鶴見川花火大会2011の様子は?
ココがキニナル!
2011年8月20日(土)に行われた、『鶴見川花火大会』はどんな感じ?
はまれぽ調査結果!
鶴見川の対岸から会場の真上に向けて打ち上げられる花火は、迫力倍増!模擬店や東北物産展なども人気が高く、夏祭りらしい楽しさが溢れていた!
ライター:吉澤 由美子
『鶴見川サマーフェスティバル』は、JR鶴見駅から15分ほど歩いた佃野公園を中心に、鶴見川周辺で毎年行われるサマーフェスティバル。
各町内会やボーイスカウトなどが多数の模擬店を出し、コンサートが行われ、フィナーレを飾るのが鶴見川花火大会だ。
鶴見川の対岸から花火が打ちあがる
地域の夏祭りながら規模が大きく、近隣からも大勢の人が集まってくる。
上空にあまり風がなかったせいか、煙に花火の色が映ってこれもきれい
今年は、「一緒に頑張ろう東日本」がテーマ。東北復興支援のため、岩手県一関観光協会、宮城県気仙沼支援プロジェクト、福島県棚倉町、福島県西会津町の物産展も行われた。
売り切れ続出の東北物産展や模擬店
会場に到着したのは夕方の5時過ぎ。本部が置かれた佃野公園あたりは人でいっぱいだけれど、森永橋の方はまだかなり余裕がある。
一日中どんより曇っていたこの日。夕方になりさらに雲行きがあやしくなってきた
圧送管橋(水管橋)近くの土手の上という見晴らしのいい場所にいらしたのは、都筑区の姉妹とご両親。
大きな花がついたカチューシャのお姉ちゃんが「のあ」ちゃん。抱っこされた妹さんが「ある」ちゃん
これからゆっくり模擬店や東北物産展を見に行く予定だとか。
そこで同じように花火見物の場所をキープして、東北の物産展や模擬店のある佃野公園へ。
東北の物産展はもうすでにかなりのものが売り切れてしまっている様子だ。
福島県西会津町のみなさんにお話をうかがってみると、新鮮野菜の即売は11時のオープンからわずか2時間ほどでほとんど売り切れてしまったそう。
福島県西会津町のみなさん
大きなボトルにたっぷり入った1500円の蜂蜜も人気で、残り数本になっていた。
気仙沼ではワカメやフカヒレスープ、一関にはソーセージと銀河高原ビール、福島県棚倉町からはブルーベリー製品や地酒が販売されていたとのことだったが、みんな売れ行きがよかったようで残りはもうわずか。
奥に進むと、鶴見区の各地区自治会やボーイスカウトが出している模擬店がたくさんある。
かき氷が100円など、全体的にお手頃価格なのがうれしい。こちらも夕方には売り切れたメニューがいっぱい。
まだ売られているお店には長蛇の列ができていた
いくつものメニューが売り切れていた豊岡地区連合会の方にお話をうかがうと、用意した中で一番人気だったのは、「じゃがバタ」で、50キロも用意したのにあっという間に売り切れてしまったとか。
鶴見区の豊岡地区連合会のみなさん
他のメニューも、ほぼすべて完売であとはホットドッグを少し残すのみ。
「毎年、このお祭は盛大に行われるため、準備はかなり大変。それでも、自分たちの住んでいる町に、充実した夏祭りがあるのは自慢ですね」と教えてくれた。
地域密着のお祭だからか、おじいちゃんおばあちゃんも含めた三世代のファミリーが目立つなど、年齢層が幅広いのもこの花火大会の特長。
久しぶりに再会した同級生といったグループも多い。
元ソフトボール部のみなさん
楽しそうにおしゃべりしていた浴衣姿の5人は、高校時代にソフトボール部の仲間だったメンバー。
会場ではトリエンナーレの告知も行われていた
佃野公園をぐるりと回ると、ステージが作られていてコンサートも行われている。
『YouTV』で生中継もしていたコンサート
鶴見中学吹奏楽部、横浜を中心に活動するフォークデュオ『N.U.』、川崎出身の姉妹ユニット『ちょっきんず』など、多彩なアーティストが次々登場し、会場を盛り上げた。