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日ノ出町駅にある三浦半島のタイルアートが作られた経緯って?

ココがキニナル!

京急日ノ出町駅ホームにある三浦半島のタイルアートは、いつ頃どういう経緯でつくられたの?(もこもこさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

三浦半島のタイルアート。制作者、時期、経緯、全て不明。推測では京浜電鉄が三浦半島への路線延伸と飛躍を願い制作されたといわれている。

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ライター:クドー・シュンサク

日ノ出町駅が開業したのは昭和6年12月26日。京浜急行電鉄の前身である京浜電気鉄道(品川~横浜間)と湘南電気鉄道(黄金町~浦賀間)の2線を結ぶ短絡線として、建設された。

その日ノ出町駅ホームにあるという三浦半島のタイルアート。諸々、どういったものなのか、現地へ。



タイルアート実物


 


京急日ノ出町駅


京急横浜駅から日ノ出町駅に向かうと1番線ホームに到着。タイルアートは2番線ホームにある。2番線へ移動。
 


日ノ出町駅は現在バリアフリー工事中


ホームへ上がり、少し歩くとタイルアートを発見。
 


三浦半島のタイルアート実物
 

接写


太く年季の入った風情。紅色や薄桃色といった暖色系によるカラーコントラストも妙。
事前に仕入れた情報によると、タイルアートの1点が黒くなっているとのこと。
さらに寄って接写。
 


写真中央に黒い部分
 

さらに接写


一見気づきにくくもあるタイルアートのこの黒い部分こそが、ここ、日ノ出町の位置をさすという。
そしてこのタイルアート、なんと両面仕様。
 


反対側。このテのアートには珍しい両面仕様


この三浦半島のタイルアート、崇高な芸術品としての佇まいでもなく、品の無い取ってつけたような間に合わせ感もない。どちらかと言えば、身近な逸品という表現が似合う空気を醸し出していた。
年季の具合といい、カラーの妙。そしてなぜか両面。珍品とも形容しうる側面も持つ。

実物も濃く確認できたところで、この三浦半島タイルアートに関して詳しく訊ねるべく駅員室へと向かった。