吉田町に人の心を読むマジシャンがいる酒場があるってホント??
ココがキニナル!
吉田町のマジックバーが気になります。どんなかんじでマジックとかがくりひろげられているのでしょう?(Ichiさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
エンターテインメントショーとしてのマジックが体感できるマジックバー「HEARTS」。相手の心を読む「マインドリード」もかなりの刺激体験
ライター:クドー・シュンサク
なんだか妖しい空気が漂う気がしてならない。吉田町のマジックバーですよ、だって。
マジックというか、手品を間近で見たことはあまりないが、見てみたいという興味はわいてくる。
ここで一句。「マジックで 消してほしいな ギシヤンマ」。
吉田町へ。
ショー形式のマジック「HEARTS」
到着
なるほど
お店のある2階へと上がる。
おおぉ
おじゃまします
店内はいたってバーといった風情。カウンターにマットが敷かれていて、ここでマジックやるのだなというのはわかった。店の奥からオーナーの男性が現れ「どうも、ようこそ。それではマジックをご覧いただいてから、取材という流れでお願いします」とのこと。
同行の編集部・山岸ギシヤンマ香織が「写真撮ってもいいですか!」と叫ぶと男性は「一度見てもらってからで」と。ギシヤンマは続けて「マジックをやっている風景を、見ている状況など、撮らせていただきますが!」と叫ぶが「一度、ご覧になってから、その後のショーを撮影ください」と。
店員の方の主旨説明があり
マジックショースタート
これが驚きの連続であった。ハンカチが燃えてバラになったり、シェーカーの中のレモンがライムになって驚いていたら最後はワイングラスに変わっていたり。トランプの数字がどこまでも的中したり、ボルトとナットを手が触れてない状態で外したり、実際に握らされた2枚のコインが手から一枚消えてどこかにテレポーテーションしたり、マインドリードという相手の心を読む一幕はさらに衝撃であった。
なんというか、開いた口が、あーっとなったまま。
マジック終了
余韻びんびんの中、マジックショーを披露してくれたオーナーの中村公彦(きみひこ)さんに話を伺った。
マジック歴は25年の中村さん
12年前、吉田町に「HEARTS」を開店。目の前でマジックが見られる臨場感と音楽に合わせて施すショー形式のマジックにこだわり、ちょっとひと時といった風潮が多い酒場のマジックではなく、欧米スタイルのしっかりやるスタイルでお客さんを魅了してきた。
「テレビだと出せない臨場感がマジックバーにはあります」
マジックはマジックであり、テレビやショー形式ではないマジックにはクイズ感が出る。それがどうも苦手だと中村さん。中村さんもそうだが、手が命のマジシャンは、一切料理をしないという。
吉田町に店を出した理由は「東京だと家賃が高い分、お客さんからいただく分まで高くしなくてはならない。それだと楽しみたい人が全員楽しめない可能性がありますよね。あと、地元が横浜なんで(笑)」とのこと。
ちなみにフリードリンクメニューはこちら
「HEARTS」はフリードリンク付き、2時間制で4000円。45分あるショータイムの時間は定時で決まっているわけではなく、1組のお客さんに対して必ず1回、目の前でマジックをする。待ち時間が気になる人は事前に電話でお店に状況を問い合わせしてから来てほしい、とのこと。
ここでひとつ
ショーでもやっていたマインドリードというやつをやってくれるという。ちなみに中村さん、「マインドリーダー」という言葉を商標登録しているという。
7枚のカード。それぞれ人間の関心ごとだといわれる「LOVE」「MONEY」「WORK」「HEALTH」「SEX」「HUMAN」「FAMILY」と書かれてあり、その中の1枚をギシヤンマが引く。それが何か当てるというもの。
ギシヤンマ「FAMILY」を引く