八景島シーパラダイスが台湾に進出するって本当?
ココがキニナル!
横浜八景島が台湾に進出するというニュースが。いつオープンするの? 詳細は?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
台湾の国家プロジェクトとして進める「桃園エアトロポリス計画」の一環として、台湾・桃園市に「次世代型水族館」を建設。2020年1月開業を目指す
ライター:はまれぽ編集部
シーパラが台湾に?
横浜八景島シーパラダイスなど、国内で4つの水族館を運営する「株式会社横浜八景島」は台湾・桃園(とうえん)市に水族館をオープンさせる。名称は「桃園水族館(仮称)」で、2017年春に着工、2020年1月の開業予定。台湾に日本の水族館事業者が進出するのは初めて。
延べ床面積は1万4817平方メートル(横浜スタジアム0.56個分)で、地上3階・地下2階建て。初年度来館者は、2015(平成27)年度の横浜八景島シーパラダイスの来館者(159万4000人)とほぼ同じ160万人を目指す。
「桃園水族館」のイメージ(提供:株式会社横浜八景島)
「桃園水族館」は台湾の国家プロジェクトの中でも旗艦計画となる「桃園エアトロポリス計画」の一環。
大規模開発が進む台湾(同)
「桃園水族館」の開業予定地は、台湾最大の保険会社「国泰人寿保険股●(※にんべんに『分』)有限公司(こくたいじんじゅほけんこふんゆうげんこうし)」が進める大規模開発エリア「高鉄桃園駅前開発地区」に位置する重要な事業だという。
水族館単独の総事業費は公表されていないが、事業全体の総投資額は200億元(約3231億178万円※2016年11月28日時点)。
2015(平成27)年12月には第一期部分のアウトレットモールが開業しており、2016年12月には第二期部分が開業する。
ホテル、シネコン、オフィスビルなどが立ち並ぶ(同)
水族館の目玉となる生き物や個体数は未定だが、横浜八景島によると「台湾や世界の生き物を展示する予定」としている。
また、展示方法についても「水槽に入った個体を展示するだけでなく、弊社が培ってきた空間演出を含めたものになると思う」とのことだった。
プロジェクションマッピングなど、さまざまな演出が行われるかも!
取材を終えて
日本が培った技術が世界に進出するという嬉しいニュース。水族館好きとしてはオープンが待ちきれない。
もし台湾に足を運ぶ機会があれば「この水族館の技術は横浜が育てたんだよ!」なんて自慢をするのもいいかもしれない。
―終わり―
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ホトリコさん
2016年11月30日 07時08分
箱根の水族館がシーパラと同じ会社の系列なのは知ってはいたのだが、足代のこともありなかなか行けなかったが、箱根山の噴火の可能性も低くなったから、思い切って温泉にも寄る予定で行ってみるか。…台湾は猫カフェも見てみたいが、お金と仕事の都合で長期休暇がとれないので、先送りだな。
たけむらさん
2016年11月29日 10時11分
シーパラの運営会社が、ここの他に6ヵ所も運営していることにまず驚いた。
Michさん
2016年11月29日 01時51分
水族館の水槽に使う,特殊なアクリルガラスは日本が世界最高品質&トップシェア。そして経営苦しい台湾新幹線にも波及効果あるといいですね。日台友好。