野毛のショッピングセンター「ちぇるる野毛」の「ちぇるる」って何?
ココがキニナル!
野毛にあるショッピングセンター、ちぇるる野毛。てか、「ちぇるる」ってどう言う意味なんでしょう?(南区のはまりんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
チェリーの「ちぇ」とパールの「る」で「ちぇる」。なんか響きがイマイチだったので「る」をもう一個つけて「ちぇるる」なのだそう
ライター:クドー・シュンサク
野毛には夜な夜な飲みに行ったり、洋食キムラにハンバーグを食べに行ったり、取材諸々で伺ったり、散歩なんかしたり、ちょっと思い出もあったり、けっこうよく訪れる街。
野毛に行くと、ほぼほぼ目にするちょっと時代を感じるショッピングセンター「ちぇるる野毛」。そのちぇるるの意味は何か。この稚拙なようでありながら真鍮(しんちゅう)を貫くかのようなキニナル。
野毛へ。
1983(昭和58)年誕生「ちぇるる野毛」
JR桜木町駅から徒歩で3分ほど、ピンクで大きなロゴが目印の「ちぇるる野毛」に到着。
よく見るとでかい
別アングル
「ちぇるる野毛」。正式名称は「ちぇるる野毛ビル」。ビル管理会社である2階の株式会社新都市ライフさんで、「ちぇるる野毛」の諸々を伺うことに。
おじゃまします
話を伺うのは株式会社新都市ライフ横浜支店、管理課の林邦人さん。まず「ちぇるる野毛」の誕生の経緯から尋ねた。
市のかねてからの念願であった再開発ビルとして1983(昭和58)年11月に竣工した「ちぇるる野毛」。
竣工当時の「ちぇるる野毛ビル」。キーテナントは「ダイエー」
横浜市内における都市再開発法(市街地の土地の合理的かつ健全な利用をはかる都市計画法)に基づく再開発事業の第一号であり、当時停滞していた野毛の街の活性化の核になるものとして大きな期待を寄せ、作られたという。
「ちぇるる野毛ビル」が建つ前の様子
林さんに「ちぇるる野毛」の名前の由来を尋ねる
桜木町ということで、桜のチェリーの「ちぇ」と、竣工当時壁がパール色だったのでパールの「る」をくっつけて「ちぇる」。なんか響きがイマイチだなという話になり、「る」をもうひとつくっつけてみる。そして「ちぇるる」とし、「ちぇるる野毛」と名づけられたとのこと。
「ちぇるる野毛」の名づけ親は誰かも尋ねる
一般公募で名前を募集し、多くの愛称が寄せられた。しかし、ビルの管理組合が選考に入るが、あまりイメージに合う名前がない。結果、組合の設立メンバーが話し合って決めたという。
現在は35店舗の商店が「ちぇるる野毛」内で営業しており、ビル創立当初からあり最も歴史の長い店舗が、リビング雑貨の「ヤマギシF」さんと中華料理「大来」さん。一番新しくできた店舗は2012(平成24)年にできた路面店の生パスタ製麺所「フジスパ」さん。
正面裏の動物園通りにある「魚辰」さんも古株とのこと
地下1階から2階までが商業施設、3階はガレージ、4階から9階までが住居。
1階に最も歴史の長いリビング雑貨の「ヤマギシF」のオーナーさんがいるとのことで、少し館内を徘徊した後、話を聞いてみることに。
2階の店舗案内
1階と地下1階はこういったかんじ
特別に許可を得て、住居のある最上階9階におじゃました。
到着
眺め
真下
野毛のこんな高い場所に住むのはなんかいいな、引っ越すのもいいかな、と思ったが、手すりがちょっと低くてこわいのですぐ却下。
2階に戻り、館内を見て回ることに。エスカレーター付近へと何気に足を運ぶとなんだか妙なのを発見。
「なんだちみは」