川崎の「かなまら祭り」ってどんなお祭り?
ココがキニナル!
開催はまだだいぶ先ですが、川崎の「かなまら祭り」をレポートして欲しいです。外国の方も多数訪れるこのイベントは神奈川でも随一の奇祭、一見の価値アリ!と思います。(maniaさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
当日レポートももちろん予定していますが、行ってみたい方に、今からでも間に合う「かなまら祭」直前レポートをまずお届け!
ライター:吉澤 由美子
別の日にゆっくり参詣や郷土資料館の見学
金山神社に興味がわいたら、お祭とは別の日に改めてゆっくりでかけよう。
平成11年に建て替えられた社は、黒一色の八角形で、鍛冶の神様にちなみ外側は鉄板で覆われている。
内部は床の半分が土間になっていて中央に鞴と炉があり、金床が埋め込まれている。
これは鍛冶屋の作業場の再現。刀鍛冶が実際にここで鉄を鍛える「かまど開き」も行われた。
社の中央に炉や鞴がある
普段は中に入れないが、窓が大きいので賽銭箱の手前からでも炉や鞴はよく見える。
壁際には、剣・鍬・鍵を組み合わせて「水」を象った絵馬が並ぶ
見逃せないのは、社務所で手に入る金山神社のお守りや絵馬。
三猿に「させザル」が加わった絵馬は、HIV(エイズ)除けで話題になった
後ろの細いチェーンを引っ張ると元気になるストラップ型のお守り
商売繁盛や良縁招福のカラフルな飴
さらに社務所には、郷土資料室や金山神社資料室も併設されている。
郷土資料室には、川崎の伝統的な地場産業だった海苔に関する道具を展示。
昔の川崎を知るための貴重な資料
金山神社資料室には、世界中から集められた性にまつわる資料が集められていて圧巻。
奉納されたものや、世界中から集められた性に関する資料
文献も充実している
それぞれ個性的なフォルム
若宮八幡宮は年間行事も多いため、見学できない場合もある。
あらかじめ電話で見学できるかどうか問い合わせよう。
取材を終えて
かなまら祭は、言葉や習慣が違っていても、人類共通でわかりあえるお祭。生命を生み出す神秘のもとである男根や女陰に対する畏敬や、春の喜びを素直に味わえる貴重なチャンスなのだ。
ご案内いただいた権禰宜(ごんねぎ)の中村さんによると、「大らかなお祭ですが、他人に不快な思いをさせるような言動があればつまみ出されてしまう。ですから、女性の見物客も少なくないんですよ」とのこと。
今回は紹介できなかったお神輿も含め、お祭の様子は後日改めてレポートする予定なのでお楽しみに!
※金山神社の内部や資料室などは、特別な許可をいただいて撮影しています。
― 終わり―
若宮八幡宮・金山神社
〒210-0803
川﨑市川崎区大師駅前2-13-16
TEL:044-222-3206(9:00~17:00)
若宮郷土資料室・金山神社資料室
開館時間 9:00~16:00(入室は15:30まで)
休館日等は、若宮八幡宮・金山神社までお問い合わせください
みるとさん
2012年04月02日 17時25分
これトップのとこだけ見たらまだ先の話かと思ってしまいましたので、もう少し早めにアップして欲しかったです。