中村紀洋選手2000本安打達成記念セレモニーの様子をレポート！
ココがキニナル！
2000本安打を達成した横浜DeNAベイスターズの中村紀洋選手。偉業を讃えるセレモニ―の様子をお届け！（はまれぽ編集部のキニナル）
はまれぽ調査結果！
日米6球団を渡り歩いた末に2000本安打を達成した中村選手。大勢のファンが歓声を送る中、終始穏やかな笑顔を見せてくれた！
ライター：田中 大輔
5月25日。この日、千葉ロッテマリーンズを迎えての交流戦が行われた横浜スタジアムにはいつも以上のファンが集まった。
苦しみながらも必死にクライマックスシリーズ（CS）圏内に食らいつく横浜DeNAベイスターズのこの日の試合は、次の対埼玉西武ライオンズとのカードも含めて銘打たれた「首都圏シリーズ」のオープニングゲームだったのだ。
ファンには先着でフラッグが配られ、客席を青く染めた
でも、ファンのお目当てはそれだけではない。
この日の試合前、5月5日の中日ドラゴンズとの試合で2000本安打を達成した中村紀洋選手の2000本安打達成記念セレモニーが行われたのだ。
長かった2000本までの道
晴天の土曜日とあって、試合開始前からスタンドがどんどんと埋まっていくハマスタ。
セレモニーの前にはdianaとマリーンズのチアパフォーマー・M☆Splash!!たちのパフォーマンスで花を添えた。
今日はM☆Splash!!やスクールのキッズたちも一緒に！
お立ち台が用意されると、いよいよノリさんこと中村選手がグラウンドに登場。
プロ野球選手として22年目を迎えた背中
先日のラミレス選手のセレモニー同様にスタンドの記念プレートがお披露目され、カラービジョンを使って2000本までの軌跡が紹介された。
ラミレスの隣に取り付けられた中村選手のプレート
昨年、岩瀬（中日）から放った記憶に残るあの一発のシーンも
思えば球史に名を刻むほどの活躍を見せた中村選手も、常に順風満帆だったわけではない。
二度の戦力外通告、5回に渡る手首の手術、結果的に失敗に終わったメジャー挑戦・・・。
2011(平成23)年の5月に横浜DeNAベイスターズに入団するまでは、所属が決まらずバッティングセンターでトレーニングを積む日々を送った。
紆余曲折を経て2162試合目でようやく決めた2000本安打だった
そんな苦境に立たされながらも何度となく蘇った中村選手の打ち立てた金字塔に、ファンからは惜しみない歓声と拍手が送られた。