陸の孤島・本牧で「グルメマップ」が作れるか? vol.03! 冬に身体を温める、熱々スープカレーと土鍋麻婆豆腐を実食!
 ココがキニナル!
ココがキニナル!
「本牧マップ」を作って!本牧にオープンした関東初進出の札幌スープカレー専門店と土鍋麻婆豆腐が看板メニューの中華屋さんがキニナル!(ごめんねピーマンさん、たむたむたむさん、Mですさん)
はまれぽ調査結果!
関東初進出の札幌スープカレー「CHUTTA!」と土鍋麻婆豆腐が人気の中国料理「香 shan(シャン)」を紹介!
ライター:大和田 敏子
	秋もすっかり深まり、寒~い冬を間近に感じるこのごろ。本格的な冬に備えて、身体の芯から温まるおいしい料理が食べられる店を探しにやってきたのは本牧。・・・そう、グルメマップ作り第3弾です。
	
	
	札幌スープカレー CHUTTA!
	
	向かったのは、札幌スープカレー「CHUTTA!(チュッタ)」。
	 
	
	最寄りは横浜市営バス「本牧1丁目」
	 
	バスを降り、本牧通りを山手警察署の方向に歩いていくと・・・
	 
	
	「CHUTTA!」が見えた。なんと何度かお邪魔しているIGの隣だ!
	 
	
	ここ!
	 
	
	お邪魔します!
	 
	
	スタッフの三石茂樹(みついし・しげき)さんに話を伺った
	 
	「CHUTTA!」は札幌スープカレー専門店で、北海道6店舗に加え、新潟、横浜本牧の計8店舗を営業している。「CHUTTA! 本牧店」がオープンしたのは2015(平成27)年10月10日。投稿にあった通り、関東初出店だという。
	 
	
	「CHUTTA!」はスリランカ・シンハラ語で「ちょっと」「少し」の意味
	 
	「小さい店ながらも、少しずつ頑張って想いを伝えていきたい!」という意味が込められた店名だそう。
	 
	
	店に入ると左手にカウンター席
	 
	
	右手にテーブル席
	 
	
	奥にはボックス席があり、全26席
	 
	キニナル、本牧にオープンした理由を伺った。
	
	オーナーが本場札幌で「CHUTTA!」のスープカレーを食べてその味に感動した。そこで「CHUTTA!」の味をもっと広めたいという気持ちから「CHUTTA!」本部に働きかけ、フランチャイズで本牧店オープンが叶ったのだという。
	三石さんによると「CHUTTA! 本牧店」のオーナーも店長も本牧にゆかりがあり、本牧で何かをやりたいという想いがあったそう。
	 
	
	カレーのメニューは全店共通
	 
	本店と同じ味を提供できるよう、スタッフは本部で研修を受けた後のオープンだそうだ。
	
	三石さんは、もともとオーナーと一緒に別の仕事をしていて、出店が決まった後、スタッフとして勤務するようになった。
	「子どものころ、本牧はおしゃれなイメージであこがれの街だった。こんなところにお店を出せるなんていいなと思った」と三石さん。市外からあこがれの本牧まで車を走らせた思い出もあるそう。
	
	スープカレーの注文の際には・・・
	 
	
	スープの種類、辛さやトッピングを選ぶことができる
	 
	スープはレギュラー、ラトゥ(トマトベース/プラス100円)、ライト。辛さは1~10の10段階(6以上は追加料金あり)、ライスは白米か玄米を選ぶことができる。また、チーズ(130円)や角煮(350円)など好みのトッピングの追加も可能だ。
	
	
	
	いよいよ、スープカレーをいただく!
	 
	一番人気のメニュー、チュッタチキンを、スープや辛さを変えて2種類いただくことに。
	まずはレギュラーのスープで・・・
	 
	
	辛さは3(基本の辛さ)、白米で。チキンはライスにオン(1080円)
	 
	チキンはライスに乗せるか、スープカレーに入れて提供するかを選べる。
	 
	
	わ~、おいしそう!
	 
	入っているのは、キャベツ、ナス、ニンジン、ピーマン、レンコン、カボチャ、オクラ、インゲン、ジャガイモ、ゴボウチップス、ゆで卵。たっぷりの野菜が彩り良く盛り付けられていて、それだけでうれしくなってしまう。
	 
	
	まずはスープを!
	 
	辛さだけでなく深みのある味で、すごくおいしい!
	
	スープは2日間、じっくり時間をかけて作っている。使用しているスパイスは、本場スリランカで厳選したものを現地で調合しているとか。もう一つ決め手となるダシの詳細は秘密だが、しっかり味が出るよう動物系の材料も使っているそう。
	
	思ったほど辛くなくおいしいスープは、それだけでもどんどんいただけてしまう。野菜も素揚げなどで、それぞれのおいしさを引き出す下処理がされ、しっかり手間をかけた品だ!
	 
	
	チキンには、海外から仕入れたミネラル豊富な塩をかけている
	 
	
	ナイフを入れると、パリッとした感触が伝わってくる
	 
	外がパリッとしていて、肉にしっかり味わいがある。
	いろいろなスパイスを入れて煮込んでから油で揚げ、焼き目をつけている。その後食べやすいように骨を抜いているという手の込みよう。
	
	馴染みのないスープカレー、どうやって食べようかと迷ってしまうのだが「ご飯の上にスープをかけても、スープの中にご飯を入れてもどちらでもいいので、自由に食べて!」とのことなので・・・
	 
	
	スープをご飯にかけていただくことに
	 
	おいしい! ただ、スープがサラッとしているので流れやすく、ご飯にたっぷりかけるのは少し難しいかも。
	
	続いて、ラトゥ(トマトベースで鶏ひき肉入り)をいただく。
	 
	
	辛さ5(基本の辛さプラス2)、玄米、チキンはスープイン(1180円)
	 
	チキンはライスオンでもスープインでも同じ価格だが、スープがラトゥなので100円増しになる。
	 
	
	レギュラーに比べると赤みが強いスープ
	 
	トマトの酸味とコクがあって、レギュラーとは違った味わいで、とてもおいしい!
	 
	
	チキンはほろっと崩れるやわらかさ
	 
	チキンをジューシーに味わいたい人にはこちらがオススメ。
	それほど辛くないと思って食べていたのだが、後から辛みを感じてきた・・・やはり辛さ5だ。身体がポカポカしてくる感じがいい!
	 
	
	チキンとスープをご飯と一緒に食べたり・・・
	 
	
	野菜一つひとつを味わい、おいしくいただく
	 
	ジャガイモは一度蒸かしてから揚げたものを入れているそうで、外が香ばしく、中はほっくほく!
	 
	
	鶏ひき肉もたっぷり入っている
	 
	
	最後は、ご飯をスープにインしていただいた
	 
	見た目がちょっときれいでないと思う方、ごめんなさい。けれども、ご飯と一緒にスープを十分に味わうには、この食べ方が結構オススメだ!
	
	自宅では、まず作ることができないスパイシーでコクのあるスープカレー。野菜がたっぷりとれるのもうれしく、すっかり気に入ってしまった!
	
	スープカレーは北海道発祥と言われ、北海道では各店で個性のあるスープカレーを出しているそうだが、関東ではまだオーソドックスとは言えない。
	「スープカレーは食べたことがなかったので、一度食べてみたいと思って」と来店されるお客さんも多いとか。食べてみたらおいしかったと言ってくれる人が多く、リピーターも増えているという。
	
	また、お酒の種類も豊富だ。
	 
	
	ちょっと飲みたい人にもうれしいメニュー
	 
	もともと、夜はお酒も楽しんでほしいという想いもあったが、お客さんからの要望もあり、おつまみのメニューを用意したのだという。
	 
	
	おつまみのメニューは本牧店独自のメニュー
	 
	「今後はハーフサイズのカレーを用意したり、北海道から直送した旬の食材をつかった日替わりのおつまみを提供できないかと、検討中です」と三石さんは話す。
	 
	
	おつまみも、もっと豊富に!(画像提供:CHUTTA!!本牧店)
	 
	
	ライトや時計などのインテリアもおしゃれ
	 
	落ち着いた雰囲気で、インテリアにもこだわりが感じられる店内は、ゆっくりお酒を飲むのにも良さそうだ。
	 
	 
	
	 






