いつもピカピカ!ランドマークプラザの支柱が輝いている秘密は?!
ココがキニナル!
ランドマークプラザ内の支柱がいつもピカピカ輝いていて綺麗です。あの高い支柱はどうやって磨いているのか気になります! 調査よろしくお願いします!(5656さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ランドマークプラザ内の支柱は大理石でできており、汚れにくい!掃除は適宜、「フラワークリーン」で行っている!
ライター:松宮 史佳
輝く支柱の秘密
ランドマークプラザは施設が巨大なため、清掃会社は6社、窓ガラス清掃は2社が担当しているそうだ。今回は支柱清掃を担当する株式会社セイビの森佳樹さん&柄澤健太さんにお話を伺う。
まずは「あの高い支柱をどうやって掃除するのか」と尋ねる。すると、支柱は大理石のため、あまり汚れが付かず、「全体を清掃することはない」と森さん。普段は「見回りをして目に付いたところを清掃している」そうだ。
菊池さんによると、天井からブランコを下して支柱全体を清掃したのは「2008(平成20)年、ランドマーク15周年記念の時」だけだとか。
柄澤さんに「普段の清掃方法は?」と伺うと、道具を出してくれる。それを見て「え!このモコモコで?!」と思わず叫ぶ松宮。
勝手に「モコモコ」または「ふわふわ」と呼んでいたが、正式名は“フラワークリーン”!
…正式名を初めて知り、驚く。
清掃は二人一組で行い、「安全上、脚立の一番上には乗らない」
支柱の清掃にかかる時間は「二人一組で1本10分から15分ほど」と早い!
てきぱきと掃除する柄澤さん
清掃中に一番気を付けているのは「やはり安全性」。
落下防止のため、腕に巻きつけるのが決まり!
最近は携帯を見ながら歩いている人がかなり多く、「注意喚起のため、お客様にお声掛けをしている」と森さん。「脚立の上には乗らない」など、自分たちはもちろん「一番はお客さんの安全性に気を使う」そうだ。
ランドマークプラザでは逆ピラミッドという建物の構造上、支柱に触ることができるのは2Fと3Fのみ。
数年前に「ゴミの投げ捨てやいたずら、及び落下物による危険防止」のため、全階で透明のパネルが設置された。
パネルは165cm前後と結構高い
そのため、「2Fと3Fでも支柱にはお客さんの手が届きにくく、あまり汚れない」とのこと。
支柱を清掃する時間帯は「場所によって異なる」。手が届く2Fと3Fは「店がオープンする前」に清掃を行う。
歩廊と支柱の距離が離れている4Fと5Fは「誰もいなくなった深夜に」
森さんに理由を尋ねると、4Fと5Fは手が届かないので「釣り竿にフラワークリーン(ふわふわ)を付けて支柱や梁を掃除」するんだとか。しかし、人通りがあると危ないので「店が閉まった後」に清掃するそう。
「深夜に釣り竿で掃除!ぜひ見たい!」と松宮。だが、「閉館後に部外者は立ち入りできない(菊池さん)」とのことで残念ながら取材NG。
それならばと「手が届く2Fと3Fの掃除を体験したい」と林さん&菊池さんにお願いする。すると「危ないので、脚立に乗らなければ」とOKをいただく!
早速、清掃用のジャンパー&ヘルメットを借りて掃除に挑戦!
「…この感触はどこかで…」ふと頭を悩ませる松宮。「!!!」
このつるつる感!なんだか“冷蔵庫”を磨いてるみたい!「…これはほこりが付きにくそう!」と体感した!
取材を終えて
間近で見るランドマークプラザの支柱は輝いており、「なにか特別な清掃方法を行っているのでは?」と思った。だが、実際はフラワークリーン(ふわふわorもこもこ)で「汚れが気になった時に清掃をしている」と知り、驚いた。何かを作る時には見た目だけではなく、後々のことを考え、「手入れのしやすさ」も素材を選ぶポイントの1つかもしれない。
しかし、手入れがしやすいといっても、支柱が美しく輝いているのは「清掃に携わる方の努力があるからこそ」だと思った!
―終わり―
雲葉 @since1992さん
2013年01月31日 12時05分
こういうトリビア記事も久しぶりのように思います。shi-taさん同様、投稿者さんに、そして奮闘した松宮さんに深く敬意を表します。閉館後の清掃風景を目にすることはできなくても、写真に撮っていただいて送ってもらうことはできませんでしたかね。残念。(作業の邪魔かな?)
shi-taさん
2013年01月31日 10時42分
この記事は、ネタ元の5656さんのキニナルの視線が鋭いのと同時に、松宮さんの取材や作文スタイルが良い味を出していると思います。松宮さんの記事は読んでいてワクワクします(ドキドキハラハラもしますが…(笑))