれや酒舗さんで扱っているお酒の種類はなんと2000アイテムというから驚かされる。
日本各地の日本酒や焼酎を始め、泡盛も種類が豊富で、ネットを見てわざわざ沖縄から泡盛の注文が入るというのだから、その種類の多さがわかる。泡盛だけで47種類も扱っている酒屋さんはなかなか見かけない。今はもう作られていない終売品なども扱っているそうだ。

転勤するお客さんが挨拶に見えたり、常連さんがお菓子をもってきてくれたりと、お客さんとまるで家族のようなおつきあいをされていて、地域に愛されている素敵なお店だ。

これからの桜の季節。
お花見で弘明寺を訪れた際は、ほまれや酒舗さんの桜ビールを楽しんではいかがだろう。



桜ビールは飲食店でも楽しめる



混雑している中での飲み歩きはちょっと・・・という方もいると思う。
実は桜ビール、弘明寺商店街の飲食店で楽しむ事ができる。
坂の途中にある2008(平成20)年創業の「炭火焼鳥 鶏ゆう」さんだ。
 


炭火焼鳥「鶏ゆう」さん
 

ビールのところには「弘明寺さくらビール(550円)」の文字が
 

店内はカウンター6席、3テーブルの12席
 

豊富に並ぶお酒の中に「弘明寺桜ビール」もある


開店準備中のお忙しい時間帯にお邪魔したのだが、快く取材に応じていただけて、とても感じのいいお店だった。
桜を楽しんだ後は焼き鳥と一緒に桜ビールというのは魅力的なコースだと思う。



というわけで、桜ビールを飲んでみる



グラスに注いでみたかったので、ほまれや酒舗さんで桜ビールを購入。
いったん戻ってさっそく試飲をしてみることに。
 


コロコロして酵母を混ぜ、グラスに注ぐ


色は少し茶色がかっている。
濁っているように見えるのは、無濾過のため酵母がはいっているからだ。
 


それでは、いただきます!


一口飲むと、とてもフルーティーな香りが口の中に広がる。
桜酵母を使っているが、桜の香り自体は感じなかった。コクのある豊かな味わいのビールだ。
日本で多く流通している生ビールではなく、海外ビールに近いという印象。

洋食はもちろん、和食や中華にも、料理の種類を問わずに合わせやすそうだ。個人的には洋風の肉料理(牛肉の煮込みやハンバーグなど)に合わせたいと思った。ドイツビールやベルギービールがお好きな方は絶対好きな味だと思う。



取材を終えて



桜ビールはまるで海外ビールのような深い味わいのビールだった! 値段は390円、お酒が飲めない人は「桜咲いだー」を!

取材を終えて弘明寺商店街を歩いていると、桜を使った品々が目に付いた。
大岡川の桜にちなんで、桜商品を出しているお店も多いようだ。
 


商店街の向かいにある横浜国立大学付属中学校の早咲きの桜はもう満開だった


地ビールは各地に多くあるが、桜の花びらから抽出された酵母を使っているというのはそれほど多くは無い。
弘明寺の桜を見ながら、弘明寺の桜から作った酵母のビールを飲むなんて、これほど桜を満喫できるお花見はないのではないだろうか。


―終わり―


取材協力
(有)ほまれや酒舗
住所:〒232-0061 神奈川県横浜市南区大岡2丁目3-21
電話:045-731-1420
営業時間:10:00~22:00
定休日:水曜日
ホームページ:http://homareya.shop-pro.jp/

鶏ゆう
住所:神奈川県横浜市南区弘明寺町267  弘明寺第2ビル
電話:045-722-5722
営業時間:17:00~2:00
定休日:日曜・祝日、そのほか不定休

 

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