平沼橋の「大船渡からやってきた居酒屋」はどんなお店?
ココがキニナル!
平沼高校の近くに、「大船渡からやってきました!」とスプレーで大きく書いてある、屋台風の居酒屋がオープンしましたが、突撃レポートお願いします。(たにけいさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
3月の東日本大震災で被災された方々が働く、復興支援を目的とした居酒屋だった!
ライター:上村 翔
岩手県の震災の影響は?
岩手県ご出身の押川さん
―このお店にはよく来られるのですか?
東北が出身の友達に教えてもらって、今日はじめてきました。私も東北の出身です。
―東北のどちらなんですか?
岩手県の花巻市です。
―震災の影響はどうでしたか?
花巻は内陸なので大丈夫でしたが、海辺に住んでいる友達の地域はすごく大変でした。
6月に被災地へボランティアに行ったという押川さん。
テレビのニュースやインターネットの情報からはとてもわからなかった、辛く、壮絶な現地の状況をお話ししていただいた。
この日は、同じ東北出身の友人にこの店の話を聞いて足を運んだという。
実際に被災地がご出身の方も来られているこの復興居酒屋「がんばっぺし」。
店主はどのような思いでこのお店を立ち上げたのだろうか?
大船渡出身で現在は横浜在住のオーナーである鎌田さんに直撃した。
あの大震災があったことを忘れないでほしい
諸事情の為、写真はNGだった
―被災地の復興支援の目的で立ち上げたのですか?
そうです。震災後、地元の大船渡に何度も物資を運んだのですが、別の仕事もありますし、資金面にも限界を感じました。そこで、今住んでいる横浜で何かできないかという思いから、今年の7月末に店を立ち上げました。
―従業員の方も被災地の方なのでしょうか?
従業員はみんな大船渡市や陸前高田市の私の知り合いです。しかし、被災地には働く場所も住む物件もないので、現地から呼んで横浜で働きながら生活をしてもらっています。
―店名の「がんばっぺし」はどういう意味なのですか?
東北地方の方言で「一緒にがんばろう!」という意味です。
―今後はこのお店をどのようにしていきたいですか?
まずはあの大震災があったことを忘れないでほしいです。そして、被災地の方々には、新しい1歩を踏み出す元気を与えられるきっかけになったらと思っています。
取材を終えて・・・
大船渡からやってきた復興居酒屋「がんばっぺし」。
3月の東日本大震災で被災された大船渡市や陸前高田市の方々が働く居酒屋だった。
オーナーの鎌田さんによると、近々、六本木に2号店をオープンするらしい。しかし、この横浜の店舗は今年の大みそかまでの期間限定の営業だそう。
岩手産の美味しい料理を堪能しながら、復興の応援をしたい方は、ぜひ大みそかまでに「がんばっぺし」に足を運んでみてはいかがだろうか。
―終わり―
◆復興居酒屋「がんばっぺし」
住所/横浜市西区岡野1-6-31
電話番号/045-313-5511
営業時間/17時~0時
定休日/月曜日
※2011年12月31日まで営業
とうさんさん
2013年04月02日 10時30分
気になってはいたが場所が良くなかったと思う。 六本木移転ですか。 栄転なのかな。
ころっけさん
2012年06月13日 15時02分
横浜での商売は年末で切り上げて、もっと稼げそうな六本木に移った訳ですか。六本木だと、横浜(火災の跡地で更地)より維持費が大変そうですが・・・。何だか横浜は見捨てられたような感じです。
waiwaiさん
2011年08月26日 02時33分
このお店、気になっていたんです。今度行ってみようと思います。