横浜が生んだ大スター!斉藤由貴さんを徹底解剖!
ココがキニナル!
横浜が生んだ大スター!斉藤由貴さんってどんな人?
ライター:松崎 辰彦
	子どもには自分の人生を歩んでほしい
	
	―1994(平成6)年にご結婚されましたが、ご主人のどんなところがお好きですか?
	
	バカバカしい答えですけども、カッコいいところです(笑)。背が高くてやせていて、それでいて骨格がいいんです。見ていて飽きない、ということがあります。それから好きなことに関しては子どもみたいなところがある人なんです。ものすごいF1マニアなんですが、飛び跳ねるんじゃないかと思うほどレースに一喜一憂しています。子どももそれに巻き込まれて楽しそうにしていて、そういうところが私になくていいなと思っています。
	 
	
	
	相手の眼をまっすぐに見て話す
	
	―ケンカはなさいますか?
	
	もちろんしますよ!原因は子どもです。折れるのは半分半分かな。私がどうしてもゴリ押ししたいときには彼のいうこと聞かないですし、でもそれ以外は向こうを立てることが多いかもしれませんね。
	
	―お子さんを芸能界に入れようというお気持ちは?
	
	全然ないです。
	長女は私が街で声をかけられたり、人から見られたりするのを嫌います。人目につかない仕事につきたいということを言っています。次女は私の仕事が大好きらしく、将来女優になりたいと言います。
	
	子どもの将来に関して、私はこうなってほしいとかああなってほしいとか、全然考えていないです。無責任なくらい展望がない。いろいろなことをやらせてはいますけど、とにかく自分が夢中になれることがあって、なりたいものができて、それになってくれたらという、それだけですね。
	  
	
	
	さまざまな打ち明け話をしてくれる
	
	
	
	わが故郷 横浜 ─好きな場所 給食あれこれ 林文子市長─
	
	―横浜の話をしましょう。一番お好きな場所はどこですか?
	
	保土ケ谷区にある「英連邦横浜戦死者墓地」です。実家に近いということもあり、よく行きます。英連邦に属していた国家の兵士で、第2次世界大戦中に日本で亡くなられた方のお墓だと聞いています。ですからイギリス人だけではなく、インドの方などもおられます。
	広くてきれいで、日本ではないような、素晴らしい所です。
	 
	
	
	英連邦横浜戦死者墓地
	
	―横浜市は中学校になると給食がなくなりますが、母親としてどう思われますか?
	
	(怪訝な表情で)考えたことがない・・・
	
	―ほかの市から見ると、横浜の公立中学校に給食がないのは意外に感じられるんですけれど。
	
	ほかの市や県にはあるんですか?
	
	―あります。
	
	(大きな眼をさらに大きく開いて)ほンっ──と!?  全然知らなかった! ほかのところには中学校でも給食があるなんて初めて知りました。
	 
	
	
	ほかの市や県では中学校でも給食があることを知らなかった斉藤さん
	
	子どもの頃から中学になったらお弁当だったし、毎朝お弁当を3個作ります。小学生の下の子たちもお弁当が必要な学校に通っていて、毎朝5時に起きるんです。ずいぶん前からお弁当を作り続ける生活をしていますから、給食のほうがいいと考えたことはないですね。
	
	―現在、横浜にお住まいのようですが、市民の一人として、林文子市長に申し述べたいことはありますか?
	
	私、林さんがBMW Tokyoの代表取締役社長に就任し、さらにダイエーのCEOになられた当時から、注目していたんです。横浜市長になられたときは「ハァ、おもしろいな」と思いました。私が何かを言うなんて、おこがましいです。
	 
	
	
	林文子市長には以前から注目していました、と眼を輝かせる
	
	―それでも敢えて市政に注文するとすれば?
	
	そうですね、子どもの医療費の制度って市によって違うじゃないですか。生まれてから何歳まで医療費を助成しますよ、という。横浜はその期間が短いという印象があるんですけど、それがもうちょっと長ければお母さんたちが助かるのではないかと思います。
	
	―横浜のいいところはどこでしょうか?
	
	横浜が好きなのは、第一に自分が生まれ育ったところだからというシンプルな理由です。別の理由を探すとすれば、海に接していることでしょうか。もっと言えば港にです。港に接しているということは、イコールいろいろな文化やいろいろな人が入ってくるということで、横浜には本当にさまざまな色があります。
	
	
	
	 




