横浜開港の歴史に触れる旅。はま旅Vol.20「戸部編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第20回は、昔の横浜の面影が残る戸部駅。横浜開港の歴史に触れることはできるのか!?
ライター:橘 アリー
京浜急行のガードを越えて
戸部駅方面へ戻りながら、戸部の鎮守さまの杉山神社へ向かう。
杉山神社
境内には、駒犬ならぬ駒鼠というものが有り、一回転廻してお参りする。
駒鼠
俳優の黒沢年雄さんが奉納した大黒天像もある。
大黒天像
旅の締めくくり
遊湯記念湯(ゆうゆきねんゆ)
旅の締めくくりは、遊湯記念湯(大人:450円)。こちらの脱衣所には、格子で組んだ昔ながらの格天井(ごうてんじょう)がそのまま残されている。
ここで持参したお風呂セットを取り出し、旅の心地良い疲労感を癒そうと、ワクワクしながらのれんをくぐった。
格天井。17年位前に、横浜らしさを出すようにと改装されたそう
ご主人の髭内隆史(ひげうちたかし)さん
三代広重画。海岸通異人館の図
葛飾北斎。 富獄三十六景波裏
夕方は近所の常連さんで賑わっている。
「露天風呂」も有り、ちょっとぬるめなのでゆっくりとお湯に浸かれて、出た後は体がポカポカと心地よい。
旅を終えて
銭湯で疲れを癒した後、再び戸部駅へ。
素顔のまま、「どうか知人に会いませんように!」と念じながら、プラットホームからの景色を眺めると、そこには近代的な建物ばかり。 数時間前に辿った、横浜開港の道が幻のようにも思えて来る。
プラットホームからの眺め
「戸部駅」は、「みなとみらい」や「横浜」に隣接した小さな駅。
急行電車も止まらないので素通りしがちだが、少しの時間が有ったら、是非とも降りて散策して貰いたい。
戸部は、横浜開港の面影のある、懐の深い町なのだ。
■今回のはま旅「戸部駅」周辺
・「シャンティ デリ(Shanti Deli)」 横浜市西区戸部本町3-7
・「岩亀稲荷/喫茶店 KALDEY」 横浜市西区戸部町4-152
・「株式会社 木村経師店」 横浜市西区戸部町4-152
・「遊湯記念湯」 横浜市西区戸部本町45-4
―終わり―
chrisさん
2015年05月25日 20時38分
まあたしかに若干さくっと終えてしまっている感じはしますね。戸部の要所が網羅されていない感じはします。
yamaさん
2011年09月09日 19時53分
ああっ!出来れば「西戸部町」「西前町」「伊勢町」近辺の、何処に行くのか・何処に出るか解らない「ダンジョン路」も言及してほしかったw