【震災れぽ13】震災後の動物園の様子はどうなっていますか?
ココがキニナル!
震災で被害を受けた小動物のニュースを見ましたが、横浜の動物園はどうなのでしょうか、通常どおり営業しているのでしょうか?
はまれぽ調査結果!
ほとんど被害もなく、順次営業を再開しています!!
ライター:河野 哲弥
全国の動物園の中には、今回の震災の影響を受け、当分営業を停止せざるを得ない施設もあるようです。
では、横浜市の動物園はどのような状況なのでしょうか。
そこで、現状を確認すべく、よこはま動物園ズーラシアへ飛んでみました。
19日に営業を再開した「よこはま動物園ズーラシア」は、ほとんど被害ナシ
対応いただいた広報の牧野さん
ズーラシア広報の牧野さんによれば、幸いにして震災による被害はほとんどなかったようです。
それよりも、計画停電の予定が見えないことのほうが悩みとおっしゃってました。
例えば、ケージ(日中の場所)と獣舎(寝泊りの場所)を仕切るドアは電気で動くため、計画停電の有無が不明な場合、動物を早目に獣舎内に引き上げさせなくてはならないそうです。
そのため、その日の状況に応じて、開園や閉園時間を変更せざるを得ないのが現状のようです。
地震の影響もなく、元気な姿を見せてくれた「オカピ」
「癒し」が生むパワーを、明日への希望へ結びつけよう
今回取材を行なったのは、3連休中日の3月20日。
このような状況下ですが、動物園には人が戻ってきており、動物たちも元気でした。
出会ったご家族に話を伺うと、皆さん口々に
「暗いニュースばかりで子供が閉じ籠りがちなので、今日は気分転換に連れてきた」
とおっしゃってました。たしかにそれって本当に大切なことだと思います。
当日の、「ふれあい動物園」開催中の様子
(写真は許可を得て掲載しています)
そして各施設には、そうした想いを真摯に受けとめてくださる職員さんが頑張っています。
牧野さんによれば、これから春先は出産のシーズンとのことで、続々と明るいニュースが待っているとのこと。また、園内には緑が多く、ゆったりのんびりできる空間で、是非「癒し」を体感して欲しいそうです。
こんな時だからこそ、是非明日への元気を分けてもらってはいかがでしょうか。
こういった元気はきっと周りに伝播するはずです。
― 終わり―
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