馬車道通りの歩道のタイル、濡れるとツルンツルンで滑って転ぶって本当?
ココがキニナル!
馬車道通りの歩道について調査をお願いします。歩道に敷き詰められている赤レンガ色のタイルは水にぬれるとヌルヌルしてすべりやすくなり、危険です。(羽後人さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
聞き込みでは「雨の日にすべって転んだ」人もいたが、検証では濡れるとすべりやすくはなるが危険という感まではなく、商店街の方は「え!?」との反応
ライター:クドー・シュンサク
自由と裕福の関係性について、知人と酒を酌み交わしながら話をした。
そもそも裕福の定義なんてものはない。と知人は話す。自由がどれほどの妖怪かって話でしばらく盛り上がる。
その2つに相互性があるとして話をしていると、いつでもこうやって飲めるのは自由でも裕福でもなく、ジョン・レノンはアコースティックの時がやっぱりいいよね、という話になった。
それでは馬車道の歩道がすべるのか調査です。
まずは実際にすべるかどうか
雨の日に道で、すってんころりんしたことがあるかどうか。メガネくん(スベリ知らずオーケストラ編集部・宮城)は真面目でいいやつなので熟考。それでいて、それがまた長い。
「えーとぉ・・・」
「んー・・・・・・」
調査開始
調査に選んだ日が雨ではなかったので水を持参。まずは界わいとレンガの歩道を見てまわる。そして。
結局思い出さない
今回調査対象のレンガの歩道
濡れていない状態のレンガの歩道は歩きやすく、すべりはまったくない。もちろん、雰囲気もよい。
ちなみに、雨の日にここの歩道ですべってころりんしたことがあるか、店先でキャンディを配っている女性に聞いてみた。
「・・・ないです」
そのような覚えはないようです。
さっそく、濡れるとすべるのかどうか試してみることに。
これで
やってみましょう
指でまず
これがずいぶんとぬるぬるする。当たり前といえば、当たり前でもあるが、濡れていない時と濡れてからの差がかなりある印象。
誕生日が同じ37歳と34歳のおっさんふたりで濡れたレンガの道を足ですりすりしてみる。
すりすりすりすり
なかなかすべる。とは言え。
転ぶってほどではないかんじ
筆者クドーが履いてきた靴はソールが特殊ゴムのもの。「すべらない」が1で、「すべる」が10だとすると、濡れていなければ1、濡れていれば6の判定。
履物をいくつか持ってきたメガネくんがいろいろとやってみる。
まずは履いてきたスニーカー。濡れるとぬるつきを感じ、動くとすべりそうな予感がする程度とのこと。判定は濡れていなければ1で濡れていれば6。
一般的な皮靴は濡れていなければ2で濡れていれば7
ビーチサンダルは濡れていなければ2で濡れると6
ここまで4種類で試してみたところ、すってんころりんいきそうなほどの危険性は感じない。一応、歩いて濡れたところで踏み込んでみたりもしたがなんとか大丈夫。
ここでメガネくんが「もうひとつ試したいんですぅ」と、いつもは変態手前のような目をキリリとひきしめて、いつものおネエ口調で語りかけてきた。
なるほど
カンフーシューズ
「でもチャイナドレスは持ってきてないですよぉ~」
だれがそれ履いてここ歩くの。
それでは
結果です
カンフーシューズ、濡れていなければ0.5で濡れると5という判定。どの靴よりも濡れていない、濡れている、ともにすべらないという。
それでも今日一番のすべりをみせたメガネくん。
そこまで危険かどうか。調査ではそこまでという結果だが、なんとなく、雨の日にもう一度来ることに。