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横浜のココがキニナル!

「家系ラーメン全店制覇への道」 家系ラーメンのスープをベースに、こだわりぬいたつけ汁で涼を運ぶつけ麺を提供する「極楽汁麺らすた」「魂心家」「味山河」の3店舗をご紹介

ライター:千葉 こころ (2014年05月20日)

横浜市内の「家系ラーメン」店を全店調査するというこの企画。前回はご当地ラーメンの提供もある家系ラーメン店「あじゃあら」「えびす」「ら~めん市場」の3店舗を紹介した。
 


地元横浜発祥の味! サンマーメン (写真:あじゃあら)


夏の訪れが近いことを感じ始めた今日このごろ、暑い季節に汗を流しながら食べる熱いラーメンは味わい深いものがある。しかし、前回の「家系全店制覇・其の拾五」で浮気心の芽生えたライター千葉(以下:チバコロ)。
 
その取材先で気になって仕方がなかったメニューがある。

つけ麺だ――

つけ麺とは麺とスープが分かれており、麺を汁につけて食べるざるそばのラーメン版のようなもの。
しかし、単に麺とスープが分離しただけで、通常のラーメンと同じ味なのだろうか? 素朴な疑問をマーコ氏にぶつけてみた。

すると、つけ麺には専用の味が用意されており、既存のスープにアレンジを加えた店がほとんどだという。アレンジは魚介や辛味など店舗によって異なり、家系ラーメン店ならではのつけ麺が食べられるとのこと。

家系を語る上でその味の違いも知っておいて損はない、とマーコ氏にそのまま連行されてしまった・・・。
 
そこで今回は、つけ麺の提供もある家系ラーメン店を紹介しようと思う。



ベールに包まれた魅惑の一杯

最初に訪れたのは、東急東横線日吉駅前からまっすぐ伸びる日吉中央通り商店街を、2分ほど歩いたところにある「極楽汁麺(ごくらくしるめん)らすた」。
 


オープンから18年、日吉で不動の地位を誇る人気店


現在の店長である香山浩二(かやまこうじ)さんは、かつて同店をこよなく愛する常連客のひとりだったそうだ。
 


店長歴10年目の香山さん


愛され続ける秘訣は、1996(平成8)年に同店を立ち上げた初代店主、鈴木武也(すずきたけや)氏のこだわりにあるという。ただ、鈴木氏の修行先などは明らかになっておらず、謎のベールに包まれた部分も多いのだそう。

店名の由来も諸説あるといい、「らーめん・すずき・たけや」の頭文字をつなげて「らすた」というのが、最も有力な説だそうだ。
 


味の深みを左右するガラは、厳選されたトリ、背骨、ゲンコツを使用


麺も鈴木氏ならではのこだわりを全て注いだ「染谷製麺」の特注極太麺。
 


黄色味の強い麺色と極太さが特徴的
 

お客の要望から始めた、同店ならではの細麺による替玉システムもある!


こだわりぬかれた謎多き究極の一杯が、こちら。
 


一番人気の「らすた麺(850円)」
 

通常はのりがふやけてしまわぬよう、このスタイルで着丼


ラーメンに使用されるスープに豆板醤(とうばんじゃん)やお酢などを加え、さっぱりとしながらも辛さを堪能できる味に仕上げた「つけ麺(700円)」は、ピリッとした辛さが刺激的。
 


つけ麺もお客の要望から提供を開始したそうだ


麺の量はラーメンの大盛りに相当するという。また、最後に水で締めると硬くなるため、茹で時間はラーメンよりも3分ほど長め。
 


極太麺に思わず興奮! 


今回も、もちろんやります! 家系マイスターであるマーコ氏に、ラーメンの味のみを対象とした5段階評価をボードで表してもらい、その場で発表してもらうというこの企画。
今回はいくつの★が輝くのか!?
 


初代店主のこだわりは、マーコ氏の味覚に何を訴えたのか!?
 

かつて通いつめたほど好きな味! 店長の予想は「辛口らしいので★3つにしておきます」
 

いよいよ結果が発表される・・・

過去最高得点★3.5を塗り替えることはできるのか!?
 


なんと同率1位の座! ★3.5を獲得!!


日本各地のラーメン店の売上げを軒並み上げまくり、日本で5本の指に入る敏腕ラーメンコンサルタントであるマーコ氏。
商品力はもちろん、外観力、店主力など店の総合力を上げるため店主に告げたアドバイスの一部を「マーコの本気コンサルチェック」として紹介しよう。

~マーコの本気コンサルチェック~

1. 集客に非常に大きな力を発揮する正面看板がかなり老築化しており、良い意味での古さならともかく、そうでないためそろそろリニューアルするべし。
2. そこまで大きく集客に関わらないが店員のタオルの色がそれぞれ異なるため、「雰囲気も味」の一つであるので統一するべし。

たっぷりなトッピングやねぎ飯(100円)、替え玉などのオリジナル力も魅力の同店。
 


のりの多さにテンションアップのチバコロ


お客の声を積極的に取り入れてきた柔軟なスタイルも、激戦区で勝ち抜いてきた秘策のようだ。

~マーコ&チバコロの総評~

マーコ氏:「らすたといえば麺」と異名を持つだけあり、らすた特有の極太麺が歯を存分に楽しませてくれる。
ただ、スープは醤油ダレに丸みがあるせいなのか、思った以上にガツンとしたものは弱い。つけ麺に関しては、ラーメンの完成度と比べると正直なところ相当低い戦闘力なので、ビジュアル&味どちらも改善は必須である」。

チバコロ:一杯目のライス無料、替え玉、そしてあのトッピングは学生の多い街にぴったりのサービス。麺はもっちりとした食感で歯ごたえが楽しく、バランスがいいラーメンのスープと相性はバッチリ。
それだけに、つけ麺の豆板醤の辛さに頼りすぎな部分が残念に感じてしまう。


予想外の展開? マーコ氏の本当の顔の一端が明らかに!・・・キニナル続きは次のページ
 

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