昨日、はまれぽでも取り上げた、7月22日から24日までの3日間、大さん橋を中心に開催された、日本最大級のハワイアンイベント「アロハヨコハマ2011」。

横浜水上署によれば、23日夜、同イベントで飲食をした男女13名が嘔吐や腹痛などを訴え、近くの病院に搬送されたとのこと。横浜市保健所では集団食中毒の可能性があるとして原因を調べている。

食中毒といえば某焼き肉店での事件がまだ記憶に新しい。
イベントは24日も続行したようだが、問題はなかったのだろうか。

取り急ぎ現地の様子から調べてみた。
　

翌24日も大勢の観客が集まった、大さん橋の会場の様子

問題の店舗はどこだったのだろうか

多くのショップや飲食店のブースが並ぶ場内

インターネットで情報を確認してみると、共通しているのは「おにぎり」を食べた人に症状が出ていること。
また、問題のあった店舗は当日の夜から出店を取りやめていることなどが分かった。

そこで、飲食店の出店リストを元に当日確認できない店舗を探してみると、唯一「Cafe Hula Hawaii（フラハワイ）」という店の姿が見当たらなかった。念のため周りの店舗にも聞いてみたが、どうやらこの店舗が事件の中心人物として断定してよさそうである。

そんなさなかの13時半ごろ、ちょうど主催者側から各店舗に通達が配られていた。
「アロハデザート」にご協力いただき、その内容を見せてもらった。
　

衛生管理を徹底してほしいという内容

通達の要旨は以下のとおり。

• 食中毒発生の恐れがあり、疑わしい店舗は出店を中止している
• 他の飲食ブースには衛生管理の徹底をお願いしているので、安心して召し上がることができる
• 現在保健所にて調査を進めているが、事務局協議のもと本日も予定どおり実施する
• ご迷惑をおかけして申し訳ない

というものだ。

この通達がその日の最初の報告だったのだろうか。
今度は、朝から会場にいたという「Peace Cafe」の沢口さんにお話を伺ってみた。