横浜市内のアットホームで美味しい洋食屋さんはどこ? 横浜市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢」編
ココがキニナル!
横浜は洋食屋さんのイメージがあります。チェーン店ではなく、家族経営のアットホームな美味しい洋食屋さんを教えてください。(河童丸さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
市営地下鉄ブルーラインの三ツ沢上町界わいにて、某有名ホテル出身のシェフが作る絶品洋食。創業40年を超える「ルート・ワン」と「ポテト」にて舌鼓。
ライター:クドー・シュンサク
はじめにお話ししておくと、今回の洋食特集は、エリアと店選びになかなか時間がかかってしまった。エリアも店も、なかなか絞り切れずどうしたもんかなと、メガネくん(編集部・宮城)といろいろ考えたりするところでもあったが、どうにもこうにも、メガネはあんまり頼りにならない。モー娘。の話ばかりだ。はまれぽじゃなくてハロプロに行けば良かったのにって、今度言ってあげよう。皆さんも、街でメガネを見つけたら言ってあげてください。
そんなこんなで、難航した店選びでしたが、結果は今まで着目していなかった三ツ沢上町界わいで、ナイスでアットホームなお店2件と出会えました。某有名ホテル出身のシェフが作る、絶品洋食が味わえます。
それでは、10回目を迎えた洋食特集です。チキブン。
手作り、作り置きなしの上品な味「ルート・ワン」
1軒目は横浜市営地下鉄ブルーライン・三ツ沢上町の1番出口から歩いて3歩。地上に上がってすぐにある「ルート・ワン」。
それでは
おじゃまします
創業45年、三ツ沢でずっと変わらない味を作り続けている「ルート・ワン」。シェフの羽田さんは、横浜の某有名ホテル出身で、寡黙な職人気質な方だという(写真はNG)。
メニューもほぼ、創業当時から変わらないメニュー。シェフは変わらぬメニューで、味だけで勝負するスタンスを45年間、続けているという。仕入れから仕込み、調理もすべてひとりでまかなう。
シェフ
おすすめのランチメニューを3品、いただくことに。厨房の奥からかすかに奥さまとの会話が聞こえる。「○○と・・・○○・・・あとは・・・」。
できあがりを待つ
静かな店内に、厨房からの調理音が聞こえる。だんだん、いい香りがしてくる。
まずは、常連さんにも絶大な人気を誇るというコロッケから。
カニクリームコロッケセット(990円)
ランチセットは、ライスとサラダにコンソメスープか味噌汁(おかわり自由)と、食後のドリンクもつく。
いただきます
カリカリっと香ばしく揚がった衣。中からは超がつくほど濃厚なベシャメルソース。ズワイガニを丁寧にほぐして、注文が入ってから成形して揚げるのはこだわり。デミグラスソースをつけ、いただく。香ばしさとコク、ズワイガニの旨みにデミグラスソースの芳醇なまろやかさが一気に口の中で広がる。笑みがこぼれる、美味しさ。上品な味だが、庶民的な親しみやすさがある。コクが深い。香ばしい。美味い。
ここでルート・ワンの看板メニュー、ビーフシチューセット(1300円)
本格ビーフシチューがセットでこの価格で味わえるのは素晴らしい。香りだけで、クラクラしてきてます。
では
では
甘み、苦み、コク、スッと通り過ぎる酸味。濃厚で、肉のうまみがギュッとつまったシチュー。ビーフはしっかりとした歯ごたえながら、ほろりとほどける2度うれしい食べごたえ。ぎゅーっと口の中でうまみが押し寄せる。美味い。美味い。美味いぞこんにゃろお。
ライスにも、ベリーマッチ。
最後はナポリタンセット(990円、セット内容はライス以外同じ)
もりもりいきましょう
もりもりいける、王道のシンプルなナポリタン。ボリュームも満点。そしてナポリタンにしては生パスタのようなモチっとした素晴らしい食感。ハム、タマネギ、ピーマンの王道トリオにシメジがさりげなく入っていて、いいアクセント。センスいいです。
コーヒーも豆から落としています
絶品の連続でした。三ツ沢で知る人ぞ知る、創業45年の変わらぬ味。絶品でした。