今年はちょっと違う? 金山神社の「かなまら祭」をレポート!
ココがキニナル!
川崎の金山神社で「かなまら祭」というお祭が行われるそうです。祭りのルーツは?どこら辺が外国人に人気なのでしょうか(レナードさん、5656さん、トールさん、ほっけさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
4月3日に行われた「かなまら祭」は2万人以上の参加者で盛り上がった。例年出ていた撮影用モニュメントは自粛、「奇祭」として外国人に人気
ライター:三輪 大輔
参拝客の声
まずは簡単に、祭当日の流れを振り返っておく。「かなまら祭」は、午前10時に「御火取祭」からスタートした。
そして、祭祀舞が行われ
宮司による神輿御霊入れ式があった後
今年はエリザベス「山車」。大師公園へ向かう
正午時に神輿が出発するころには、境内は人で溢れかえり、入場規制がかかっていた。外国人観光客の姿も多い。世界では「ウタマロフェスティバル」として知られている「かなまら祭」の注目度の高さを実感した。
そこで、まずは外国人環境客の方に話を聞いてみることに。まずは、香港から来た女性3人組から。
「スペシャルな祭」と聞いて、この日のために来日したとのこと
お次は、アメリカのインディアナ州とイリノイ州から来た女性2人組。
会社の上司に「かなまら祭」の写真を見せられて興味をもったそうだ
やはり海外の方から見ると、男根や女陰を祀る祭事が珍しいようだ。筆者に語学力があれば、もっと深い理由を聞けたのかもしれないが・・・ご協力ありがとうございました!
続いては、日本人の参加者の声をご紹介。
山口県から来たという2人は、以前から「かなまら祭」がキニナっていたそう
自主的に警備をしているにゃんこさん
ペニ助というキャラクターを作って参加していた方も
この日のために衣装を用意したというテンガ君も登場
みなさん、思い思いに、「かなまら祭」を楽しんでいた。また、撮影用のモニュメントを自粛した効果だろうか。筆者が回った範囲内では、激しい露出などをして、度を越した楽しみ方をしている人は見かけなかった。
限定グルメも堪能できる「かなまら祭コラボ店」
「かなまら祭」の、新しい目玉となりつつあるのが、昨年から開始したというコラボ店である。今年は、金山神社周辺の21店が参加して、祭にちなんだオリジナル商品などを販売していた。その中から、いくつかの店舗を紹介していく。
まずは2015(平成27)年オープン、「ロンサカバ」さんの
かなまらキャンディ付の「かなまらカクテル(400円)」である
キャンディには男根と女陰が描かれている
アダルトっぽい色のピンクにしたいということから、「かなまらカクテル」は桃のサワーになっている。甘い味わいで、スッキリとしていて飲みやすい!
5回ほど祭りに来ているという男性と乾杯
続いては、創業から100年ほどの「福嶋屋」さん。
福嶋屋の自慢は、店内で作っている久寿餅
同店では「エリザベス棒」(540円)と名付けられたふ菓子や
「縁結び金平糖」が売られていた
御年86歳になる福嶋さんに、祭りについて話を聞くと、「『かなまら祭り』には、子宝に恵まれますように、という願いも込められていると知ってほしいね」と答えてくれた。
店や祭りの歴史について話してくれる福嶋さん
飲食関係以外からの参加店もある。「布間(ふま)提灯店」は、そのような店のひとつである。
ミニチュアサイズでカワイイ提灯は、祭りのためだけに作られている
5代目になるという布間さんは「今年は昨年以上に人出が多いと感じるね。神輿のルートも延長されたし、盛り上がるエリアも広がったんじゃないかな」と話す。
同店の看板犬であるムギちゃんは、地元の小学生のアイドルでもある
そして最後に、「子宝そば(960円)」と「子宝うどん(960円)」を提供していた「松月庵」さんに入店!
1884(明治17)年から続く老舗中の老舗だ
「R‐18」と書かれたポスターに惹かれて注文すると
「子宝うどん」と
「子宝そば」が登場
ちくわにソーセージ、ウズラの玉子を使って男根を表現
味は、120年以上続く老舗だけあって、とても美味しい。しっかりと出汁が効いていて、麺のコシもある。ちなみに、R‐18と書いた理由を聞いてみると、ちょっとしたジョークとのことだった。
コラボ店を周っていると、海外の旅行客の方が、うどんやそばを食べたり、提灯を買ったりする場面に出くわした。多くのコラボ店が参加したからこそ、「かなまら祭り」を通して、日本文化を幅広く知ってもらう機会にできたのではないだろうか。
参加者に特に人気で大行列ができていたアメ
今年も日本酒「金玉(きんぎょく)」と「万古(ばんこ)」も売れていた
今年の役目を無事終えた神輿
取材を終えて
前夜祭で筆者は、参加者の方と一緒にお祓いをしてもらい、玉串を奉る経験までさせてもらった。本来なら、祭りに深く関係している方だけが携わる前夜祭に参加できるだけで貴重だ。にもかかわらず、ここまで配慮をしていただいたことに感動を覚えた。
肩身の狭い想いをしている人の居場所を作りたい。そうした考えがベースにある「かなまら祭」の懐の深さを感じた。
―終わり―
中山さん
2017年04月09日 16時17分
数年前に 祭りの日 以外の日に 川崎大師へ? 向かうはずが? 道に迷っていました、 普通の神社がありましたから? ここでも良いか? 中に入って 先ず 足元に木の棒?が通路に沿って植えてある? 更に道を進むと目の前にデカいコンクリート製の男xが … 更に進むと…ご神体が入ってる建物があり中にご神体がありました。当時は改装中でしたから 地面に木彫りの男xが 無造作に転がっていましたが? 受付ではお土産にシンボルのキーホルダー? 最近は外国人観光客が来てるみたいですが?勘違い? お祭りの意味をプリントして英語で詳しく説明するとよいのでは?ホームページ等
八景のカズさん
2016年04月09日 10時37分
少し間をおいて感想。こういう神事を行う行事は全国で割りと多くありますね。ただ、一部の権力者により卑猥だのわいせつ罪だの公に騒ぐから、警察は法律を過大解釈して主催者を逮捕するケースも少なくない。国は少子化対策に何かしているようですが、性=悪という風潮を増長させている公僕たちを抑えないと、ますます少子化に歯止めが効かない。最近、草食男子が多くなってきているのも一つの現れ。日本の異常と思えるような性に対する規制は、欧米先進国や隣の赤い大国と比べても非常に高い。
たいりょうさん
2016年04月07日 09時19分
「エリザベス神輿」、「エリザベス棒」…エリザベスの意味が分かりません。ググってみたけど人名しか出てこないです。隠語ですか?誰か教えて~!