日本初船上美術館や猫の日おススメイベントも!横浜ならではアート体験
ココがキニナル!
横浜はアートの街。街自体がアートだったり美術館も多い。しかし寒い時期だ。温かい場所で横浜ならではのアート体験をしてみたい(はまれぽ編集部と新横浜のラッキーさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
マリーンシャトルの日本初船上美術館やオーヴィ横浜の猫の日(2月22日)お勧め体験アート、バー発祥の地・横浜ならではのアート鑑賞など、かなり楽しめた!
ライター:濱絵美
猫になり切った自分がアート!「オービィ横浜」がある横浜ならでなりきりニャンコ展
横浜が誇る、自然と動物のテーマパーク「オービィ横浜」。ここではいつもは恥ずかしくてできない「コスプレ」ならぬ「動物コスプレ」した自分自身をアートにして楽しめる体感型イベントが楽しめるという。
それが2019年3月10日(日)までという期間限定で開催中「なりきりニャンコ展」だ。
猫の日「2月22日」前に、がぜん盛り上がる
到着した途端、リアルな猫マスクに衝撃。
早速なりきりニャンコが出迎えてくれた~!!
これは想定外!思いのほかリアルななりきりニャンコで、いきなりの猫パンチをくらった気分。
大の大人・ライター濱、恥ずかしさをかなぐり捨ててなり切ってきます!
猫耳やしっぽ程度だと想像していた筆者は、やる気満々だ。
猫の手テブクロ、猫耳カチューシャ、尻尾・・・
あらゆる猫コスプレグッズが揃う「なりきりニャンコ展」。街中で装着すればちょっとした変態だが、ここでは完全に猫になり切り、自分だけの「猫なりきりアート写真」が、ガンガン撮れてしまうのだ。
土管と大の大人の濱ニャンコ写真
リアルすぎる・・・
号泣する子どももいるという(笑)、破壊力抜群のリアル猫面を装着すれば・・・
お茶の間セットでくつろぐ濱ネコに
お茶の間でくつろぐ、猫そのものの写真が撮れるというワケ。
ニャンコが大好きな段ボールのセットで子猫になり切る僕ちゃんも発見!
ニャンコになりきって写真が撮れる撮影スポットがいくつもあるので、場所をどう活かすかはあなたのアートセンス次第。
ここならどんなにはっちゃけて自撮りしようが指を指されない。周りの大人もニャンコになりきり自撮りしまくっている。天国かよ!
なりきりアートを楽しんだ後は更なお楽しみもあるのが「オービィ横浜」の凄いところ。本物のニャンコと触れ合える「キャットパラダイス」で自分の「猫なりきり度」を振り返ってみよう。
猫好きの皆さん、「オービィ横浜」は楽園です
かわいいニャンコたちがお出迎え
在猫数は20匹前後、シフト制で出勤の模様。どの子も人に懐いているが、特におやつ(200円)を持って入ると、丁重におもてなしをしてくれる。
餌さえ持っていれば、ハーレム状態に
「オービィ横浜」の「自分を使った写真アート」は、「なりきりニャンコ展」だけに留まらない。さすがはSEGAが運営する施設だけあり、最新映像技術を駆使したアート写真が楽しめるぞ!
表情に合わせて顔に模様が映りこむ「笑うシマウマ」は、なんともシュール
鏡を模したカメラに映った人物を、シマウマやパンダ、ヒョウなどの動物に変身させしまうモニターは、大人でもかなり遊べる!
さらに本格的な動物とのコラボ写真アートも!
よくバラエティー番組で見る、アレ。どんな写真になるんだろう?
トカゲに乗っている~~~!!
「オービィ横浜」で撮ったアート写真は、すべてプリントアウトすることができる。自分が主役のアート作品を持って帰ろう!
日本のバー発祥の地・横浜でバーとアートを楽しむ
期間限定のアートな横浜を楽しんだ後は、夜もアートに決めたいもの。
1860(万延元年)年、中区山下町にて日本で初めてのホテル「ヨコハマ・ホテル」が開業した。このホテルの施設のひとつとしてビリヤードができるバーがつくられ、このバーこそが日本初の洋式バーであると言われている。そんな日本のバー発祥の地・横浜にあり「バーの街」として知られる中区吉田町には、オーセンティックなバーから個性的なバーまで、実に多くのバーがある。
吉田町はバーとアートの街なのだ(過去記事より)
先日、はまれぽ編集部に「元神奈川新聞記者が、バーとアートの街 吉田町に写真バーをオープンしたそうです」とのキニナル投稿があった。これこそ横浜ならではのアート空間ではないかと現地へ向かう。
落ち着いたバーで、ゆっくりアート鑑賞
新横浜のラッキーさんから寄せられた投稿によると、その写真バーは「Photo Bar [sa-yo:]」(フォトバー サヨウ)。まさに吉田町の中心地ともいえる場所にあり、周囲には多くのバーが集まる。わくわくしながら扉を開けると・・・壁一面に展示された作品と、カウンターが迎えてくれた。
写真展示のために設計された照明が、店内をより一層アートな空間へ作り上げていた。
遅い時間でも作品を楽しめるのは、バーならではのメリット(画像は同店提供)
「Photo Bar [sa-yo:]」のオーナー・田中亜弥子(たなか・あやこ)さんは、自身もフォトグラファーで、横浜や都内などで個展を開き作品を発表してきた。その経験から、理想のギャラリーの形が見えてきたという。
まず、「時間を気にすることなく、ゆっくり鑑賞できる環境」ということ。多くのアートギャラリーは、遅くても午後7時には終了してしまう。そうなると仕事帰りに立ち寄った人がゆっくり楽しむことは、時間的に難しい。一方、バーであれば終了時間に追われることなく、自分のペースで写真を楽しむことができる。
そして、「コミュニケーションがとれること」というポイントも欠かせない。通常、作品展には作家が在廊して、訪問客と作品について語らうことが多い。しかし訪問客が立て続けに来てしまった場合、すべての訪問客に対応することが難しく、挨拶すらままならないことも。
しかし、バーであれば訪問客は落ち着いた雰囲気の中で作品をじっくりと鑑賞し、お酒を飲みながら作家を待つこともできる。さらに訪問客同士の情報交換の場にもなることも。
「Photo Bar [sa-yo:]」は、午後11時まで営業している。仕事帰りでも「アートな空間で刺激を受けたい!」という人は、覚えておきたいバーだ。
こういった場所こそが、横浜という街を象徴するアートの楽しみ方ではないだろうか。
取材を終えて
期間限定のイベント含め「横浜らしいアート」に出会えた取材だった。アートの街・横浜だからこそ楽しめる、という独自の世界観や横浜ならではの環境をテーマに、ユニークなアート巡りを楽しみあれ!
ー終わりー
取材協力
株式会社ポートサービス
住所/横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル7階
電話/045-671-7705
公式サイト/https://www.yokohama-cruising.jp
オービィ横浜
住所/神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1 マークイズみなとみらい5階
電話/045-319-6543
公式サイト/http://orbiearth.jp
Photo Bar [sa-yo:]
住所/神奈川県横浜市中区吉田町3−11 サウンド吉田町ビル2階
電話/080-4782-7802
公式サイト/https://photo-bar-sayou.amebaownd.com