自然とローカルアトラクション満載の住みやすい街、はま旅Vol.110「都筑ふれあいの丘」編
ココがキニナル!
横浜市全駅全下車の「はま旅」第110回は、横浜市営地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘」の旅。新興ベッドタウンながら、自然とローカルアトラクション満載の住みやすい街だった。
ライター:細野 誠治
ゆったりした空気の若い街
筆者の記憶が確かならば、はるか30年ほど前(!)、この辺り一帯(港北ニュータウン)は緑深い土地で、戸建ての人家や田畑のほかは鬱蒼(うっそう)とした木々に覆われていた・・・はず。
お隣のセンター南やセンター北は商業地区として大いに発展しているが、ベッドタウンの“都筑ふれあいの丘”はどんな街なのか? 今回の「はま旅」で再訪することになり、街の変遷をたっぷりと味わいたいと思う。
約30年ぶり!
筆者が小学生の頃、あたりはまだ道路が整備された程度だったのだが、何ともきれいなニュータウンといった趣の街に変貌している。
新興地区ならではの広い駅前!
さぁ、どこから巡ろうか・・・。とりあえず駅前からよく見える煙突を目指してみよう。
焼却場だろうか。青白の煙突が駅前から見える
のんびりと歩いていると、小さい子ども連れのお母さんが目につく。
そしてテナントはクリニックと学習塾が多い。
勉強盛りな年齢層と、お年寄りが多いのかな・・・
煙突を目指して進むと、ヘンな形の建物が見えてきた。
ナニコレ?
答えは温水プール! 水着持ってくればよかった・・・
青白の煙突はやはり焼却場なのだろう。発生した熱を利用してプールが運営されていた。建物の中は一体・・・と写真に収めようとしたが、そこはプール。写真撮影は固く禁止されていた(残念・・・ではなく当然!)。
プールの隣にはレストランや地区センターなどもあり、休日などたっぷり時間が潰せそうな感じ。この複合施設の名称が「都筑ふれあいの丘」。駅の名前はここから取られたものだそうだ。
駅名の由来となった複合施設
施設内は写真の撮影が禁止されていたのだが、唯一、地元都筑区の星・五輪水泳メダリストの中村礼子さんの使用したウェアだけは写真に収めることができた。おぉ! テンション上がる!
表彰台に上がったときのもの。都筑区から世界へ!
ふれあいの丘だけに、ここで地元の方と第一ふれあいを敢行。
地元に住む本間悦子さん
・・・と、愛犬のムーくん7才、♂
犬を散歩していらした本間さんに話を聞いてみた。ご自身でもよく施設を利用されるそうで、犬の散歩にもぴったりだそう。 もともと転勤族で、さまざまな所に住んだそうだが、ふれあいの丘は中でも、とても住みやすいそうだ。
「閑静な場所だし、緑も多くて季節の花がとってもキレイ」。確かに緑の多さは目につく。開発している所はキッチリ造り、緑を残す所はゆったり大きく取られている印象を受ける。
街のどこからでも見える横浜市資源循環局の煙突