横浜税関の穴場食堂で、大満足ボリュームのワンコインランチ!~社食・職食を巡る
ココがキニナル!
一般の人が利用できる職員・社員食堂の穴場やオススメを調査してほしい/市庁舎の一般人が使える食堂について記事にしていましたが、区役所にはあるんでしょうか?(スズノさん/彗星さん/まっくすさん)
はまれぽ調査結果!
一般の人も入れる「社員食堂・職員食堂」をシリーズで調査! 今回は横浜税関の裏手から入るワンコインランチの穴場食堂
ライター:はまれぽ編集部
年も明け、新年一週間が経過した今日この頃。どうにか長期休暇から社会復帰を果たすことができたものの、正月ボケが抜けきらない人も多いのでは。
かくいう筆者も年末年始の暴飲暴食が祟ってか、なんだか胃に優しいものが食べたい気分・・・。
そんなとき、取材がてら立ち寄った横浜税関に穴場食堂があるという情報を聞き、早速行ってみることにした。
横浜三塔の「クイーン」、横浜税関本関
横浜税関の正面入り口は身分を証明するものを提示して警備員のチェックを受けなければ入れない、格式の高い場所。こちらからは入館しない。
印象に残るのは正面入り口だけど、用がなければ入れない
一方、正面入り口からぐるりと象の鼻パーク方面に回り込んだ場所にある入り口が、横浜税関の資料展示室。こちらは誰にでも無料で解放されており、横浜税関の歴史やその仕事内容が解説されている。麻薬や拳銃、偽ブランド品の密輸を水際で食い止めている税関の仕事っぷりを楽しく知ることができるので、ふらっと立ち寄っても楽しい展示室だ。
マスコットの「カスタムくん」がお出迎え
だが、今回やってきた食堂の入り口はこちらでもない。さらに裏手へと回り、ちょうど正面入り口の反対側、駐車場の辺りへとやってくる。
「テロ警戒実施中」の電光掲示板が目印(?)
「運び屋」したら人生終わりやで!!
税関の啓発標語以外には、看板などはまるで見当たらないが、ここが食堂の入り口。誰にでも解放されている。
誰でも入れる入り口。本当です
少しドキドキしながら自動ドアをくぐると、入ってすぐの場所に食堂の入り口があった。建物の奥には警備員の方が立っていて、そちらに行くには入館申請が必要だが、食堂利用は誰でもフリーなのだそうだ。
建物に一歩入ればすぐ食堂がある
横浜税関 3(San)食堂
食堂に入ると店員の方が「いらっしゃいませ!」と元気よく挨拶してくれる。メニューには蕎麦やうどん、ラーメンもあるが、カレーがイチオシのようだ。定食はAとBがそれぞれ日替わりで提供されていて、この日は「鶏肉のマヨネーズ掛け」と「焼きカレーハンバーグ」の2種類(どちらも500円/税込み)。
どちらにすべきか・・・
お正月で弱った胃に優しいのはどちらか、という観点では甲乙つけがたいものがあるが、カレーはインドの薬膳だしハンバーグがおいしそうだったのでB定食に決めた。ハンバーグは正義なので・・・。
券売機でB定食のチケットを購入すると、入り口の店員さんが「Bセット入りまーす!」と厨房に伝えてくれる。
こちらのカウンターに券を出してしばし待つ
空いていた時間だったこともあり、B定食はすぐに出てきた。
中央にカレーがドン!とインパクトがある
折角なので、象の鼻パークに面する窓際の席に座った
B定食は「焼きカレーハンバーグ」のはずだったが、出てきたのは器にこんもりと盛られたカレー。ごはんとは別皿だ。
白いのは茹でたカリフラワー。ほくほくでおいしかった
お箸でカレーを掴もうとすると、中からハンバーグが出現!
カレーに包まれたハンバーグを発掘するのは楽しい。カレーの味はピリ辛だが、甘めで旨味たっぷりの味。カレーと一緒ならいくらでも食べられてしまう。ボリュームとしては、500円のワンコインランチにあるまじき満足感だ。
添えられた汁物と小鉢。こちらは薄味のやさしい味わい
カレーはドバっとご飯の上に掛けるものだと思っているので、別添えの焼きカレーハンバーグはちょっと新鮮だった。ハンバーグでもカレーでもご飯が食べられるのはなかなかのメリットかもしれない。
ちょっとお行儀が悪いけれど、「ハンバーグ載せご飯」にも挑戦
ワンコインランチは、ご飯が大盛でもおかずがちょっと物足りなかったり、追加料金でもう一品頼みたくなるようなものもままある。けれどこの焼きカレーハンバーグは、本当に大満足のプレートだ。
ごちそうさまでした!
「アスモキッチン」閉店から新店舗に
実は、はまれぽでは2014年に、横浜税関にあった食堂「アスモキッチン」を穴場スポットとして紹介していたが、残念ながら閉店してしまった。
その後、同じ場所で特定非営利法人「一の会」が運営する「3(San)食堂」が2015年から営業を開始し、新たな穴場スポットとなっている。
一の会は精神・知的障がいを抱えた人への就労継続支援や、働く場所の提供を行っている団体で、こちらの食堂もその一環として運営が行われているという。店員さんがとても一生懸命なのは、そうした理由もあるようだ。
同法人の作業所で作られた和菓子の販売も行われていた
周辺エリアではちょっと見られないリーズナブルさとボリューム、そして味を兼ね備えた「税関食堂」。近くに立ち寄った際には、ランチを楽しんでみては?
また来るね~
ー終わりー
横浜税関 3(San)食堂
住所/横浜市中区海岸通1-1-1 横浜税関 1F
営業時間/午前11時30分~午後2時
定休日/土・日・祝日
電話/045-212-6053
http://ichinokai.yokohama/3
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中山さん
2019年01月10日 15時42分
昔から省庁の食堂は安いですね? 東京ですが昔の防衛庁は安かったですね?1000円以下で食べられました。六本木でしたから? みなとみらい地区ができる前にも行政の安い食堂ありましたが?旧倉庫街の?
ムバークさん
2019年01月09日 12時44分
ここ、以前は良く行きました。いわゆる弱者雇用で補助が出ていて安いのですね。最近は日本大通り駅のビル内の、さくら水産のお替りし放題ワンコインの方に、行ってしまいます。
三日坊主さん
2019年01月09日 11時29分
書いてある通り、ワンコインランチは物足りないのが多いですが、此処なら私も満足出来るかも……