超近未来的な空間と下町の存在する街。はま旅Vol.47「天王町編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第47回はロケ地として有名なYBPからチェコビールまで、超ユニークなお店が目白押しの「天王町」をご紹介!
ライター:松宮 史佳
チェコビールを堪能できる「PIVO屋」
駅へ戻ろうと歩いていると、「チェコビール」の文字が目に入る。飛び込みで入ってみることに。
店名のPIVOとはチェコ語で「ビール」という意味
店内のお客さんは満席のカウンターや立ち飲みスペースでお喋りをしたり、サッカー中継を見たり。それぞれ楽しんでいていい感じ。
店内は明るい雰囲気で一人でも馴染みやすい。
カウンター前のサーバーでビールを注ぐ
「チェコビール」について知識がない松宮。マスターに伺うと、「チェコビールは炭酸がやさしく、ビールそのものの味を楽しむことができるのが特徴」と答えてくれる。
カウンターの男性が「まずはピルスナーウルクェルでしょ!」とアドバイス。早速オーダーし、いざ、チェコビールを初体験!
「ピルスナー ウルクェル樽生」0.3L 700円
実はビールが苦手なのだが、「ピルスナー」は風味豊かで美味しい!
続いて食べ物をオーダーすることに。すると、男性二人組のお客さんが「打豆」をオススメしてくれる。
香ばしくてビールにぴったり!打豆150円
次に「コゼル ダーク」という黒ビールをオーダー。
「!!!」これは飲みやすい。甘みがあり、苦味がないのでビールが苦手な人にもオススメ!
気づいたらなくなっていた「コゼル ダーク」0.3L 650円
近所の方という男性のお客さんにオススメされた「黒パンプレート」をオーダー。マスターによると「黒パンはライ麦70%が入っており、乳酸発酵している」めずらしいパンらしい。
食べてみると、この黒パンはしっかりとした歯ごたえ。このワンプレートだけで満足感がある。パン本来の味がしてとても美味しい。
ピクルス&ポテサラも美味!「黒パンプレート」700円
ここでマスターにお話を伺う。マスターは知り合いに紹介され、チェコで仕事をしてチェコビールに出会い、以来大ファンに。だが、日本にはチェコビールを飲める店がなかったので、3年前に天王町に店をオープンしたという。
お客さんの中にはチェコビールを求めて大分から来たという方もいたそうだ!この日は新宿から来たという方も!
「めずらしいビールがなぜこんなにリーズナブルなのだろう」と思い、マスターに尋ねる。すると、「自分がお客さんで1杯2,000円もしたら、2杯は飲めないから」とマスター。
本格的なチェコビールと美味しい食べ物を気軽に楽しんでもらおうというマスターの想いが感じられた。
ふと気づくとすっかり馴染んでしまい、また終電間近!マスターにお礼を言い、ほろ酔い気分の中、駅へ。
近未来的な空間と下町的なつながりのある街
天王町はビジネスパークのような近未来的な空間もあれば、下町的な人とのつながりを感じることができる街。“近いうちにまた行きたい”と思わずにはいられない街だった。
■今回のはま旅「天王町」周辺
・「横浜ビジネスパーク」横浜市保土ヶ谷区神戸町134
・「神明社」横浜市保土ヶ谷区神戸町107
・「スパイスプラザ」横浜市保土ケ谷区天王町2-44-11
・「コーヒー問屋」横浜本店 横浜市保土ケ谷区天王町1-27-6
・「PIVO屋」横浜市保土ヶ谷区天王町1-7-1
※臨時休業あり 詳細はHPをチェック
― 終わり ―
yuki731710さん
2015年03月23日 20時45分
このあたりで生まれ育ちました 小学生の頃は神明神社の境内で町内の運動会をしたんですよ あと神明神社前の信号のあたりにあった古いアパートに(今はとても綺麗です)昔 売れる前の中村雅俊さんが住んでいたそうです
とうさんさん
2013年03月27日 18時14分
そうねぇ~ あそこら一帯は粉砕したビンの山がいくつもあったのを、相鉄に乗りながら眺めていた。
いちろうさん
2012年02月24日 22時01分
神明社の横の三恵幼稚園に通っていました。あのころは幼稚園の目の前にビール瓶を作るガラス工場があって、呑まれた後のビール瓶も持ち込まれていたようで、今思えば、いつもビールの匂いがしていたような…