横浜駅東口にある珍獣屋の姉妹店「獣」に突撃! どんなゲテモノ料理がでてくる?
ココがキニナル!
横浜駅東口の大通り沿いに、獣というお店がオープンしてました。プロデュースby珍獣屋とあるのですが、珍獣屋と関係あるのか、どういったコンセプトなのか調査して欲しいです(エルフさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
獣は野毛の珍獣屋の姉妹店としてオープン。ジビエ料理をメインにお酒も楽しめる店舗だ。どんなジビエ料理が食べられるかは当日の仕入れで変わるのでSNSを要チェック!
ライター:はまれぽ編集部
これがジビエ料理!
料理だけでなく働いているスタッフまでクセしかないことが分かったところで最後の料理が到着した。
「ライチョウのグリル山形のブドウ酒ソース」(8000円)
先ほどまでボールの中で横たわっていたライチョウを丸々1羽使用しているこの料理。あまりのビジュアルに無言でシャッターを切った。
「脳、むね肉、ささみ、モモ肉を召し上がってください! ライチョウを丸々1羽食べられるのは珍しいですよ! 特に、脳が食べられるのはうち(「獣」)だけなんじゃないですか?(笑)」とまた伊勢谷さんは爽やかに説明し厨房へ戻っていった。
こういうことだ
また「脳」!!
先ほど「鹿の脳みそグリル」で男気を見せてくれた堀内から「和田さん。お先にどうぞ」と言われては食べないわけにいかない。
「え。これ丸かじり?」と食べ方に悩む
結局ライチョウの脳をほじくるスタイルに
貴重なライチョウの「脳みそ」
くんくん
ふぅ・・・
ぱくっ
「泣いちゃいそう」
「堀内さん。食べて」(本日2度目)
どうしても堀内を道連れにしたい和田。
「これ食べるの?」
唸りながら食す堀内
んんんんんん
「モウイラナイ」
とても獣臭かった。鹿の時と同じでバターとワインのソースがかかっていたが、ほとんど助けにはなっていないだろう。すでに満身創痍(まんしんそうい)の堀内と和田。ライチョウの「脳」たけでもギブアップしたかったのが本音のところ。
しかし、まだ食べる部位は残っている。もう食レポなどする元気もなく黙々と食べ進めていると、ライチョウのむね肉から何やら硬い物が出てきた。
和田が食べたむね肉から小さな玉・・・
もしかしたらこれはライチョウを狩猟した際に使われた散弾銃の弾なのだろうか。「ジビエ料理はこんなところまで本格的なんですね」と、“これ”がむね肉から出てきた時には完全に感覚が麻痺していた。
最後に残っていた「モモ肉」を食べ、無事に完食。
くぅぅぅぅぅ
うううううう
ご馳走さまでした
全ての料理を食べ終え魂が抜けたように会計を頼んだが、伝票を見て息を吹き返した2人。なんと1万9630円だったのだ。別の編集部メンバーからゲテモノ料理やジビエ料理は値が張ると聞いていたが、こんなところで予想外の痛手だ。
最後に「珍獣屋」と「獣」の違いを伺った。
「珍獣屋は若いお客さんが多いですね。怖いもの見たさというか、きゃーきゃー騒いでSNS用の映える写真とか撮れるようなお店です(笑)。でも、素材をそのまま活かした料理がメインなので昆虫と塩だけとか、素揚げの料理を提供しています。獣は大人の方がメインです。元々ジビエ料理を食べ慣れている方や気になっている方にお酒と一緒に楽しんでいただけるような料理を提供しています」と教えてくれた。
取材を終えて
「獣」は当日の仕入れでメニューが変わり、その場で調理をして提供するので時間がかかる。そして価格設定が高い。ジビエの中でも珍しいものを扱っているから仕入れ値が高いようだ。
取材当日にたまたま食べられたライチョウは、普段仕入れていない。もしこれを読んで挑戦したいと思った強者がいるならば、仕入れの状況が分かる「珍獣屋」のツイッターをチェックするといい。
19時前に「獣」に到着し、「ささっと食べて帰りましょうね」と堀内と打ち合わせしていたが気付けば21時30分過ぎになっている。獣臭交じりの白い息を吐きながら、横浜駅東口の大通り沿いを駅の方へと帰った。
ー終わりー
取材協力
獣(KEMONO)
住所:横浜市西区高島2-10-16 1F
電話:045-534-3213
営業時間:【月〜木】17時〜23時(仕入れ等こちらの事情で閉店時間が早まる事が有り)
【金、土】17時〜24時(仕入れ等こちらの事情で閉店時間が早まる事が有り)
【日】17時〜23時(仕入れ等こちらの事情で閉店時間が早まる事が有り)
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください
路地の錆びさん
2020年03月04日 15時32分
記事の冒頭のメニューが美味しそうで行きたくなったけど鮎まで美味しくないのか
ホトリコさん
2020年01月14日 14時26分
弾には鉛が含まれていたのでは(汗)