八景島シーパラダイスの花火大会の様子は?
ココがキニナル!
横浜・八景島シーパラダイスで開催中の「花火シンフォニア~がんばろう日本~」はどんな感じ?
はまれぽ調査結果!
小ぶりな花火で時間も短いけれど、なんといってもたった10分の間に2500発もの花火が上がるという密度は圧巻!
ライター:吉澤 由美子
横浜・八景島シーパラダイスで開催中の「花火シンフォニア~がんばろう日本~」は、音楽とシンクロさせた花火ショー。
幅広い湾の入り口いっぱいに花火が広がる
8月6日、10~15日、20日と開催される日が多いのが特長だ。
短い時間に多数の花火を怒涛のように打ち上げるこのショーがどんな雰囲気なのか、実際に確かめるべく八景島に行ってみた。案内してくださったのは、横浜・八景島シーパラダイス 広報祭事担当の鷲田侑香さん。
大きくてキラキラした瞳がチャーミングな鷲田さん
八景島の様子とイチオシの場所
八景島は基本的に入場無料。花火見物のイチオシポイントであるボードウォークもタダで入れる場所だ。
取材した8月10日(水)は平日だったせいか、開始2時間前くらいに「ココ」と目星をつけておいた場所に陣取ることができたけれど、週末の出足はもっと早そうだ。かといってあまり早い時間から座り込んでいたら、熱中症にもなりかねない。
ボードウォークの左半分はこんな様子。そろそろ人が集まってきている
一日中太陽に照らされたフロアは熱がこもっているので、よけいに注意が必要だ。
シーパラダイスでは、車イスで花火を見物に来た方に向けた、無料の観覧エリアを設けている。
車イスの観覧エリア。スタッフに声をかけたら誘導してもらえる
一方、ボードウォークの海に面した一段低い場所は有料ゾーン。
ここは、事前にネットなどで購入した特別チケットが必要だ。
特別チケットは同種の花火なしチケットと比べて900~1000円くらいの差額なので、ギリギリまで遊んで花火もゆったり見たいという人には検討の余地あり。
水面に映る花火や、打ちあがる場所の近さも見どころのひとつ
ただし、250席限定なので早い者勝ち。12日金曜日夜19:00の時点ですでに13日(土)14日(日)は空席ナシ。
15日(月)も残り少し、20日(土)はまだ多少余裕があるようだ。
この有料ゾーン入口と車イス観覧エリアのボードウォーク左右や、真後ろにある大きな階段が無料観覧エリアのオススメポイント。
さて、この花火ショーは、音とシンクロしているというのが最大の見どころ。
逆に、音楽が聞こえなくて少し遠くても、花火が見えればOKであれば、八景島の丘や、対岸の海の公園から花火見学するという手もある。花火が打ちあがる場所は、アクアミュージアムとマリーナの間にある湾の入口。一番遠い堤防のあるあたり。
陸から見るとアクアミュージアムの奥に花火が打ちあがる
この堤防がよく見える場所だったら、花火は問題なく見えるハズ。
家族連れ多め、賑やかだけれど穏やかな雰囲気
開始1時間半前ごろになると、湾の中ほどに火が入る前とはいえ「がんばろう日本」とうっすら読める仕掛け花火が登場!
ワクワク度が一気に高まっていく。
その時間には、いい場所にはすでにギッシリ人が座っている
平日で人出がそれほど多くなかったのもあるけれど、花火につきものの大騒ぎがまったくないのが印象的だ。
加えて家族連れが圧倒的に多く、ついでカップルが目立つといった客層も、穏やかな八景島シーパラダイスの花火独特の雰囲気を作っているようだ。
お母さんの雅代さん。息子の海斗くん。お父さんの哲也さん
「江の島で海水浴の後、八景島の遊園地と花火を」と哲也さん、「フルコースですね」と笑顔の雅代さん。
真ん中の海斗くんも終始うれしそうな仲良し楽しい家族。
ボードウォークは係員が必要最低限の声掛けでルールを伝達している様子。
誘導もキビキビしていて気持ちいい。
夏の夕暮れを楽しみながらそれぞれが開始を待っている感じもなんだかいい。
元気でとびきりかわいい「チーム☆たか」のみなさん
チュールやレース、コサージュでラブリーに浴衣をアレンジしているお洒落な3人。
浴衣姿の女性やカップルも多く、花火までの間も夏らしい風情を楽しめる。
そして、開始直前にアナウンスが入り、場内の照明が一気に暗くなる。
観客の注意がここで一気に堤防の方に向けられる。