桜木町にロープウェイができる!? 横浜市が“夢の交通マップ”を公開
ココがキニナル!
桜木町ロープウェイの計画が持ち上がっているとか!観光客誘致もいいけど大丈夫なんでしょうか?(ポスポスさん/神奈川外さん/幸人さん/ねこまんさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜市と民間事業者が連携して進める施策のひとつ。桜木町駅前からワールドポーターズ前の約600メートルをつなぐロープウェイを検討中
ライター:はまれぽ編集部
2018(平成30)年5月24日、横浜市都市整備局より、横浜都心部の交通をガラリと変える夢の地図が公開された。
「まちを楽しむ多彩な交通」(画像:横浜市、クリックして拡大)
横浜市では、横浜都心臨海部の回遊性を高めるため、2015(平成27)年に「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」を策定。
移動自体を楽しく感じられるような、まちを楽しむ多彩な交通サービスの導入を目指し、2017(平成29)年10月より民間事業者の公募を開始した。
横浜駅周辺地区、みなとみらい21地区、関内・関外地区などのエリアで募集(画像:横浜市)
2018年2月に応募のあった11の事業から9つを選定。
その際は、「河川や港を活用した『水上交通』」「水際エリアにおける『ロープウェイ』」「都市臨海部を回遊する『電動の連結バス』」など、言葉での説明に終わっていた。
都市整備局の担当者は、「今回公開した『まちを楽しむ多彩な交通』のリーフレットは、『言葉だけでは全体像がよく分からない』という各所からの声をもとに、具体的な形を示しました」とリーフレット製作の経緯を話す。
現段階では市民へ配布する目的ではなく、横浜市が民間と協力して「これらの事業を検討しています」とのことだ。
横浜市のホームページにて公開中(画像:横浜市)
横浜に縁のある事業者も参加!
現在、すべての提案が目標年次も課題の全貌も明らかになっていない検討段階のもの。2020年開催の東京五輪を契機に、提案ごとの実現の可能性を見極めて取り組みを進めるという。
9つの民間事業者のうち、横浜に縁のある2つの事業者からお話をうかがった。
京浜急行電鉄
京浜急行電鉄株式会社の担当者は、「2019年にみなとみらいへ本社を移転することもあり、交通事業者として横浜を盛り上げる協力ができればと考えております。当社では、よりよく横浜へ来ていただけるよう、横浜羽田バスのアクセス向上と、車内から都市臨海部を楽しめるオープントップバスの提案をしております」と話してくれた。
「KEIKYU OPEN TOP BUS」(画像は過去記事より)
泉陽興業
コスモクロック21・コスモワールドの運営会社である泉陽興業株式会社東京支社の担当者は、「当社は、大阪府で1990(平成2)年に開催された『国際花と緑の博覧会』でゴンドラリフトの建設、運営、管理を行った経験を応用して、JR桜木町駅からワールドポーターズ前までの約600メートルをロープウェイで繋ぐ提案をさせていただきました。港湾都市では初めての試みですが、横浜の地ににぎわいをもたらせるように構想を進めております」と、力強いコメントをくれた。
汽車道に沿って空中散歩をする想定(画像:横浜市)
ロープウェイの構想については、汽車道沿いの水面に複数の支柱を建て、高さ30〜40メートル、10名前後のゴンドラを運行する計画という。
また、市内に本社を置く4社が出資した株式会社「YNP」も同様に、横浜駅東口から山下ふ頭までを繋ぐ空中交通構想を提案している。
横浜博覧会のゴンドラと乗り場の様子(画像は過去記事より)
現状、そこまでアクセスが悪いとは思わない。まちの景色を楽しみながら歩くことも観光の一環だとも思う。
しかし、もしこれらの夢の地図が現実となったら、横浜はさらに魅力的で前衛的なまちとなるだろう。
“空中の汽車道”は実現するか!?
横浜都市部の進化を見守りながら、今後の進捗状況を追い続けていきたい。
ー終わりー
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片倉719さん
2019年02月13日 18時02分
横浜市さん。何のためにあの周辺の電線地中化、首都高地中化させたのか思い出して欲しい。たかが600mのロープウェイ、デートでも散歩でも汽車道のほうがよっぽど情緒ある。夜景も上から見たいなら展望台がある。台無しだよ、全部。観光客が見たいのは海や夜景、歴史的資産。決してロープウェイのゴンドラではない。
KOZさん
2018年10月11日 18時10分
それより、いい加減に横浜市内環状地下鉄計画しろ!観光整備より市民優先しろ!何百億の市庁舎とか、高級タワマン、カジノ、、、、、うんざりや
hdさん
2018年06月06日 13時24分
ロープウェイ通すくらいなら地下でみなとみらい駅、桜木町駅とワールドポーターズをつないでほしい