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「家系ラーメン全店制覇への道」6回目の今回は「六角家」から初の独立店「ONOMICHI」、「介一家・鶴見店」からの独立店「めんりゅう」「麺屋だるま」を調査!

ライター:はまれぽ編集部 (2013年10月26日)

前回、「IEK(イエケー48)総選挙」で堂々の1位を獲得した、「歴史系」の某店舗からの独立店「寿々喜家(すずきや)」、「寿々喜家」からさらに独立した「甲子家(こうしや)」、そしてvol.1、2で掲載した「歴史系」の「六角家」から独立した「金八家(きんぱちや)」の3店舗の調査を行ってきた。
 


キング・オブ・家系の名にふさわしい「寿々喜家」


6回目の今回は、前回と同様にあの名店から独立した「独立店」に絞ってピックアップ!
「六角家」からの独立店「ONOMICHI(おのみち)」をはじめ、「介一家・鶴見店」から独立した「めんりゅう」「麺屋だるま」の計3店舗の情報をお届けする。

同行者は、自称“家系マイスター”マーコ氏だ。
  


肌寒くなってきたので、家系ラーメンが美味しい季節になりました!


今回も同様に取材対象の各店舗の歴史を紐解きながら、味の評論をお届けするとともに、訪れた店の情報価値(ウンチク話やマニアック話など)を「ネタ度」とし、☆5段階評価として採点していくことにする。

また、調査対象店舗は、横浜市内に点在する家系ラーメン店150店舗から支店を除き、本店のみを対象とした、約130店舗とする。



六角家から初の姉妹店!「ONOMICHI(おのみち)」

まず最初に伺ったのは、家系ラーメンの歴史を刻んできた「六角家」から、初めて姉妹店となった「ONOMICHI(おのみち)」! JR保土ケ谷駅でマーコ氏と待ち合わせをし、そこからバスで15分ほど揺られたところに・・・
 


あった!


話を伺ったのは、同店のオーナーである小野道生(おのみちお)氏。同氏の名前を見てピンときた方は大正解! そう、店名の由来はズバリ、小野氏の名前にちなんだもの。

ちなみに家系ラーメン店の屋号の特徴のひとつ、〇〇“家”とつけなかった理由はなぜか。実は「六角家」から正式に独立した店は「六角家姉妹店」と名乗ることが許されるのだが、店名をONOMICHI“家”にしてしまうと、「六角“家”姉妹店 ONOMICHI“家”」と“家”が2個かぶってしまう。

そのためにどちらが店名なのか混乱してしまうのではということから取り除いたとのこと。店名をローマ字にしたのは「ちょっとミステリアスだから」というチャーミングな一面も。
 


「ONOMICHI」のオーナー、小野道生氏


小野氏はもともと会社員だったが、ある日「六角家」のラーメンを食べた際に、その美味さに衝撃を受けたことから家系人生がスタートすることになる。

1994(平成6)年、「六角家」の門を叩き、独立を前提に六角家オーナーの神藤氏に交渉。その結果、2年修業したら独立させてもらえるという条件で入店し、最初の8ヶ月はラーメン博物館の「六角家」ブースで修業したのだそう。その後、井土ヶ谷店の店長に大抜擢され、1年2ヶ月店長を務めたのち、1996(平成8)年に晴れて独立店の資格を得た。

開店にあたり、以前から付き合いのあった建設会社のプランナーの紹介により、現在の店舗契約に至った。
 


清潔感のある内装


店内に入ると、「六角家」独特のとんこつの香りがただよい、なんとも食欲をそそる。小野氏によると、「六角家」のベースに同店独自の味に進化させているとのこと。また、日々スープを焚いているため、いかに味のブレをなくすかが一番の味のポイントになっているそうだ。

いろいろ話を伺ったところでいよいよ実食!
 


「六角家」イズムを継承する、ラーメン(600円)
 

同店の名物のひとつ、角煮ラーメン(900円)


>家系マイスター・マーコ氏
六角家伝統の豚骨臭と麺柔めをしっかり引き継いだ、まさに六角家イズムの一杯と言えよう。しかしながら、醤油フックが弱すぎるためファーストインパクトが弱いのが残念。

>編集部・千葉
味はまさに「六角家」だが、ちょっとマイルドかも。チー油がけっこう多めなので、こってりが苦手な人は油少な目で注文したほうが吉。角煮はボリュームたっぷりなので、若い男性にはオススメ!

<今回の採点>ネ タ 度 :☆☆☆★★(星3つ)
既食メニュー:ラーメン(並/600円)、角煮ラーメン(900円)

余談だが、同店のもう一つの隠れた人気メニューは手作りの「餃子(250円)」。家系ラーメン店でギョーザを提供している店は多いが、家系で手作りのギョーザを提供しているのは珍しいので、来店した際には一度味わってみてはいかがだろう。
 


毎日手作り! 小ぶりなのに味がギュッ!と詰まった「餃子(250円)」
 

至福の一時



<お知らせ>
11月18日~11月20日までの限定トッピング「特製極太メンマ(200円)」を17:00~21:00までの時間帯のみ、「はまれぽ見た」でサービス!



介一家のあの人が関っていた!? 「めんりゅう」

続いて訪れたのは横浜市営地下鉄中田駅から徒歩6分の「めんりゅう」。噂によると「介一家・鶴見店」から独立した店舗とのことだが、はたしてその真相は如何に!?
 


黒ウーロン茶を持参したマーコ氏。ここはラーメン二郎じゃないですよ


話を伺ったのは、同店のオーナー・土井雄太氏。16歳で「介一家・鶴見店」の暖簾(のれん)をくぐり、5年間修業を積んだのちに2008(平成20)年3月に同店をオープンしたのだそう。

なるほど。では店名の由来はどうなのだろう? 土井オーナーに訊ねたところ、「実はこの店の名付け親は自分ではないんですよね」と衝撃発言が! 驚きのあまり声もでないマーコ氏をよそに、土井オーナーの話はさらに続く。

「実は『介一家・うりゅう』の店主・瓜生(うりゅう)さんが名づけ親なんです」。もしかして・・・めんりゅうの“りゅう”はうりゅうの“りゅう”ということか? 答えはYes。開店当初は「麺生(めんりゅう)」という店名で、ラーメンの「麺」と瓜生の「生」をかけあわせたものだったのだ。ちなみに土井オーナーと瓜生氏は支店は違えど、介一家の先輩・後輩の仲だったそう。
 


店内の様子


では、なぜそんな経緯になったのだろうか。もともとこの店は、丸山製麺の社長が運営する「とんこつ家 良徳(りょうとく)」という店だったが、とある事情で手放すことになった。

そこで、以前から付き合いのあった当時「介一家・港北店」の店主・瓜生氏が店を引き取り、「麺生」として営業開始。だが、瓜生氏は当時「介一家」グループから独立する時期と重なり、2足のわらじは厳しいということで、当時、鶴見店から独立して店舗を探していた土井オーナーが瓜生氏より引き継ぐことになる。その後、1ヶ月経過したころに「麺生」から「めんりゅう」に変更し、現在に至るというわけだ。
 


「介一家・うりゅう」の店主・瓜生氏。実は偉大(?)な人だったのだ



いろいろなサプライズがあったところで、いよいよ実食!はたしてそのお味は?・・・次のページ≫
 

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