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4歳以下の乳幼児は注意!神奈川県内で「ヘルパンギーナ」が警報レベル!

ココがキニナル!

初夏から秋にかけて、乳幼児を中心に流行する「ヘルパンギーナ」が警報レベルに達したけど、どんな症状? 予防法は?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

乳幼児から概ね10歳以下ぐらいまで注意が必要。高熱が出て、のどの奥に白い小さな水ぶくれが出たら症状を疑うべき。こまめな手洗いうがいで対策を

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ライター:はまれぽ編集部

高熱と水ぶくれが危険信号!



乳幼児を中心に突然の高熱などの症状が現れるウイルス感染症「ヘルパンギーナ」が神奈川県内で流行している。県は横浜市や川崎市、鎌倉市、相模原市など7市に警報を発令して注意を呼び掛けている。警報は2012(平成24)年以来、2年ぶり。
 


ヘルパンギーナ警報を発令した県

 
ヘルパンギーナは初夏から秋にかけて流行する感染症で、県内では6月上旬から感染報告がなされるようになり、その数は徐々に増加。
県が指定した小児医療機関で、213ヶ所ある「定点」につき、1定点当たりの感染者が警報レベル(=6人)を超える8人となったことから、県は7月24日(木)に「ヘルパンギーナ警報」を発令した。
 


定点当たりの患者報告数(神奈川県ホームページより、7月14~20日)

 
県健康危機管理課によると、ヘルパンギーナの患者の多くは乳幼児で、県内では14歳の報告事例はあるものの、注意しなければならないのは、おおむね10歳ぐらいまで。県内では4歳以下の患者が全体の約75%を占める。ピークは7月末から8月上旬という。
 


過去5年の報告数と発症時期(神奈川県HPより)

 
症状は突然の高熱(38~40℃)が3日ほど続くが、まれに髄膜(ずいまく)炎や急性脳炎、心筋炎などを惹起することもあるという。喉の奥(口蓋垂〈こうがいすい〉、いわゆる「のどちんこ」)周辺に白い小さな水ぶくれのようなものができるため、保護者も確認ができる。
 


代表的なヘルパンギーナの症状(
同課HPより)

 
特効薬やワクチンはなく、対症療法が中心だが、通常であれば1週間ほどで完治するそう。

せきやくしゃみによる飛沫感染、ドアノブなどの接触感染、体液や便による経口感染が主な感染経路で、同課はこまめな手洗い・うがいの徹底や、タオルの共用を避けることなどを呼び掛けている。
 


タオルの共有は避けて(フリー素材より)
 

こまめな手洗い・うがいを!(フリー素材より)

 
ヘルパンギーナのほかにも夏に流行する感染症には「手足口病」や「咽頭結膜熱(プール熱)」などがあり、同じ病気に繰り返しかかることもあるそう。
県健康危機管理課によると、症状が治まった後も1ヶ月ほどは便の中にウイルスが排出されることもあるといい、保護者に対してもトイレやおむつ交換などの後の手洗い・うがいを徹底するよう周知に努めている。



取材を終えて



本格的な暑さを迎えるこれからのシーズン、乳幼児が身近にいる保護者は特に自身や周りの体調管理に気を付けてほしい。


―終わり―
 

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