口に指を入れて「金沢う〇こ」、それとも「学級う〇こ」? 横浜出身者は全員「金沢う〇こ」と言うのか徹底検証!
ココがキニナル!
小学校の頃「口に指を入れて横に広げて、金沢文庫って言ってみて」というイタズラが流行っていましたが、みんな「金沢文庫」なのでしょうか。境界があるのかぜひ知りたい(おまさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜市ほぼ全域で「金沢文庫」は知られていて、地域と世代で傾向が。横浜出身者130人のうち「金沢文庫」と答えたのは56人で「学級文庫」は52人
ライター:三輪 大輔
イセザキ・モールで突撃インタビュー
早速、イセザキ・モールでも街の人へのインタビューを開始。すると横浜駅周辺では見られなかった現象が起きた。なんと圧倒的に「金沢文庫」と答えるのだ! 50代のお二人のマダムをはじめ、50代男性、30代女性、20代女性と、次々に「金沢文庫」に投票。
「学級文庫? 知らないね」と金沢文庫にシールを(男性は自転車を押していました)
また横浜駅の調査では「学級文庫」と答えていた10代の学生も、イセザキ・モールでは「金沢文庫」と答えてくれた。
「金沢文庫の方でしたね」と学校帰りの学生さん
もしかしたら「かなざわう〇こ」は、かなり限定された地域で流行っていたイタズラなのかもしれない。そこでゲームセンター前で遊んでいた中学生の声を聞いてみることにした。
みんな南区の中学校に通う生徒たち!
すると、なんと皆が「学級文庫!」との回答! ちなみに、かなざわう〇このパターンを知っているか尋ねてみたら「知らない!」とのこと。そもそも、この遊びを知ったきっかけが、あるテレビ番組からだと彼らは言う。「かなざわう〇こ」には、年齢の壁が存在しているようだ。
シールの取り合いに!
こうしてイセザキ・モールでは計18名の出身者に調査を行い、下記のような結果になった。
イセザキ・モールでの調査結果
イセザキ・モールの調査を通じて、かなざわう〇こは地域性がある遊びなのではないかと仮説を立てることができたが、年齢による傾向の違いも存在した。
それでは「かなざわう〇こ」の本場(?)「金沢文庫駅」では、どのようになっているのだろうか。早速、現地に飛んでみることにした。
金沢文庫駅で突撃インタビュー
「金沢文庫の聖地、金沢文庫駅では、かなざわう〇こが圧勝するのだろうか」と思いながら駅に到着!
やって来ました金沢文庫!
早速、金沢文庫ふれあい商店街からインタビューをしてみることに。まずは駅前にあるタバコ店「ニコニコ屋」のカトウさんに話を聞いた。
タバコのラインアップも豊富な「ニコニコ屋」。奥様もお若いです!
するとカトウさんは「金沢文庫ですね」と答えると、このような話を聞かせてくれた。「小学生のころ、みんなで遊んでいたときに、上の学年の子が『これ知っているか?』と言って、やっていたのを見て知りました」
みんなで遊ぶ中で、かなざわう〇このイタズラも代々継承されていったらしい。また「フジヤ金物店」の店主からは「その遊びは、よその区域の生徒が金沢文庫の学生を冷やかす時にやっていましたね」という話を聞かせていただく。
なるほど、金沢文庫駅周辺のインタビューでは「誰かがやっていたからやり始めた」という理由が多かった。そのためだろうか。この後のインタビューでも、圧倒的に「金沢文庫」に票が集まる結果になった。
70代の加藤生花店の店主(金沢区出身)も「金沢文庫だね」と回答
金沢区出身の男子学生(左)も「金沢文庫」と答えてくれた
金沢区出身の10代の女子高生も「金沢文庫」と即答
こうして金沢区出身の方を中心に15名の声を聞いて、結果は下記のようになった。
金沢文庫駅での調査結果
やはり「本拠地」である。なんと87%という圧倒的な割合で「金沢文庫」という結果に。
ここまで3ヶ所で調査を行って、金沢区周辺や京急沿線の区の方で「金沢文庫」と答える傾向が強いことが分かってきた。しかし、まだ全区の出身者と出会えたわけではない。そこで各区最低5名はインタビューを行うことにし、横浜駅で再度調査を行った。
夜の横浜駅でも調査を敢行
しかし「青葉区」「旭区」「泉区」「都筑区」出身者を探すことができなかった。そこで翌日、それぞれの区民の方が住んでいる地域まで行って調査を試みるこ とに。調査対象は東急田園都市線「青葉台駅」、相鉄線「二俣川駅」、相鉄いずみ野線「いずみ中央駅」、横浜市営地下鉄「センター北駅」である。