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平日の昼間から飲める感じのいいお店を教えて! 阪東橋編

ココがキニナル!

平日休みの為 飲みに行くのは大体昼間です平日の午前中から昼飲み出来るお店を教えて下さい(かぴたさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

阪東橋界わいの食堂にて、手作り料理で昼から一杯。古き良き名店「伊勢屋」と「三河屋食堂」の2店を紹介。

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ライター:クドー・シュンサク

お久しぶりの昼飲み。午前中から飲める、古き良き食堂を阪東橋界わいからご紹介。
素朴であたたまる手作り料理をいただきながら、一杯やりたいと思います。
まずは阪東橋界わい、白妙町の医大通りにあるお店から。



創業100年越、「伊勢屋」



創業から、100年以上が経つお店。昼間から、午前中から飲める食堂「伊勢屋」さんは横浜市営地下鉄ブルーラインの阪東橋駅から歩いて5分。
 


到着
 

おじゃまします

 
ご夫婦で経営されている「伊勢屋」さん。ご近所のみなさんの憩いの場として、気軽に一杯いただける安心できる店として、午前11時から営業している。
 


「伊勢屋」の高木さんご夫妻

 
創業した100年以上前は、浦舟町と三吉橋と長者町の中間地点にお店があった。それから30年して現在の白妙町に移転。70年間、この場所でご近所から遠方問わず、伊勢屋の味を求める方々の気持ちに応えてきた。
 


創業当時の写真や思い出の品を見せていただく
 

1923(昭和3)年の伊勢佐木警察署管内料理飲食店業組合創立委員記念写真。この中に伊勢屋の創業者も

 
奥様の和恵さん「こんな古いものがあるので、創業100年以上は嘘じゃないでしょ?(笑)」と語る。和恵さんの明るい人当たりも、居心地の良さを朗らかに深めてくれる。
それにしても、お品書き。
 


こういうお品書き、いいですよね

 
食堂のこういうお品書き、穏やかにわくわくするもんです。
そろそろ注文をしたいところで、まずは生ビール(480円)と小料理を3品。アルコール類を頼むと、1杯目にはおつまみがついてくるのも嬉しい。この日、ビールには柿の種がついてきた。
 


かき揚げ天ぷら・ポテトサラダ・揚げなす(全品200円)

 
すべて200円、うれしい価格のおつまみ。サクサクに揚がった野菜のかき揚げは2つで200円。塩でいただき、野菜の甘みとサクサクの衣との相まみれる味わいは、素朴ながら、深く美味。ビールでゴクリと流す。ゆで卵とニンジンとキュウリが入ったポテトサラダ。マヨネーズはかるいあっさり仕上げ。雑味のない、やさしい味。派手じゃないけど、こういうのがたまらなく美味しい。グビグビと、ビールがすすむ。
 


これで600円
 

日本酒(480円)も注文。こちらにはワカメの和え物が
 

日本酒いただくのは続いて揚げナス。ほっくり素揚げしたナスにたっぷりのおろしショウガ。醤油をたらして一口。油を吸ったナスのコクにピリっとショウガ。常温の日本酒でクッと流す。いやあ、美味いっす。昼から、美味いっす。
ここまで料理3品お通しと柿ピーと生ビールに日本酒で1500円ほど。いいです。
ここで伊勢屋の名物料理2品、いただくことに。
 


銀ダラのオイル焼き定食(780円 単品480円)
 

では

 
こだわりの目利きで仕入れた銀ダラに小麦粉をつけ、多めの油で揚げ焼きのように調理。それに特製の甘辛醤油ダレがたっぷりとかかる。ほくほくとやわらかくコクのある銀ダラに甘辛ダレがよくからみ、旨みが口の中いっぱいに広がる。笑顔がこぼれる。スッと、日本酒で追いかける。
 


たまらんです
 

最後にサバの味噌煮(400円)とシメの瓶ビール(500円)


産地によって味の変わるサバに合わせ味つけを何度も試行錯誤し、現在の味に着地したというサバの味噌煮。このサバの味噌煮を求め遠くは鎌倉からくる方もいらっしゃるとのこと。
こってり、こってり、サバの旨みと甘くコク深い味噌のこってり。じゅわーっと、こってり味がしみわたる。なっとくの、名物銀ダラオイル焼きとサバの味噌煮。
ビールでググっといただきました。
 


定食類はすべて300円引きで単品にしておつまみにできますとのこと
 

おつまみに、定食のもう一品にうれしい200円メニュー


安くて気の利いた小料理から、絶品魚料理まで、ごちそうさまでした。
いい飲みできる、食堂です。