港北区で検出されたストロンチウム、市が突っぱねたその真相は?
ココがキニナル!
港北区のマンションの排水溝などに溜まった土から、ストロンチウム90がキロ当たり195ベクレルも検出されたようですが、市は調査の必要はないと突っぱねたその真相を知りたいです。(浜の住人さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
文科省の方針が、セシウムを対象としていた為、横浜市はそれ以上の検査は必要ではないと認識していたから。
ライター:河野 哲弥
近隣住民はどう思っているのだろうか
放射能など危険物質の調査は、本来行政が率先して動かなくてはならないものである。
しかし常に後手であるばかりか、内部の見解違いで右往左往する市の対応を、住民はどう思っているのだろう。
現場近くに住む、愛犬とお散歩中のIさん
マンションの屋上でストロンチウム90が検出された
Iさんによれば、現場付近は新しいマンションが建ち、小さなこどもを抱える家族が多い場所とのこと。
従って、子どもの将来を憂慮する関心の高い方が行動を起こしたのではないかと話す。
50代のSさんは、このすぐ横には市の下水処理場があるので、ある程度の覚悟はしていたそうだ。
雨水によって放射能を含んだ土砂が流され、それが集積されているので、普段から危険を感じていたという。
正式には「港北水再生センター」
広大な処理施設が広がる
一方、関心の高い若い世代は反応が違う。
問題のマンションに住む30代の主婦Iさんは、「(ストロンチウム90の放射能調査を)頼んでもやってくれない、ダメだと思っていたら実はやっていたなんて、全然市民の声を反映していない」と憤る。
他にも、最初から市をアテにはしていなかった(から自ら行動した)、毎日報道される内容が違っていて何が何だか分からない、市民の調査が国の(正確には市の)調査に先行するなら役所なんていらない、などの活発な意見が多かった。
側溝を道一本で隔てた、反対側の様子
取材を終えて
なぜ市は、このような危険物質の調査を10月まで放置してきたのか。そして、中川文科相がその必要性を示すまで、調査に二の足を踏んでいた理由は何なのか。本当に市民のためを思うなら、市は、最初に指摘された8月末の時点で真摯に動くべきだった。
他県でも自主的な捜査が行われる中、「言われたからそれだけやりました、後で方針が変わったのでやっぱりやります」というのでは、まるで子どもの遣いである。
市の役割とは何なのか。
国の方針に従うことではなく、市民の安全を守ることではないのだろうか。
市には今一度、この問題に対して真摯に取り組んで頂きたい。
―終わり―
Rahnoevさん
2017年05月20日 23時40分
このストロンチウムは、簡易測定の結果で、実際はもっと少ない。文科省の精密測定では中国の核実験の残滓という結論だったと聞いています。この記事が書かれたころにはわかっていたと思います。半減期50日のストロンチウム89が検出されなかったことが証拠です。ストロンチウムの正確な測定には1ヶ月くらいかかる。この記事は、削除したほうがよいでしょう。
IKさん
2016年02月03日 11時03分
「東京が壊滅する日」広瀬隆:2015年刊によればECRRのの予想以外は原子力マフィアが政府、電力会社に圧力をかけ、不都合な情報を公表しないような構造になっている。核のごみ問題未解決、福島からは放射能垂れ流し,子供の甲状腺がん激増の現在も、原発再稼働を推進している政府・・・放射能に弱い人はお気の毒さま、強い人間だけ生き残ればいいと阿部晋三さんは考えているんでしょう。
横山市民さん
2013年11月10日 10時51分
しらばっくれてやらないんだから、民間でお掃除所専した廃棄物廃棄物、全部横浜市に着払いで送ってやればいいんじゃね?