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三菱みなとみらい技術館の「宇宙食」っておいしいの?

ココがキニナル!

三菱みなとみらい技術館では宇宙食を食べることができるそうです。ぜひ全種類挑戦お願いします。(たこさん)

はまれぽ調査結果!

チキンライスやカレーのような軽食から、ショートケーキや羊羹のようなスイーツまで全11種類。一番人気はたこ焼き

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ライター:紀あさ

第1日、最初の晩餐



では、きょうから、1日1食、宇宙食を食べることにする。最初のディナーのチョイスはチキンライス。
 


豪華にしたかったので、上に乗せたチキンは地球で別途購入しちゃいました
 

最初は箸で食べ始めたものの、フリーズドライなのでパラパラ。一粒ずつしか食べられず・・・
 


笑えるほど、食べづらい
 

断念してスプーンを使用。ごはんがサクサクという慣れない食感が宇宙気分にさせてくれる。味はたしかにチキンライス。
 


ところどころに入っている小さいチキンがおいしい
 

水分がなく軽いので、これだけでおなかは持つかな? と心もとない感じだったが、ゆっくりと食べている間に不思議と満腹感もやってきた。



第2日、空中人と朝食を



宇宙飛行士か宇宙人と一緒に宇宙食を食べてみたいものだが、と思っていたら、空中人の友人が遊びに来たので「宇宙食、食べない?」と誘う。
 


関西在住、空中ブランコアーティストの阪知香(さか・ともこ)さん
 

彼女がお好み焼き、筆者がエビグラタンをチョイス。


朝食なので地球のフルーツもたっぷり
 

開封すると・・・
 


お好み焼き
 

エビグラタン、形が再現してあるのがいい
 


食べてみての一言目の感想は「お菓子みたい」
 

「じゅわっとはしていないけど、濃厚ソースで、よく作ったなという感じ。お好み焼きをよく再現できている」とのことで、空中人というより、関西人のお墨付きか。

お好み焼きは噛みごたえがあったが、エビグラタンは軽い口当たり。ペロリと食べてしまった。



第3日、宇宙のお茶会



実は今回購入した11食の宇宙食のうち、6食はスイーツだった。この6種類のおやつを持って、「宇宙のお茶会」をしに、はまれぽ編集部へ。
 


準備完了!
 

電話で誘ったところ「宇宙兄弟用意しておきます」という編集部・松山からの返事だったが、現れたのは黄金の、プリン星人・・・?
 


宇宙食プリンをチョイス!
 

参加編集部員は、下記写真左下から時計回りに、松山(小豆ようかん)、広瀬(ストロベリーアイス)、関本(バニラアイス)、プリン星人(プリン)、山岸(栗ようかん)、筆者はテーブル中央のストロベリーショートケーキを食すことに。
 


このメンバーでいただきます
 

まずバニラアイスの匂いを確認する関本「甘くて脱脂粉乳みたい」
 


はさみ使用で注意して開封せよ、との注意書きを無視して手で開ける山岸と松山
 

ようかんの袋にだけ「この袋は、宇宙ステーションで使用の際、簡単に破裂したり、開封出来ないように作られており、宇宙飛行士は開封する際、はさみを使用します」とあったが、ふたりとも難なく素手で開けていた。

これまでドライフードばかりだったので、ようかんのみずみずしさが新鮮だ。
 


左下から、ケーキ、アイス2種、プリン、ようかん。ウェットなのは、ようかんだけ
 

順に食べてみよう。
 


形は一番おいしそう、ストロベリーショートケーキ
 

上のイチゴがとれちゃった
 

みんなに分けようとナイフをいれたらポロポロに・・・
 

乾燥しているので、ケーキ入刀には向かなそう。

イチゴ味のおいしさもさることながら、スポンジ部分とクリーム部分の食感が変えてあって、これスポンジだなぁと舌で味わうのが楽しい。
 


続いて、アイス
 

イチゴアイスに「イチゴ風味のラムネ菓子みたい」という広瀬に対し、バニラアイスに「甘い、お麩?」と腑に落ちなそうな関本。

噛まずに舐めて溶かせばアイスっぽくなったりしないかと提案すると、広瀬は「噛んでしまった」と苦笑い。対して、つまみ食いをしていた山岸からは「クリーミーでなめらかでイチゴ味でおいしい」と合格点。
 


それからプリン
 

「これ、プリンじゃない」とプリン星人。「でもプリンだよ」と松山。山岸は「これ好き」。
 


最後にようかん
 

「甘さ控えめかな」という山岸に対し、「いたってようかん」と松山。

全体的に山岸は合格点、関本はすべてに難色。1個500円前後だと値段を教えたら「チキンから揚げ定食が食べたい」といいだす始末。
 


完食してこのムード
 

みんな考えてみて! 宇宙食だから、地上と条件違うから!!

しかしここで松山があることに気付いてしまう。「宇宙食と同じ製法で作っているけれど、実際に宇宙飛行士用の食用に供されているものではないって書いてある」
 


「えーーーー!?」
 

そんな辛口なお茶会となったが、6種のうち最も好きなものを聞くと、普通の地上食に最も近かったようかん派と、細部の再現に凝っていたストロベリーショートケーキ派に分かれ、「とはいえプリンもいい」が第三勢力。

ここで筆者は、アイスを噛んで食べた時より舐めて食べたときの方が、アイスへの満足度があがった点がキニナリ、ひとかけらずつ持ち帰って冷凍してみることに。