初代ゴジラが上陸したといわれる観音崎とは?
ココがキニナル!
初めてゴジラが上陸したといわれる観音崎。海水浴場に灯台に美術館。まさに今の時期にふさわしいスポットなのでぜひ取り上げてください。今でもゴジラとのつながりはある?(コムギさん、るぱんさん)
はまれぽ調査結果!
東宝は、観音崎を含め、上陸地を特定していない。1958年、観音崎に作られたティラノサウルスの滑り台がゴジラとつながっていったと推察される
ライター:やまだ ひさえ
恋人の聖地でおいしい食事?
観音崎は、海沿いにも見逃せない場所がある。
徒歩圏内にもスポットがある
観音崎の芸術面を牽引しているのが「横須賀美術館」だ。
横須賀美術館
横須賀美術館は、2007(平成19)年4月28日、横須賀市の市制100周年を記念し「県立観音崎公園」の中に横須賀市が建設した個性的な美術館。三方を観音崎の緑に、目の前に東京湾が広がる風光明媚な場所にある。
海を見渡せる芝生の広場
広報の小川淳太朗(おがわ・じゅんたろう)さんに案内してもらった。
よろしくお願いします
横須賀美術館は2つの建物から成り立っている。本館と隣接して設けられた「谷内六郎(たにうち・ろくろう)館」だ。
1300点余りの作品を収蔵している
週刊新潮の表紙絵で知られる画家の谷内さんは、晩年、観音崎の風景が気に入りアトリエを構えていた。その縁で作品を同館に寄贈。谷内六郎の世界を堪能できる別館となった。
本館は、1階が企画展室、地下1階が所蔵品の展示室になっている。
企画展は年に6回開催。取材をした7月は「自然と美術の標本展」が開催されていた。
引き出しに石を入れると「イシムシ」が動き出す
幻想標本作家・江本創(えもと・はじめ)氏の作品は独特の世界観だ
地下1階は回廊式の展示スペースになっている
地下の作品は年4回展示替えが行われるが、同館では屋上にも注目したい。
屋上に続くペントハウスには「恋人の聖地」のプレート
デートスポットとしてピッタリなことから「恋人の聖地」の認定を受けている。
東京湾を一望できる屋上広場
絶景を堪能できる屋上広場の裏手は、県立観音崎公園の散歩道につながっている。
市外から訪れる人が6割に達するという同館だが、展示とともにグルメも堪能できる。開館と同時にオープンしたレストラン「アクアマーレ」だ。
オーシャンビューのレストラン
「地元産の食材を使うようにしています」と話してくれたのは、アシスタントシェフの高橋陽平(たかはし・ようへい)さん。
「横須賀の味を味わってほしい」
生産者の顔が分かるのも嬉しい
「アジのマリネ サラダ仕立て(1360円)」
芸術品を愛でて、自然を感じて、地場産のグルメに出会える美術館だ。
観音崎は多彩な表情を持っている。
取材を終えて
初代ゴジラが観音崎に上陸! というのは公式な情報ではなかったが、中島さんのように、地元住民にとって「ゴジラがいた」という思い出は色あせることはない。
その証しが「くりはま花の国」に復活した2代目のゴジラの滑り台だ。
横須賀にとってゴジラは永遠のアイドル、だと思う。
―終わりー
道の駅「夢Dream」食堂
住所:横須賀市鴨居4-1226
電話:046-845-1505
営業時間:9:00~20:00 (年中無休)
横須賀美術館
住所:横須賀市鴨居4-1
電話:046-845-1211
休館日:毎月第1月曜日
開館時間:10:00~18:00
アクアマーレ
電話:046-845-1260
∵さん
2016年08月01日 08時29分
鴨居の海岸で、子供の頃にワカメを拾った思い出。観音崎は、小学校の遠足で行ったっけなあ…ゴジラの滑り台は既に無くなっていたようで、記憶にありませんが。この時期、昼間はとても乗る気になれないバイクで、日が暮れてからとりあえず観音崎へ。定番の目的地の一つでした。ここでまったりして帰る事も多かった。時間と体力がある時は134を南下して三崎へ、さらに城ケ島大橋を渡って城ケ島まで…なんて場合もありましたが。美術館の芝生は、ゴロ寝したい誘惑を放っています…が、お犬様の○を放置してゆく不届き者が。運がついても、素直には喜べませんよねえ(お食事中の方には失礼…)
ushinさん
2016年07月26日 23時02分
防衛大学校とは、世をしのぶ仮の姿。実は対ゴジラ即応部隊の秘密基地なんだ。いま食堂の隣でなんか建設中とかなんとか。
ポスポスさん
2016年07月26日 13時19分
子供が小さい頃よくこのあたり行きました~。ゴジラとの関係は全く知りませんでした。面白く読ませていただきました。