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介一家の系列を制覇!~横浜の家系ラーメン全店制覇への道 其の六

ココがキニナル!

「家系ラーメン全店制覇への道」6回目の今回は「六角家」から初の独立店「ONOMICHI」、「介一家・鶴見店」からの独立店「めんりゅう」「麺屋だるま」を調査!

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ライター:はまれぽ編集部

介一家のあの人が関っていた!? 「めんりゅう」

(続き)

そんなサプライズだらけの同店。味の特徴は、介一家のしょう油ダレをベースとしたサッパリ味かつコクのあるスープ。またチャーシューは切り置きをそのまま出すのではなく、一度ボイルしてから提供してくれる。そのため、スープが冷めずに熱々のラーメンを食べることができるのだ。
 


ラーメン(650円)。ほうれん草もしっかり温めてくれる


使用している麺は、丸山製麺の特注中太ちぢれ麺。介一家といえば、丸山製麺の中太麺というイメージがあるが、同店はいろいろ試した結果、この麺に落ち着いたのだそう。小麦の香りが強く、食べごたえがあるのが特徴だ。
 


介一家名物の「ドラゴンラーメン(700円)」は、同店でも味わえる


>家系マイスター・マーコ氏
介一家らしいライト家系だが、本家よりも醤油感と鶏油によるコク・甘味が強く、飲み応えがなかなかある。だが、昨今の濃厚化ニーズを考慮すると、少々豚骨感が弱いため、もう少しボディ力が欲しい。

>編集部・千葉
介一家の系統では味がトップクラス。チャーシューをボイルしたり、ほうれん草を温めてくれるのが嬉しい。ホスピタリティは抜群なので、今後の成長に期待大。

<今回の採点>ネ タ 度 :☆☆☆★★(星3つ)
既食メニュー:ラーメン(650円)、ドラゴンラーメン(700円)
 


特製ダレに一晩漬け込んだ「特製半熟味付けたまご(100円)」は絶品だった




介一家・鶴見店の“幻のメニュー”を味わえる!? 「麺屋 だるま」



最後に訪れたのは、横浜市営地下鉄三ツ沢下町から徒歩5分のところにある「麺屋だるま」だ。中田にある「めんりゅう」のセカンドブランドである同店は、2009(平成21)年3月にオープン。
 


クラシックな外観が特徴


同店のオーナーは前述した土井氏で、店の監修は土井氏の右腕でもある、元「介一家・鶴見店」の副店長・中道氏が務めている。そして店長は元・某家系ラーメン店の店長・角田氏だ。店名の由来は土井氏の人生の教訓でもある「転んでも起き上がる」にちなんで、「だるま」と名付けられたそうだ。
 


取材当日は「めんりゅう」のヘルプに行っていた店長の角田氏


同店の特徴は、「めんりゅう」と同様、ホスピタリティの高さ。スープは「めんりゅう」と同様、スープが冷めないよう、ほうれん草を温めたり、チャーシューをローストしてくれるので、熱々のラーメンを味わうことができる。

使用しているスープの材料や作り方は「めんりゅう」と一緒とのことだが、作り手によってスープの味も変わってくるのだそう。そんな同店のスープはとんこつ感が強く出ており、「めんりゅう」のスープとはまったく別のものとなっている。
 


ローストしたチャーシューが美味しい! ラーメン(650円)


同店の人気メニューは「ラーメン」以外に丼ものが人気なのだとか。
その中でも一番人気は・・・
 


チャーシュー、ネギ、キムチ、味付けたまごがドッサリ乗った「まかない飯(300円)」!!

 

ビビンバのようにかき混ぜて食べる。これが実に美味い


「まかない飯」を考案したのはオーナーの土井氏。聞くところによると、介一家・鶴見店でまかないとして食べていたものを商品化したものなんだそう。まさに箸が止まらない状態で、ひたすらむさぼり食べ続けるマーコ氏に、中道氏が声をかけてきた。
「実は鶴見店で昔、ある時期にメニューとして提供していた丼があるんですよ。」

えっ? それならばぜひ食してみなくては! そこで注文して出てきたものは・・・
 


こってりチャーシューとネギのサッパリ感が恋をした。イタメシ(300円)


チャーシューとネギを刻んだものを炒めてほかほかご飯に投入したもので、こちらの考案者も土井氏。この2つの丼を目当てに来店する客もいるらしく、中にはラーメンを注文せずに、「まかない飯」「イタメシ」の2つだけ食べて帰る人もいるのだとか。

さて、腹も膨れたところで今回の結果発表だ。

>家系マイスター・マーコ氏
(味が)めんりゅうと同じと想定していたが、こちらのほうが豚骨感がかなり出ており、全くの別物と言及しても良いだろう。しかし、豚骨感が強くなったためしょう油感が弱いので、もう少し強くしたほうがフックが出ると分析する。

>編集部・千葉
マーコ氏と同じく、スープがまったく別の味で驚いた! 作る人によってここまで味が変わるとは・・・。とんこつが効いているので、学生さんたちには喜ばれそうですね。また、丼もいい感じ。

<今回の採点>ネ タ 度 :☆☆★★★(星2つ)
既食メニュー:らーめん(650円)、まかない飯(300円)、イタメシ(300円)

余談だが、「麺屋だるま」では介一家名物である「ドラゴンラーメン」は「からしらーめん」という名前で提供している。名前を変えた理由は、和を基調とした店の雰囲気に合わせたのだそう。
 


「ドラゴンラーメン」は「からしらーめん」という名前で提供中




取材を終えて



今回は、「六角家」からの独立店「ONOMICHI(おのみち)」をはじめ、「介一家・鶴見店」から独立した「めんりゅう」「だるま屋」の3店舗の情報をお届けしてきた。

次週はさらに独立系の店舗を調査し、皆さまにお届けする予定。
はたしてどんな店舗が登場するのか!? こうご期待!!
 


2013年10月26日時点の家系図
<クリックして拡大>



―次回に続く―


次回の更新日は11月2日(土)を予定しています。お楽しみに!


ONOMICHI(おのみち)
住所/横浜市保土ケ谷区狩場町169-1 東横フェスタ
電話番号/045-741-0299
営業時間/11:00~21:00
定休日/無休

めんりゅう
住所/横浜市泉区中田西2-7
-4
電話番号/045-805-1081
営業時間/11:00~23:30
定休日/無休

麺屋だるま
住所/横浜市神奈川区三ツ沢下町9-29
電話番号/045-781-9615
営業時間/11:00~24:00(火~土)、11:00~22:00(日・祝)
定休日/月曜日

<取材協力>
神奈川のラーメンを盛り上げよう!会
http://kanagawa-ramen.net/

マーコの辛口ラーメンチェック
http://ma-ko64.com/
 

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  • 11/9で中山にある中山道場が1年間改装の為休みになるそうです。三國家系だと思いますが、無くなる前にぜひ!

  • ONOMICHIは良く行きます。パチンコ屋が併設されている事もあり、駐車場が十分確保されているので、車での入店のし易さも魅力の一つです。店外にテーブル席がひとつあるので、これからの時季はあえてちょっと寒い屋外で、熱々のラーメンを頂くのも乙なものかも知れませんね(一度だけ店内が満席だった影響もあって、やった事があります)。

  • 今更ですが・・・「IEK」で「家系」と読ませるな、「EAK」の方がいいような気が(笑)それはさておき、六角家系だと鎌倉家が好きなオイラですが、ONOMICHIも以前食べたことがあって、角煮ラーメンのうまさったらなかったです。

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