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横浜のココがキニナル!

市営地下鉄の延伸計画が具体化してきたようです。どのような計画で延伸されるのか、延伸によって何が変わるのか(タイサンさん、なべっちさん、浜っ子五代目さん、miyukidさん、おまさん)

はまれぽ調査結果

まだ決定ではないが、事業化へ向け調査が始まった。事業化の判断時期は未定だが、川崎市との連携を取りながら計画は進行中!

ライター:田中 大輔 (2014年10月23日)

あざみ野駅から新百合ヶ丘駅まで延伸なるか。
2014(平成26)年8月ごろから各メディアでも取り上げられている通り、あざみ野-新百合ヶ丘間をつなぐ「高速鉄道3号線の延伸」計画に大きな動きがあった。

2014年7月22日に横浜市都市整備局から発表があり、8月から翌2015年3月まで基礎調査に着手するというのがその内容。
具体的に動き出したこの大計画。調査の進捗と今後の動静を探るべく、9月18日に都市整備局を訪ねた。


すでに開始された基礎調査

対応してくれたのは、都市整備局都市交通課の國本課長と村田係長のおふたりだ。
 


市庁舎で取材に応じてもらった國本課長(右)と村田係長

 
そもそもの計画の概要をおさらいすると、青葉区のあざみ野駅から川崎市麻生区の新百合ヶ丘駅までを結ぶ路線を作ろうというもの。

現在はバス路線でつながれた両駅だが、新路線が作られれば時間にして20分ほど短縮でき、新百合ヶ丘方面から横浜市街や新幹線駅である新横浜駅へのアクセスが向上するなどのメリットが見込まれている。

また、他社線に障害が発生した場合、例えば田園都市線がストップしてしまった場合の都心と横浜の行き来や、横浜線ストップ時の小田急線方面との行き来などの選択肢が増えることにもなる。
 


整備前と整備後の計画。延伸が実現すれば鉄道網は格子状になる
(画像提供:横浜市都市整備局※クリックして拡大)

 
この計画を実行できるかどうかを見極めるための調査が始まったわけだが、その内容は「概ねのルート検討」と「地質調査・空中写真測量」といったところ。
すでに「9月の第1週と2週でボーリング調査は実施した」とのことで、剣山公園とあざみ野三丁目東公園の横浜市内2ヶ所で地質調査が行われたそうだ。

空中写真による測量はまだ行われていないそうだが、今後、川崎市域も含めた撮影がされる予定となっている。
 


おふたりは熱心に計画について話を聞かせてくれた


今回の調査の目的のひとつとして、「概算事業費の正確性を高める」ことがあると國本課長は話す。
前述の7月の発表資料によると、概算事業費は1300億円から1500億円。この数字は、過去の地下鉄建設での経験を踏まえて算出されたものだ。

概ねのルートに当たりをつけられれば距離が、地質を知ることができれば採用すべき工法が見えてくるので、それによってこの事業費が現実的にどうなのかが検討できるというわけだ。
来年度以降も継続して調査は続くそうで、その中でより正確な事業費の割り出しやルートの検討が進められていくことになる。



しかし、事業化決定はまだ先

基礎調査が始まったことで延伸に向けて大きな一歩を踏み出しことにはなるが、これがイコール事業化決定ということではない。
現時点では事業化は決まっておらず、そこに向かうために調査を開始したという段階だ。
 


市営地下鉄あざみ野駅。ここから新百合ヶ丘に行けるようになるのはいつ?

 
基本的に市は事業化をするという前提で計画を進めているが、その決定時期については「今の時点でいつまでにというのは未定です」と國本課長。
したがって、地元の人にとっては大注目の新駅が作られる候補地も、取材時点では一切挙げられていない。

2020年の東京オリンピックに合わせて、という向きもあるかもしれないが、この時期までにというのは現実的ではないという。
「事業化決定から着工までに、都市計画決定の手続きや環境アセスメントの調査などがあり数年かかります。さらに工事期間もありますから」と村田係長が話すように、今すぐ事業化を決めてもオリンピックには間に合いそうにない。
 


五輪だけでなく「なにかのイベントに合わせてというのは考えていない」そうだ

 
また、事業化が決まったとしても、同じように市内で行われている相鉄線とJR線・東急線との直通事業の進捗を見定めながら進められるだろうという。
「ふたつ同時にやるのは財政的にも難しい」そうで、そちらの様子を見ながらの進行ということになりそうだ。

というわけで、基礎調査こそ始まったが、実際に我々がこの路線を利用できるようになるのはまだまだ先のことになるようだ。


横浜市の費用負担はいくら?川崎市はどう思っているの?・・・キニナル続きは次ページ≫
 

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