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『太陽経済かながわ会議』、第2部の様子は?

ココがキニナル!

6月26日に行われた『太陽経済かながわ会議』第2部の様子はどんなでしたか?

はまれぽ調査結果!

サプライズの第1部と比べると控え目でしたが、最後は黒岩知事がパワフルに締めくくり、「マイパネル」という新しい概念も飛び出す興味深い内容でした。

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ライター:吉澤 由美子

6月26日、横浜そごう9Fにある新都市ホールで行われた、『太陽経済かながわ会議』。

最後に農水相の発言で盛り上がった第1部
一転して、第2部は、ソーラーを代表とする自然エネルギーについて学ぶ傾向が強くなった印象。



県民フォーラム「太陽光の輝く未来都市」



今日は、311以降の危機を乗り越えるターニングポイント。

日本に神奈川からエネルギー革命を起こす、という黒岩知事の挨拶で始まった第2部。
より具体的な内容ということで、報告や講演のプログラムが続く。

黒岩知事の挨拶が終わり、まず登場したのが林文子横浜市市長。
林市長は、横浜市が以前から自然エネルギーへの取り組みをはじめていたことを強調。
 


林市長が登場すると毎回「文ちゃん!」と声がかかる



横浜市は平成15年から太陽光補助を実施し5000軒の実績があり、自治体としては日本一。
震災後のこの3ケ月間で1000軒もソーラーパネルが増えている。

小学校、区役所、浄水場などにもソーラーパネルを設置しており、脱温暖化、エネルギー自給自足を目指しているとのこと。
「かながわソーラープロジェクト研究会」経過報告では、東京大学総長室アドバイザーでかながわソーラープロジェクト研究会会長の村沢義久氏が経過報告。自然エネルギー世界一のドイツを例に、ソーラー構想、ソーラーバンクなどについて説明した。
 


将来的にはバッテリーも視野に入れると話す村沢義久氏


次に登場したのは、日産自動車(株)最高執行責任者の志賀俊之氏。1947年からはじまった日産の電気自動車への取り組みなどを解説したが、太陽光に重きを置いたこの会議ではやや浮いている。日産は神奈川県や横浜市と縁の深い企業だからかもしれないが、少し違和感がある。
 


化石燃料を使うことにはもう未来がないと語る志賀俊之氏


講演の最後は、財団法人地球環境戦略研究機関理事長でかながわ地球環境保全推進会議会長の浜中裕徳氏。自然エネルギーの基本について丁寧に解説し、今後どうするのか、どうなるのか、持続可能の社会に向けた提言を行った。
 


地球温暖化がもたらす海面上昇を「逃げ場のないリスク」と語る浜中裕徳氏




パネルディスカッション 太陽光で築く新たな社会
 


パネルディスカッションはなごやかな雰囲気



コーディネーターは千葉商科大学の島田晴雄学長。第1部で起こった孫社長と鹿野大臣のやりとりを「横浜に火山はないはずですが、火山のように爆発した第一部でした」とコメントして、会場の興味を一気に惹きつける。
 


今日は論客ぞろいとパネラーを紹介する島田晴雄学長


まず指名されたのは、元キャスターでNPO法人ガイア・イニシアティブの野中ともよ代表。「電気は自分で使うものを自分で作れる。それが水道との違い」と身近なたとえを導入に、スマートメーターが意識を変えていくことや電気との付き合い方でパラダイムが変わることなどを話した。
 


目力顕在。「口八丁手八丁のすごい方」と紹介された野中ともよ氏