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湘南生まれのファーストフード、「フレッシャー」って何?

ココがキニナル!

小田急線の善行駅近くに、「湘南で生まれたファーストフード、フレッシャー」と書かれたお店があります。以前からあるようですが、かなり気になるので調査お願いします。(ZENさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

食品会社の元研究員だった方が生み出した、独特の生地で具などを包んだ、タコスのようなB級グルメです。挟むものにより食感がさまざまに変化します。

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ライター:河野 哲弥

その店の名は、ジョイライフ善行店



湘南のファーストフードというと、シラスを使ったハンバーガーなどのB級グルメはいくつか思い浮かぶが、「フレッシャー」という名前は聞いたこともない。さっそく調べてみると、「ジョイライフ善行店」という店舗で取り扱っているようだ。そこで取材を申込み、開店直後の午後5時に訪れてみた。
 


同店の外観、小田急線善行駅西口から徒歩約3分

 

確かに、「湘南で生れたファーストフード」とある


地元住民御用達のような雰囲気がビシビシと伝わってくる同店。看板を見ると、お弁当なども取り扱っているようだ。
 


数々のメニューがカウンターを埋め尽くす

 

「フレッシャー」だけでも、これだけある
 

それ以外にも、手書きのメニューが果てしなく続く




頂いちゃってみましょう、「フレッシャー」



くわしいお話を伺う前に、まずは同店の看板メニュー、「フレッシャー」を頼んでみた。種類が多いだけでなく、いくつかのタイプに分かれるようだ。そして、「コレも食べてみて、コッチもいかが」と、続けざまに「フレッシャー」攻めが始まった。
 


エスニックタイプ代表、「メキシコ フレッシャー(280円)」


チリソースやカレー味などが楽しめるのがエスニックタイプ。ソーセージの回りにシャキシャキの野菜が添えられた「メキシコ フレッシャー」は、小麦粉などを使用した皮がパリパリで、タコスのような食感だ。あっさりとしていて、ヘルシーな一品。
 


ライスタイプはご飯が巻かれる

 

「焼肉ライスフレッシャー」、メニューにはないアドリブ作品


ところがライスタイプになると、「メキシコ フレッシャー」のときはパリパリだった皮が、ご飯の湿気を吸ってパリフワになる。この変化が楽しい。
 


和風タイプ代表、「ヤキソバ フレッシャー(300円)」


一方、たこ焼きや、やきそばなどをそのままを挟む和風タイプはフワトロだ。やきそばのジューシーさが皮との境目をなくし、混然一体となる。
挟むものの種類によって食感は千差万別、まさに変幻自在。奥が深いぞ「フレッシャー」、何なんだ「フレッシャー」。