いつもピカピカ!ランドマークプラザの支柱が輝いている秘密は?!
ココがキニナル!
ランドマークプラザ内の支柱がいつもピカピカ輝いていて綺麗です。あの高い支柱はどうやって磨いているのか気になります! 調査よろしくお願いします!(5656さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ランドマークプラザ内の支柱は大理石でできており、汚れにくい!掃除は適宜、「フラワークリーン」で行っている!
ライター:松宮 史佳
学生時代、バイトで親戚が経営している宝石店の支柱を磨いていた松宮。…が、磨き方がイマイチなのか、あまりきれいに磨けず「…やはり掃除には向いていない」と挫折した。
“輝いている”という噂のランドマークタワーはどのように磨いているのか?!掃除方法がキニナル!ということで、ビルを管理している三菱地所ビルマネジメント株式会社に問い合わせると取材OK!清掃は「朝に行う」とのことで夜型の松宮は“ほぼ徹夜状態”で朝9時前にJR桜木町駅へ。
通勤する多くの人々を見て、「一般の人はこの時間には働いているんだった…」と世間と自分とのズレを再確認。
…怠惰な自分の生活をしばし反省しながら、ランドマークタワーへと向かう
輝く支柱の秘密とは?!
徒歩5分ほどでランドマークタワーに到着!まずは三菱地所ビルマネジメント株式会社の横浜営業管理部主事の林義一さんと担当部長の菊池竜二さんにお話を伺う。
1993(平成5)年に完成したランドマークタワーは「オフィスやショップなどが入った複合施設」。地上70階・296 mのタワー棟、地下4階・地上5階の低層棟(ランドマークプラザ)から成る「日本一の超高層ビル(2013年1月現在)」。
横浜の象徴的存在であるランドマークタワー
ランドマークプラザは長さ200m、高さ36mもの“巨大な吹き抜け空間”だ!
約50本の支柱が壮大な空間を織り成す
逆ピラミッド型の天井から自然光が差し込む姿はまさに圧巻!
ランドマークプラザを訪れるお客さんの心に永く記憶に留まるように、という想いのもと設計されたそうだ。そのため、“永遠に変わらないもの”の象徴として「石が多用されている」と菊池さん。
今回、取材の依頼があった支柱は「イタリア産の大理石(ローザ・ペルリーノ)」が使用されている。「素材の持つ上質感」と「見た目のやわらかい印象」から大理石が選ばれたとのこと。表面がつるつるなのは「本磨張り」という技法が使用されているから。
光り輝く支柱=大理石!
ちなみに支柱は2Fから…
5Fまで!2Fから5Fまでの高さは16.9m!
1Fは花崗石が使われている
一番下の“色が濃い部分”は「カルメンレッド」、上は「テキサスピンク」という(なんだかかわいらしい名前!)種類の花崗石。
実際に触ってみると「ざらざらした感じ」
2Fから5Fまでの支柱は「本磨張り」で“つるつる感満載”!だが、1Fの支柱は高圧ガスで石の表面をあぶる「ジェットバーナー」で凸凹に仕上げている。(一番下のカルメンレッドは本磨張り)。
ちなみに支柱のみの工事費は開示していないが、ランドマークタワーの総工費は「2700億円!(by菊池さん)」。支柱についてお話を伺ったところで、次は清掃会社に直撃!