関内ラーメン横丁全店制覇!4店舗の魅力をご紹介!
ココがキニナル!
6月1日にグランドオープンした「関内ラーメン横丁」ってどんなラーメンがあるの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
昔ながらの絶品醤油チャーシュー麺、初めて味わう洋風(?)塩ラーメン、もっちり太麺のスタミナ汁なし坦々麺、マレーシア出身店主の濃厚鶏白湯!
ライター:はまれぽ編集部
ナルトもメンマもないけれど
続いて、川崎市元住吉から移転してきた「ナルトもメンマもないけれど」へ。
店主は「一風堂」で修行をしたラーメン界の異端児、道理大樹(どうり・たいき)さん。異端児と呼ばれる所以は、トマトパウダーやオレガノなどのスパイスを使い、“今までに食べたことないラーメン”作りに挑戦する姿勢にある。
シンガーソングライターの奥田民生(おくだ・たみお)氏の大ファン
店内のいたる所に奥田氏のグッズが並ぶ
異端児が作るラーメン、いったいどんな味なのか。人気の塩ラーメン(780円)をいただく。
香りがもう、ラーメンじゃない!
目の前に置かれた器からは、なんというか、洋風っぽい香りがする。よく知るラーメンの香りではない。
なんて美しい、透き通ったスープなんでしょう
まずはスープを一口・・・
「ん!? 何これ? 何の味?」
頭にハテナマークがいくつも浮かびあがる。何度レンゲをくぐらせても分からない、これは初めて食べる味だ。
第一印象でいうと、コンソメスープのような感じ。それから、トマトやセロリ、オニオンスープのようないろいろな素材の味が広がっていく。
京都の製麺所から取り寄せている平打ち麺
そして麺がこれまた美味い。加水率高めの平打ち麺は目に見えて分かるほど透き通っており、コシがすごい。少し時間が経ってもその歯応えが健在している。
セロリの香り付けがしてある油が入っており、なかなか冷めない。最後までハフハフハフしながらいただきました。
味を確かめているうちに完飲
どう表現したらいいのか、なにせ初めての味なので適当な言葉が見つからない。あえて言うとしたら、安心して食べられる奇抜なラーメンという感じ。
何の食材かをピッタリと当てることはできないが、素材の味を丁寧に引き出していることはスープを一口飲んだ瞬間に分かる。ちゃんと基礎が身に付いている人に出せる味だ。
生まれも育ちも神奈川県の道理さん
ラーメン業界に新たな風を吹き込む姿勢は、ラーメン以外にも表れている。
道理さんは、「自分は、海老名の『中村屋』さんや、秦野の『なんつっ亭』さんなど、活躍の場を世界に広げているラーメン店に影響を受けました。辺鄙(へんぴ)な場所にあるけど美味しいラーメン店というよりは、人が多く訪れるテナントに入りたいと思っていて。まだ答えは見つかっていないけれど、ラーメン業界のヒントになればと思って挑戦しています」と話す。
ラーメン界に新たな風を吹き込む異端児のラーメン、ぜひ皆さんにも食してほしい。
唐桃軒
最後に、1985(昭和60)年創業の老舗「唐桃軒」へ。
関内の地に開業し、2013(平成25)年に伊勢佐木町へ移転。そして2018年4月に関内へ帰ってきた。
店内は昔ながらのラーメン屋さんの雰囲気
年季のはいったメニュー表
唐桃軒といえば、高級国産豚ロースをじっくり煮込んだ自家製チャーシューが店の看板。この自家製チャーシューが3枚入った「醤油チャーシュー麺(1000円)」をいただく。
注文してから2分もしないくらいでテーブルに運ばれてくる
あっさりと澄んだ鶏がらスープにストレートの細麺、昔から変わらない基本の醤油ラーメンだ。醤油の良い匂いがフワッと香り、食べる前からなんだかホッとしてしまう。
まずは巨大チャーシューからいただきます!
ちょうど良い柔らかさ、しっかりとした味付け、そして1枚でも満足できる大きさ。チャーシューとビールでクイッと一杯やりたい気分になってくる。
シンプルな醤油スープとストレートの細麺、メンマとノリに刻みネギ。すべてがバランスよく、“これが老舗の味か”と歴史も一緒に噛み締めた。
1分半で茹で上がる麺。茹で加減も間違いない
長年お店を守り続けてきた店主の土屋さんは、「関内へ戻ってきて約1ヶ月、“帰ってきたなぁ”としみじみ感じます。長年通ってくれているお客さんから『帰ってきてくれて嬉しい』というお声をたくさんいただいて、それがまた嬉しいんです。メニューも内装もほとんどが昔のまま。顔馴染みの方たちも応援してくれて本当にありがたいです」と話す。
DeNAベイスターズの大ファンという土屋さん(写真左)
店内には試合観戦ができるようにとテレビも設置されているので、試合観戦をしながら野球トークに花を咲かせるのも良いだろう。
そして、新たな取り組みも始めたそうだ。
創業当初からお酒のメニューは置いておらず、伊勢佐木町の店舗ではビールだけを提供していた同店。初めて本格的にドリンクメニューを作ったそうだ。
土屋さんの娘さん手作りのドリンクメニュー
「お酒の提供を始めたら、常連さんがすごく喜んでくれて。今まで月に1回くらいの頻度だったお客さんが週1くらいで来てくれるようになったの(笑)」と土屋さん。
確かに、絶品チャーシューと生ビールの組み合わせは魅力的だ。ラーメンハーフ(500円)もあるので、飲んで食べて楽しいひとときを過ごせそう。
夏の人気メニュー「冷やし中華」は電話で問い合わせがくるほど
昔から変わらない味に舌鼓をうち、新たな魅力を堪能できる場所。これからも唐桃軒の歴史が続くよう願わずにはいられない。
取材を終えて
4店舗すべて、本当に美味しくいただいた。
しっかりとジャンル分けされていて、それぞれがその道に特化しているので、その日の気分で最高のラーメンにありつけるだろう。
関内駅から各店の窓が見える
関内ラーメン横丁は、ラーメン激戦区のこの地をさらに盛り上げる勢いがある。ぜひ足を運んでみてほしい。
ー終わりー
取材協力
関内ラーメン横丁
住所/横浜市中区真砂町3-33 CERTE 6階
https://www.kannai-ramen-yokocho.com
ほうきぼし
営業時間/午前11時~午後3時、午後5時~午後9時
定休日/日曜日(横浜スタジアムでベイスターズ戦がある時は臨時で開ける場合あり)
麺者 雄
営業時間/午前11時~午後3時(L.O. 午後2時30分)、午後6時~午後11時(L.O. 午後10時30分)
定休日/ セルテ休館日(概ね第3日曜日)
ナルトもメンマもないけれど
営業時間/午前11時~午後3時、午後6時~午後9時
定休日/月曜日、日曜日は夜営業なし
唐桃軒
営業時間/平日:午前11時~午後11時、土日祝:午前11時~午後7時
定休日/セルテ休館日(概ね第3日曜日)
電話/045-651-1755
※情報は取材時のものです
タッちゃんさん
2018年06月24日 09時37分
美味しいって思い通っていたお店が街中に出て、沢山の人に知られて美味しいって言われて食べられて、嬉しいような悲しいような…
ジョンソンさん
2018年06月07日 17時16分
正直、セルテの上なんて本屋しか見るとこないと思ってたけど、こうやってラーメン横丁みたいにしてくれたら行く人増えるんじゃないかと思います。ぼくも、雄さんと唐桃軒さんで食べました。美味しかったです。あと、以前からあるヤンキースさんも先日初めていきましたが、とても美味しかったです。ラーメン横丁がきっかけでセルテの中がさらに充実したらいいなと思います。
shiroVNさん
2018年06月02日 05時32分
食レポが下手すぎませんか? 結論ありきで文章を書いている。 言ったら「ネタバレ」なコントを見ているような文章です。そして、最後のお店だけが「普通のラーメン」ですか?それもすでに「読みたくなくなっていた」ので3回読むまで分かりませんでした。本当のレポートですか?それともバーター絡みですか?今の時代、中途半端な記事を書いていると「潰されます」よ。最初のプレイで。