こいの道を教えてくれる!? 立場駅近くの「湘南錦鯉センター」とは?
ココがキニナル!
市営地下鉄立場駅を降りてイトーヨーカドーの先かまくらみち沿いにある「湘南錦鯉センター」がキニナル。看板に「こいの道教えます」って書いてある。こいの道...教わってきてください(ほっけさん)
はまれぽ調査結果!
6回も結婚を経験している「湘南錦鯉センター」の店主。鯉に携わり50年、店主は上質な鯉を販売し、初心者にも鯉の道をイチからレクチャーしてくれた。
ライター:山崎 島
和久さんに聞く! 鯉のことと恋のこと!
では! 和久さんが手塩にかけて育てている鯉を見せてもらう。
りっぱ!
現在、和久さんのところにいる鯉は「昭和三色(しょうわさんけ)」「大正三色(たいしょうさんけ)」「紅白(こうはく)」「山吹黄金(やまぶきおうごん)」の4種類。
赤・白・炭の「大正三色」
「大正三色」よりも炭が多い「昭和三色」
鯉界でも人気高い「紅白」
ちなみに、この子は模様も体つきも素晴らしく和久さんの期待の星だそうです。
こちらは金銭的な評価は低いが鮮やかな「山吹黄金」
体が丸くふっくらとして、色が鮮やかで艶がある個体が質の良い鯉とされており、また模様の入り方によってもその評価が変わるとのこと。現在でも最高級の鯉は1匹数千万円で取引されており、海外からの需要も高いそう。
1歳ほどの鯉の池。高い水温で活発になっている
小さな鯉を一匹15万円で仕入れてくるそう。100匹の中から質の良い鯉に成長するのは20匹ほど。大きな鯉に成長するには、個体にもよるが4~5年はかかるとのこと。
「鯉の飼育で大切なのは水。きちんとした浄水設備が必要です。鯉を初めて買う人は、池を作れば大丈夫だと思っていることが多いのですが、浄水がきちんとしていないと鯉はすぐに死んでしまいます。初心者が来た時は、鯉を飼う池まで一緒に行って改善点などを指摘し、その後鯉の見方や買い方をレクチャーします。それから、鯉の成長には親鯉も重要になりますね」と和久さん。
そしてキニナルこの看板について
この看板は、約40年前この場所に引っ越してきたころに勢いで立てたという。キャッチーなうたい文句は「ふとひらめいた」そうで、読者の皆様もお分かりの通り「鯉」と「恋」をかけている。この看板を見たTV局が過去に取材に来たこともあるそう。
ちなみに和久さんには離婚歴が5回あり、そのすべてがお互い愛し合っているけど別れざるを得ない状況で離婚したとのこと。現在は年下の美人な奥様と結婚生活を楽しんでおられる。恋多き漢、和久さんに山崎のことも相談してみると・・・
「私が結婚について語ることはアレですが、早く結婚した方がいい」というお言葉をもらいました。和久さんがおっしゃるぐらいですから、やはりもっと危機感を持って結婚を考えた方が良いんですね!! ヤバい、全く持って相手がおりません!!
この中の一匹とキスしたら人間になる事ってないですかね・・・
切迫しております!
恋の道についてアドバイスをいただき、鯉の道については詳しいお話をいろいろ聞けた「湘南錦鯉センター」。鯉には「出世する魚」という謂(いわ)れもありますし、和久さんの「鯉とともに豊かな人生を得た」という実体験もありますし、「今年こそは!!」という方は一度鯉の購入を考えてみてはいかがでしょう、ペットに鯉。調べたら綺麗で私もはまりそうです。
取材を終えて
鯉から一人の人生を深く聞くことができて、興味深く面白かった。
―終わり―
ホトリコさん
2017年01月26日 12時06分
黄金の鯉の方が素人目には豪勢なイメージだったのに、売値は安かったのがショックです。
油屋さん
2017年01月23日 22時51分
離婚歴5回より結婚歴6回がすごいな・・・。紅白の群れにいる山吹黄金のような漢になりたい。
とヰさん
2017年01月23日 21時45分
私の記憶が間違っていなければ、昔は奥のほうに釣堀もあったような…。家で鯉を飼う…。今は水槽飼育に適した「ミニ鯉」なる鯉が密かなブーム?みたいですよ。