今年初となる冬の「アロハヨコハマ」、夏のイベントと何が違うの?
ココがキニナル!
先日行われた「アロハヨコハマ」、冬の開催としては初となるそうですが、夏のイベントとは何が違うのですか?
はまれぽ調査結果!
今回のテーマは、ハワイ語でメリークリスマスを意味する「メレカリキマカ」。100人のウクレレ演奏による「第九」など、冬でも楽しめるイベントとなっている。
ライター:河野 哲弥
横浜にハワイのクリスマスがやってきた
横浜港大さん橋国際客船ターミナルで12月17日(土)と18日(日)の両日、ハワイアンフェスティバル「Aloha YOKOHAMA 2011 WINTER」が行われている。
既に夏の風物詩としておなじみの同イベントだが、冬に開催されるのは今回がはじめてとなる。ハワイ語のメリークリスマス「Mele Kalikimaka (メレカリキマカ)」をテーマとし、2日間で7万人の来場を見込む。
会場となった「大さん橋」の様子
それにしても、なぜ、冬に開催することになったのだろう。夏のイベントとは何が違うのか。
その経緯を主催者に訪ねると共に、イベントのレポートをしていきたいと思う。
横浜とハワイの意外な関係
会場となった大さん橋は、ハワイ王国最後の国王カラカウアが、世界一周旅行の途中で寄港をしたことでも知られている。「アロハヨコハマ」は、そんな横浜とハワイの歴史的な絆を伝えることも、その目的のひとつとなっている。
なお、約30万人の来場者があった夏のイベントは、以前の記事で特集しているので、ぜひ参考にしてみてほしい。
7月開催時の様子
そんな「夏」を感じさせるイベントだが、どうしてこの時期に開催されたのだろう。
主催者であるAloha YOKOHAMA実行委員会事務局の小林知佳さんによれば、この大さん橋では、以前からクリスマス向けのハワイアンイベントが行われていたらしい。施設の指定管理者である相鉄グループが主催する「大さん橋クリスマスフェスタ」も、そんな中のひとつだ。
ところが今回、来年の2012年に大さん橋が10周年を迎えることもあり、相鉄側からコラボのお誘いがあったとのこと。
流れるようなフラは、冬でも優雅
冬は日が暮れる時間も早く、夕方には冷え込んでくるなど、客足が読みにくいところがある。
しかし、せっかくの機会だからとチャレンジし、今回のイベントが成立したそうだ。
そんな事情もあり、見どころの多くは夕方に設定されているようだ。
初日17日は、17時半から「KONISHIKI」によるウクレレ演奏が行われる。18日18時からの最終ステージ「メレ カリキマカSpecial Stage」では、20人のウクレレ奏者による「第九」の演奏も予定されている。
この最終ステージには、最大80人までの飛び入り参加が可能で、小林さん自身も知らされていない「サプライズ」が用意されているらしい。
エントランス付近では、16時から「キャンドルナイト」が灯る
右列の「MAHALO」とは、「ありがとう」の意味
今回、こうしたステージは合計で45組。エントランス入ってすぐの「フラステージ」と、一番奥にある「メインステージ」に分かれて演奏される。出演者などの詳細は、公式サイトを参照のこと。