「広告」という宣伝活動の中でシンプルかつダイレクトに効果が生まれる、小売業種のポップ広告。神奈川区の東横フラワー緑道沿いに、手書きポップが目を引く激安の店があるというキニナル。何かありそうな予感と共に、店へと向かうことにした。
　

緑道から一転、異様な光景

東急東横線反町駅から東横フラワー緑道を東白楽方面へ歩く。きれいに舗装された穏やかな緑道はのどかで心地いい。
　

東横フラワー緑道反町駅付近
　

反町駅付近の歩道橋から望む広台太田町方面
　

つつじも毬（まり）のようで艶やか

緑道を5分程度歩くと、十字路の方角で目に忍び込んでくる異様な光景。キニナル店を見つけた。
　

今回のキニナル店「小宮商店」

十字路を東に抜けると国道1号があり住所は広台太田町だが、「小宮商店」の住所は旭町。

店先のいたるところにポップがある。遠目から見ても手書きでカラフルなポップが目を引く。近づいてポップをよく見てみた。
　

いたるところに
　

いろんな商品の
　

手書きポップ
　

自動販売機の中身も手書きのポップ

店先に立てられた看板にも、自販機の取り出し口にも、自動販売機の中と側面にも、手書きポップの洪水。
あやしく異様な光景ではあるが、その独特な手書きの風合いに親しみがわいてくる。価格の安さをアピールしようと自動販売機にまで進出しているとは、なんとも味わいがある。
　

ここは
　

めっちゃ
　

ジャワティー推し

「こっけいだ」と笑いにする感じではなく、むしろユーモアの香りがひしひしと漂う。少々の期待とあやしむ気持ちとともに店へ入り、お店の方に取材交渉。「店主が2階で作業をしているので、少し時間をおいてまたいらしてください」とご夫人から言われた。

最後までフラワー緑道を歩いて、再度店へ伺うことにする。