公園が見守る小さな町。はま旅Vol.65「市が尾編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第65回は、公園が見守る小さな町「市が尾駅」。
ライター:ワカバヤシヒロアキ
ステキな洋菓子店へ
初夏の蒸し暑さから、ここまで歩くと既に汗だく・・・。再び駅の方に戻ろうと足を運んでいると、またしても上品なお店を発見してしまった。
洋菓子店の「ラ・フィーユ・ドゥース」
当然のように店内へ
家族で経営し、9年目になるというこのお店。フランス語で名付けられた「ラ・フィーユ・ドゥース」は、直訳すると「甘い葉っぱ」という日本語になる。ただ、「ドゥース」には青いというニュアンスも含まれるため、「青い葉っぱ」、つまり青葉区という意味が込められているのだそうだ。
社長の稲垣さん
何を食べようかと迷っていると、少し変わったゼリーを見つけた。
田園果樹園フルーツジュレ(310円)
夏季限定で販売しているというフルーツ系のゼリー。カップに入ったものではなく、袋に入っているので、そのまま飲むように食べても良いし、お皿にあけて食べても良いのだそうだ。
ブドウを食べてみた
店内にはテーブルも用意されているので、その場で食することもできる。というわけで、オススメされたブドウ食べてみると、実にさわやかな味。夏にはもってこいのゼリーだし、暑くて疲れた身体には癒しになってくれた。
パンを買って公園へ
最後は駅の南側に渡り、谷本川沿いの公園を目指すことにした。
ここ「市が尾ベーカリー」でパンを買う
「夏の定番」と書いてある
公園で食べようと思い、市が尾ベーカリーという創業37年のパン屋さんに立ち寄った。「夏の定番・スーパーレモンあん(110円)」)というパンを買い、公園を目指して歩いていく。
谷本公園に着いた
着いた場所は、谷本公園というレジャーパーク。地図では分からなかったのだが、バスケットコートがあったり、サッカー場があったりと、レストハウスまで併設された立派なスポーツ施設だった。
スケートボードを楽しんでいたあさひ君
小さな子供がスケートボードで遊んでいる姿が印象的だった。お母さんの話によれば、「何か好きなことをやらせてみようと始めたそうで、まだまだ初心者だが段々成長しながら楽しめれば」とのこと。
きちんと整備された場所で遊べるので安心なのだろう。谷本公園では汗を流して休日を楽しむ人が多く、市民の憩いの場になっていた。
はま旅を終えて
というわけで、約半日の市が尾探索は終了。
最後は谷本川でパンを食べた
最後に食べた市が尾ベーカリーのパンは、レモンが凝縮されていてすごく美味しかった。酸味があるので、こちらもやはり初夏にオススメのパンだと言えよう。
市が尾には、自然や歴史、レジャーなど様々な種類の公園があった。ステキで上品なお店と併せて楽しめば、心が豊かになる公園巡りができるだろう。是非、訪れたことが無い人は休日を利用して歩いてみてもらいたい。
■今回のはま旅「市が尾」周辺
(googleマップより)
・「ラ・ビキーナ」横浜市青葉区市ケ尾町1168-1 カーサウチノ2F
・「ロースト」横浜市青葉区市ケ尾町1167-2 コーポ蕪木1F
・「ラ・フィーユ・ドゥース」横浜市青葉区市ケ尾町1627-1-102
・「市が尾ベーカリー」横浜市青葉区市ケ尾町1715-1
― 終わり ―
Tosh.さん
2012年12月28日 09時43分
母校の最寄り駅でした。卒業してから35年。先日久しぶりに駅前を通ったら、あまりの変貌ぶりに驚きました。
boronさん
2012年07月01日 13時59分
横穴墓は誰の墓だったんですか? 市ヶ尾の歴史の深さを…って、結局どんな歴史なのか説明ないまま終わってしまった。