鶴見図書館前の「ちょっと気味が悪い」謎の像の正体は?
ココがキニナル!
鶴見図書館の前にある像が気になる。ちょっと気味が悪くも思えるんですが、いったい何なんでしょう。(だいさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
像は第3回横浜彫刻展で奨励賞を受賞した二口(ふたくち)金一さん作の「旅立ち」という作品。鶴見区が買い取り、街の魅力を考えて設置された
ライター:クドー・シュンサク
鶴見図書館の前にあるちょっと気味が悪い像。
寂しげな桃太郎に続いてこの類、続くねしかし。
まず、「ちょっと気味が悪い」とされている像を拝見しに行くことに。
「旅立ち」という名の謎の像
京浜急行線鶴見駅から徒歩で5分ほど。鶴見図書館へ歩みを進める。
んー見えてきたね
落ち着いた並木道に“ぬーっと”“すーっと”立つ、気味がなんとか、と言われる像。
少々遠目からだとあまり目立つ印象はない。並木道になじみさえ感じる。
そぞろと正面まで到着。では早速、キニナル像の正面と背面を。
イカ・・・かな
イカなんかな?
気味が悪いと言えば悪いかも。謎だと言えば謎。イカかなと思えばイカ。変わったイカ。
といった風情。色合いから、少々ひんやりとしたムードが漂い、謎な雰囲気を演出している。
ただ、キニナったのが。
足えらい細いね
「いったい何なんでしょう」という投稿フレーズが鮮やかにしっくりとくるこの2体。
この像の前で信号待ちをしていたマダムにちょっと聞いてみた。
クドー:「すいません、この像ご存知ですか?」
マダム:「ええ」
クドー:「ちなみに、気味は悪くないですか?」
マダム:「そう思ったことはないですけれども」
クドー:「いったい何だと思います?」
マダム:「何でしょうか・・・私の知人はイカみたいだって言ってましたわ」
イカですってよ
そう見えるというだけで、イカではないはず。
像に触れてみると、ステンレスのような金属製の手触りと響き。イカではなかった。
像の周りを徘徊すると隣の木にこういったものを見つけた。
この木に
作品タイトルと作者名らしきプレート
旅立ち。どこか遠くを、未来を見据えるような視線を感じたのはタイトルからのものだったのだろうか。
この旅立ちという名の像の視線の先を写してみた。向かって左の像から右の順で。
こんな
かんじ
それでちょっと、視線ふまえてシンクロしてみた。
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