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みなとみらいに「品川」と「三崎マグロ」が!? 京急新社屋の工事現場がユーモアたっぷりのワケ

みなとみらいに「品川」と「三崎マグロ」が!? 京急新社屋の工事現場がユーモアたっぷりのワケ

ココがキニナル!

みなとみらいで京急新社屋の建築工事が進んでいますが、工事現場ゲート名が「品川」と「三崎(マグ)口」になっています。ちょっとしたユーモアですが、なぜこの名前をつけたのでしょうか?(くろてんさん)

はまれぽ調査結果!

工事車両が「京急の現場はここだ!」と分かるようなゲート名を設置。発起人は現場責任者で、仮設事務所内にも京急グッズが置いてある

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ライター:はまれぽ編集部

現場の責任者が率先して京急色を押し出す!


 
目を引くのはゲート名だけではない。工事現場の掲示物やカラーコーンなどにも京急を彷彿させるシンボルカラーの車両が描かれているのだ!
 


一般の人も通る道路に面した仮囲いに掲示されている(クリックして拡大


こちらには、赤、青、黄と人気車両が勢ぞろい(クリックして拡大

 
よく見てみると、赤色車両には「デハ700形」、ブルースカイトレインには「デハ230形」、イエローハッピートレインには「デハ230形」と小さく記載してある。

もちろん大成建設には意図があり、竣工後の本社ビルに併設されるミュージアムに展示予定の「デハ230形デハ236号」を意識している。こんな細かいところまでこだわっているとは、その徹底ぶりに感心してしまう。
 


カラーコーンにも京急車両が走っている♪

 
これらの装飾を実行した発起人は、なんと現場の責任者である作業所長の根上さん! 2017年12月にクリスマスイルミネーションを施し、その装飾を見た関係者や本社ビル予定地を訪れる京急ファン、観光客の方々から好評だったことが発端という。京急新社屋の工事現場だけでなく、大成建設の施工現場では、クリスマスの時期に装飾を施すことが多いそうだ。
 


「皆さんに喜んでいただけるのなら」と季節行事に合わせて装飾している

 
七夕の際には、横浜市みなとみらい本町小学校に通う子どもたちに短冊を書いてもらい、「皆さんの願いが叶いますように」と、仮囲い上に飾ったという。
 
こういった装飾はすべて「京急電鉄と一体となって、竣工に向かっていこう!」という大成建設の気持ちの表れ。 仮設事務所内にも、京急のオリジナルグッズ(ぬいぐるみ、タオル、時計など)が多数飾ってあるというから驚きだ。

大成建設によれば、「施主・設計監理者・施工者による定例会議も、京急グッズに囲まれた会議室で行なわれております。和やかな雰囲気を醸し出すのに協力してくださっています」とのことで、その風景を想像したら笑みがこぼれてしまう。
 


仮囲いにはこんなに可愛いラッピングもしてある

 
ゲート看板などを撮影して個人ブログに掲載する方も珍しくなく、京急ファンと思われる方々が「ここに京急電鉄本社が建つんだよ」と会話している声なども現場まで聞こえてくるそうだ。
近隣のビルに勤めているOLさんから、「子どもが京急ファンなので、工事が終わったらゲート看板をもらえないか」という打診も受けているのだとか!

そういった反響が耳に入る度に、「施工者として、必ず工期に間に合わせよう、必ず無事故無災害で京急電鉄に引き渡そう」と、一段と気を引き締めているという。
 


けいきゅんのお願いなら断れない!

 
 
 

取材を終えて


 
まさか工事現場で、こんなにも京急をそばに感じられるとは思いもしなかった。大成建設の「京急車両と一緒に完成まで走っていくぞ!」という意気込みも感じたし、「あぁ、本当に京急が横浜に来るんだな」と喜びもあふれてきた。
 


今後も新しいゲートができたら、京急にちなんだ看板をつける予定

 
普通に歩いている分には工事現場のゲート名などをチェックする機会はないが、この辺りを歩くことがあれば、工夫を凝らした装飾を見てほしい。
 


きっと笑顔になれるはず!

 
 
ー終わりー
 
 

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  • 【バスの佐川】なんて言われる京急バスの運転士さんの待遇をもう少し上げてあげたらもっと良いのではないでしょうか?

  • ラッピングの絵もみなとみらい、横浜港などと、京急バス、京急タクシーなど京急にちなんだ物が一緒に描かれており、横浜に京急がやって来るという意図を感じさせて芸が細かいと思います。

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